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カルロス・ゴーン氏と桜を見る会の追求はもういいのかも

反省は大事!それでもね

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失敗や悪いことをしたら大切なのが反省。

反省していなくても、許されることもあれば、反省していても許されないこともあります。

今回、取り上げさせていただいた2つの話題では、当事者の方は反省はしていないでしょう。

それでも、過ぎてしまったことは仕方がないことでもあります。

カルロス・ゴーン逃亡事件


元日産CEOのカルロス・ゴーンさんの日本出国は、2019年12月末の出来事でした。

日本で裁判を待っていたカルロス・ゴーンさんは、アメリカの民間警備会社(といっても特殊部隊経験者が所属していたりする会社)の手配で不法に日本を出国してレバノンにたどり着きました。

日本国内では、犯罪を犯した人は刑罰が決まるまで拘置所に入れられる場合が多く、保釈中という立場も珍しいのですが、監視や家族との暮らしにまで制限がある生活が耐えられなかったと記者会見で明らかになっています。

法律を破った犯罪者が、刑罰も受けないで国外に逃亡した出来事ではありますが………今となってはどうしようもありません。



桜を見る会


また、年が明けてからも桜を見る会の招待者名簿にまつわる野党の追求は未だ劣えずに続いています。

桜を見る会の追求も、はじめは税金の使い方についてだったのですが、招待者の中に反社会勢力の関係者がいた問題。

総理大臣の個人的な関係者が多く招待されていた問題。

書類を処分してしまった問題と、追求の内容も次々と変わっています。

こちらも、使ってしまった税金は返ってきませんし、総理大臣が今のタイミングで辞任してもオリンピックを控えた日本にメリットはないでしょう。



「どうにもならないこと」を追求してどうなるのだろう?

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カルロス・ゴーンさんの日本出国も、桜を見る会の不正(?)ももちろん好ましくはないことです。

そうはいっても、どちらもどうにもならないこと。

カルロス・ゴーンさんが戻って来ることはないでしょうし、桜を見る会で政府の意見が変わることもないでしょう。

それを良い悪いと批判し続けるのも、どうにもならないことです。

それなら、カルロス・ゴーンさんの保釈金15億円の使い道を考えた方が今後のタメになるのではと思いますよ。

個人的には、災害被災地の復興支援やオリンピック・パラリンピックの予算に使って欲しいですね。



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