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曖昧な言葉で起こる「勘違い」

新型コロナは「勘違い」で感染する?

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緊急事態宣言の解除後、世の中のあちこちで新型コロナが広まってきました。

もしかすると、私たちの「勘違い」が感染を広める原因になっているのかも?

1人1人の勘違いが感染を広める


「ソーシャルディスタンス」
〜人との距離を2メートル以上とること
参照)新型コロナウイルスに関連する3密、ソーシャルディスタンスとは?クリニックフォアグループの医師が解説します。 | CLINIC FOR

「咳エチケット」
〜普段はマスクを着けて、マスクがないときには腕で顔を覆い下を向いてすること
参照)咳エチケット|厚生労働省


新型コロナ予防の方法は、今では多くの方が知っていることです。

緊急事態宣言の期間、テレビやインターネットで盛んに取り上げられ広まってきました。

それまでは、「免疫力を高めれば感染しない」「若者は感染しない」など誤った情報も発信されていたことは覚えておられる方もおられるでしょうか。

こうした誤った情報を信じてしまったり、発信された情報をご自身の都合で誤って理解してしまう勘違いが感染を広める原因になったのでは?と私は思います。



勘違いの原因は曖昧な言葉


勘違いの1番の原因は、日本語の「曖昧な言葉」にあるのではないかと緊急事態宣言の間に考えていました。

「不要不急の外出は控えて下さい」

この不要不急は、人によって大きく違いがあります。

朝お子さんを保育園に送り、昼は仕事をして、夕食を家族で食べて、休日は家にいる人にとっては外食は不要不急になると思います。

1日中取り引き先を回ったり、勤務が不規則で普段から昼ごはんは外食している人にとっては、「いつものこと」なので不要不急にはなりません。

極端なことでは、パチンコと縁がない人にとってはパチンコ屋さんに行くことはもちろん不要不急でしょう。

ですが、ギャンブル依存症の方にとっては「いつものこと」に当てはまります。

このような、人それぞれで受け取り方が変わる曖昧な言葉は日本語のにはとても多いと思います。

勘違いされた人が悪いのではなく、大切なことを曖昧に伝えた方に責任があるのでは?と私は思っています。



勘違いを利用するのもウイルスの作戦?


新型コロナウイルスに考えや意思はないといわれていますが、私たちが知らないだけで何か考えがあるのかもしれません。

もし、人の勘違いを利用して感染を広めたのがウイルスの作戦だったとしたら、人間のことをよくわかっているなぁと関心すらしています。


勘違いを防ぐためには具体的な言葉


新型コロナのように、勘違いが感染を広める原因になる物事では、勘違いを起こさないことが肝心。

苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、小池百合子都知事や吉村大阪府知事の伝え方はとても具体的だったなぁと思います。

私も仕事で勘違いを受けないために、具体的に伝えること。

具体的に伝えると差し障りのあることは、例を挙げて補足することを参考にしていきたいと思うようになりましたよ。



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