迷惑系キャンパーの5つの分類
花水由宇(hanami yu)が、読書と同じくらい好きなことはキャンプ。
ただ、キャンプブームの盛り上がりとともに「これはひどい」と思える迷惑行為を見かけるようになりました。
今回は、いわゆる迷惑系キャンパーを迷惑行為別にパリピ系キャンパー・モラハラ系キャンパー・マナー違反系キャンパー・撮影系キャンパー・マウント系キャンパーの5つに分けてみました。
読書ブログらしく、迷惑系キャンパーにならないための心がけが書かれた本も紹介させていただきますね。
- 迷惑系キャンパーの5つの分類
迷惑系キャンパーとは?
迷惑系キャンパーの一般的な意味は、「迷惑行為によって周りの人を不愉快にさせ、自然に悪い影響を与えるキャンパー」です。
ひと言で迷惑系キャンパーといっても、迷惑行為によって違いがあるため、今回は「パリピ系キャンパー」「モラハラ系キャンパー」「マナー違反系キャンパー」「撮影系キャンパー」「モラハラ系キャンパー」の5つに分けてみました。
パリピ系キャンパー
迷惑度 ★★★★★
マナー違反 ★★★★☆
不愉快度 ★★★★★
犯罪性 ★★☆☆☆
遭遇機会 ★★★★☆
特徴)
・人数〜3人以上のグループキャンプ
・スタイル〜酒飲み系キャンパー、パラピ系キャンパー
・出没場所〜無料キャンプ場、リーズナブルなキャンプ場
モラハラ系キャンパー
迷惑度 ★★★★☆
マナー違反 ★☆☆☆☆
不愉快度 ★★★★☆
犯罪性 ★★★☆☆
遭遇機会 ★☆☆☆☆
特徴)
人数〜ソロキャンプ
スタイル〜ソロキャンパー、ギア系キャンパー(魅せキャンパー)
出没場所〜ソロ向けキャンプ場、穴場スポット
モラハラ系キャンパーの特徴
モラハラ系キャンパーは、社会でハラスメントとされている行為を他のキャンパーにしてしまう迷惑系キャンパーです。
ソロキャンプの方に多く、キャンプのルールは守られるベテランキャンパーが多いとされています。
隣近所のキャンパーに、「テントの建て方がダメ」「焚き火の火起こしはこうしなさい」と自分のやり方を一方的に押し付ける説教系キャンパー。
最近増えた女性のキャンパーをしつこく誘う、セクハラ系キャンパーが特に迷惑がられています。
説教系キャンパー
説教系キャンパーは、初対面の人にキャンプのノウハウを話したくなる「教えたがり」の人です。
知り合いの人でしたら「少々面倒な人」で済まされるところですが、初対面の人にとっては迷惑そのものです。
中には、一方的にダメ出しをして怒るような話し方をするパワハラ気質の人も少なくないようです。
セクハラ系キャンパー
セクハラについては、同性異性を問わないとされていますが、キャンプでは最近増えた女性のキャンパーをしつこく誘ったり、性的な話しをする男性がセクハラ系キャンパーと呼ばれています。
マナー違反系キャンパー
迷惑度 ★★★☆☆
マナー違反 ★★★★★
不愉快度 ★★★☆☆
犯罪性 ★★★★☆
遭遇機会 ★★★★★
特徴)
人数〜2人以上のグループキャンプやファミリー
スタイル〜初心者キャンパー、旅族、ファミリー系キャンパー
出没場所〜無料キャンプ場、リーズナブルなキャンプ場、ファミリー向けキャンプ場、穴場スポット、道の駅、大きな公園
マナー違反系キャンパーの特徴
マナー違反系キャンパーは、キャンプ場のマナーや世の中のマナーを守らず周りに迷惑をかける迷惑系キャンパーです。
キャンプ場には、「他人のサイトに入らない」「火の始末に責任を持つ」「ペットのリードを外さない」などキャンプならではのルールがあります。
マナー違反系キャンパーの方は、こうしたキャンプのルールを守れない方です。
さらに、「料金を支払わず管理時間外に利用する」「ところ構わず排泄をする」「人の物を勝手に借りる」など犯罪として取り締まられることをしてしまう方もいます。
マナー違反系キャンパーと遭遇しやすい場所と時期
迷惑系キャンパーの中でも意外と遭遇する機会が多いのが、マナー違反系キャンパーです。
管理人のいない時間に料金を支払わずサイトを利用したり、トイレを利用するために車中泊の車で1泊する方はリーズナブルなキャンプ場や道の駅に多く現れます。
お子さんが他のキャンパーのサイトに自由に出入りしたり、ところ構わず排泄をするファミリーキャンプの方も少なからず見かけることがあります。
