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緊急事態宣言ももうそろそろ〜「今」は変わって「これから」になる

「今」は「これから」変わるということ

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新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言も、首都圏と北海道を残すだけになりました。

花水(hanami)のブログでも、新型コロナウイルスの話題を取り上げていますが、一応一区切りとさせていただきますね。

今回は、「今」と「これから」変わることをテーマにお話させていただきます。


新型コロナ騒動の今後


物事は必ず変化する。

反対に変化しない物事の方が珍しく、新型コロナで未だ緊急事態宣言が出されている首都圏や北海道でも、いつか外出できる日が訪れるのは間違いありません。

そして、不安なことですが、この2カ月で日本の世の中、中でも働き方が変わったとは思えません。

きっとまた、満員電車の通勤や大勢が集まっての会議、お酒の席での接待が繰り返され、感染は広まるでしょう。

その後、感染拡大と外出規制を繰り返しながら変化する世界。

私たち人間の都合のいい方から、4つとりあげてみます。

①ワクチンや特効薬が開発される

②ほどほどに押さえ込みながら暮らす

③多くの方が感染して免疫を持つ

④医療と経済どちらも崩壊する



①ワクチンや特効薬が開発される

1つ目のワクチンや特効薬。

既に、日本では治療薬が承認され、アメリカではワクチンが開発されています。

ですが、私たちの都合のいいように「すぐ」出来上がるとは限りません。


②ほどほどに押さえ込みながら暮らす

ちょうど最近「ウイルスとの共存」と言われているように、新型コロナウイルスの感染を一定の人数に抑えながら、普段通りの暮らしをする。

ただ、普段通りといっても「今まで」と全く変わらない暮らしを送ることはできないでしょう。

マスクに手洗い、人混みを避けて、会社でも出来るだけ人と人が向き合う仕事を避けなければなりません。

GWには混雑する観光地へ旅行して、お盆には満員の飛行機で帰省をする暮らしは難しいのではないでしょうか。


③多くの方が感染して免疫を持つ

もし、緊急事態宣言が終わっても、私たちが「今まで」と全く変わらない暮らしをしたなら。

自粛のストレスを発散するためにハメを外した騒ぎを起こしたなら、もう手がつけられないほど感染が広まるでしょう。

アメリカやヨーロッパでは、何万人規模で人が亡くなっています。

介護崩壊が起こっていたり、収入を失った方の保証がされていない日本の方がもっと多くなるかもしれません。

ですが、大規模拡大はコロナ騒動が1番早く収まる出来事にも思えます。

新型コロナウイルスと私たち人間が正面から向き合い、「生き残った」方がその後の世界で暮らす。

おそらく、今まで絶滅したことがない私たち人間が生き残るでしょう。

ですが、そこに大切な人や家族・友人がいるかはわかりません………。


④医療と経済どちらも崩壊する

最後に、第2波と呼ばれる感染拡大が起ると、今度は2〜5月よりもさらに徹底した外出規制を行う。

保証のない自粛で、飲食店やスポーツジムなどで暮らしが成り立たない方も増えています。

2回目の緊急事態宣言が出されると、日本経済は立ち直れないほど崩れてしまい、多くの人の仕事は失われる。

よく「経済か医療か」と議論されますが、医療で使われる薬や機械、そして働いている人は経済の一部でもあります。

経済が崩壊してしまうと、医療も成り立たなくなってしまい、新型コロナ対策どころではなくなってしまうかもしれません。



極端な出来事は起こりにくい


後半の方は、読んでいただいている皆さまを不安にさせてしまっていたかもしれませんね。

私たちの歴史を振り返ると、人間が関係していることで極端な出来事は起こりにくいのではと思います。

第2次世界大戦で、世界中が軍国主義の国にはなりませんでした。

東西冷戦でも、核戦争で地球が滅んでしまうことはありませんでした。

リーマンショックでさえ、世界中の人々が植えてしまうような出来事にはならなかったかと思います。

右に左にズレてしまうことはあっても、極端な出来事にまでなってしまうことは珍しいようです。

そうなると、今回の新型コロナ騒動も、来月には特効薬やワクチンが開発されて新型コロナウイルスが消えてしまうような「良いこと」は起こらないでしょう。

また、人間が絶滅したり、経済と医療が崩壊して新型コロナに怯えながら暮らす「悪いこと」が訪れることもないはずです。

そうなると、②ほどほどに押さえ込みながら暮らす、ことが現実的に思えます。



日本が辿るのは「ウイルスとの共存」


「ウイルスとの共存」

GWが終わってから、ニュースでよく聞く言葉ですね。

ウイルスに意思があるのかはわかりませんが、対談をすることはできません。

「子どもやお年寄りには感染しないでください」

「感染者が増えてきたので、少し休んでもらえますか?」

こんなやり取りは、できないでしょう。

私たちにできることは、「自分たちの暮らしを変える」こと。

これは、国が呼びかけただけでできるようには思えません。

「3密を避けてください」

と言っても、買い物に行くとスーパーは混んでいます。

「ソーシャルディスタンスです」

そう言っても、教室が狭かったり、会議室が狭くては人が入れません。

「お年寄りは感染に気をつけてください」

三世代で暮らしていては、避けることはできないはずです。

「テレワークを活用しましょう」

パソコンやインターネットの設備、個人情報が漏れてしまったときの被害もあります。

ウイルスとの共存には、国が呼びかけて私たちが手洗いをしたりマスクをつけるよりも、法律を作って「仕組みを変える」方が大切なように思えます。


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