中には、キャンプを始めたばかりの初心者キャンパーの方がルールを知らずにマナー違反系キャンパーになってしまうこともあり、これからの更生を期待したいですよね。
撮影系キャンパー
迷惑度 ★★★☆☆
マナー違反 ★★★☆☆
不愉快度 ★★★☆☆
犯罪性 ★★☆☆☆
遭遇機会 ★☆☆☆☆
特徴)
人数〜ソロキャンプ、デュオキャンプ
スタイル〜ギア系キャンパー(映えキャンパー)、グルメ系キャンパー
出没場所〜ソロ向けキャンプ場、穴場スポット
撮影系キャンパーの特徴
撮影系キャンパーはYouTubeの動画やInstagramの撮影のため、周りに迷惑をかけてしまう迷惑系キャンパーです。
ご自身だけで撮影をされるのはキャンプの楽しみでもあるのですが、隣の人が映り込んでしまい断りもなくSNSにアップされる、反対に「映え」を狙うため周りの人の荷物を勝手に移動させたりする行き過ぎた撮影系キャンパーが問題になっています。
撮影系キャンパーと遭遇しやすい場所と時期
動画撮影が目的の撮影系キャンパーは、賑やかなキャンプ場を避けソロ向けキャンプ場、穴場スポットで遭遇することがあります。
私たちが見かけた撮影系キャンパーの方は、静かなキャンプ場の中で話し声が目立っていた程度で、そこまで行き過ぎた迷惑行為はなかったように思えます。
マウント系キャンパー
迷惑度 ★★☆☆☆
マナー違反 なし
不愉快度 ★★★★☆
犯罪性 なし
遭遇機会 ★★☆☆☆
特徴)
人数〜ソロキャンプ、またはファミリーキャンプ
スタイル〜ギア系キャンパー、ファミリー系キャンパー
出没場所〜ファミリー向けキャンプ場、ソロ向けキャンプ場、穴場スポット
マウント系キャンパーの特徴
マウント系キャンパーは、キャンプギアやファッションなどを自慢し他のキャンパーを不快にさせてしまう迷惑系キャンパーです。
こちらのキャンパーの方は、キャンプのルールは守りますし、騒がしかったり迷惑行為をすることはほとんどありません。
ただ、「おたくのテーブルはどちらを使っていますか?」「うちはホームセンターで買ったんですよ」「それは、お安くていいですね」といった、いわゆるマウンティングをして他のキャンパーを不愉快にさせます。
マウント系キャンパーと遭遇しやすい場所と時期
何気ないひと言がトラブルを招きがちな迷惑系キャンパーは、マウント系キャンパーの方です。
キャンプをしているメンバー全員というよりも1グループに1人、特定の人がマウントを取っているように見えます。
ファミリーキャンプの中の誰かならファミリー向けキャンプ場、ソロキャンプならソロ向けキャンプ場、穴場スポットで遭遇することがあります。
迷惑系キャンパーの良心
このお話を書こうと思ったきったけは、とある迷惑系キャンパー、今回の分類ではパリピ系キャンパーの中の2人から「これから良いキャンパーになりそう」と思えた会話が聞こえたからです。
山の麓にあり、風景を楽しむキャンプ場で男女5名のキャンパーと隣り合わせになったことがあります。
お酒が進み大声で騒いだり、歩道や空いているサイトで走り回る20代前半のパリピ系キャンパーでした。
サイト横の茂みで吐いたり車をサイトに乗り入れ坂を上がろうとするなど、やりたい放題です。
翌日も騒がしい5名のキャンパーでしたが、その中2人が「あいつ(茂みで吐いた人)は連れてこれないね」「(水や飲み物を草むらに捨てようとした人に向けて)他の人嫌がるからやめろよ」と声をかけているではありませんか。
全員が迷惑系キャンパーと思っていた5名の中にも、良心のある人がいたんですね。
少しだけ、感度していましたよ。
迷惑系キャンパーの分類のまとめ
せっかくの非日常を台無しにさせたり、キャンプ場の運営を危うくする迷惑系キャンパー。
今回は、迷惑系キャンパーを「パリピ系キャンパー」「モラハラ系キャンパー」「マナー違反系キャンパー」「撮影系キャンパー」「モラハラ系キャンパー」をエピソードも含めて5つに分けて紹介させていただきました。
これからキャンプを始めたい方が迷惑系キャンパーにならないために、キャンプの達人の方が書いた本を紹介させていただきますね。
次回は、「なぜ迷惑系キャンパーになってしまうのか?」をお坊さん作家さんの本を元に読み解いてお話させていただきますね。
迷惑系キャンパーにならないため、備えるために読んでおきたい本
ブロガーさんの暮らしが見えるグループです↑
誰かの本音の考えに触れるグループです↑