昔の空想は今の現実
スマホが広まった頃から思っていたのですが、私たちの「昔の空想」は「今の現実」なのではないかと思っていたんです。
良い現実では、IT技術の進歩。
悪い現実では、新型コロナの世界的な流行。
そして今の空想は、「未来の現実」になってほしいなぁと思います。
もちろん、良い方で。
数10年前の漫画やアニメにはスマホが登場していた
アップルの創業者スティーブ・ジョブズがiPhoneを発表してから、世の中の通信手段はスマホが主流になりました。
今の30〜40代の方、もっと上の世代の方でも「手元に相手の映像が出る道具」を使っている漫画やアニメがあったのを覚えている方はおられますか?
私も何の漫画やアニメだったかは覚えていないのですが、映像が映って通信できたり、道具を操作しただけで車が動いたりするシーンは覚えています。
これは、スマホのことを想像していたのではないでしょうか?
「謎の組織」はオンライン会議が主流
子どもの頃に見ていたアニメには、敵役の「謎の組織」がよく登場していました。
今でも人気があり続いているエヴァンゲリオンでも、人やマークが映っているスクリーン同士で会議が成り立っています。
外出自粛で主流になってきた、オンライン会議そのものではありませんか?
少女アニメの「変身」はスマホでできる
さらに掘り下げてみると、少女アニメでは普通に暮らしている女の子が変身をして悪役を退治する物語もありました。
服装が変わったり、髪型が大人びたり、大人そのものに変化していたのは私よりもかなり上の世代のはず。
スマホのアプリにも、自分の顔をかざすだけで服装や髪型、芸能人に変身できる機能があります。
まさに変身そのものですね。
バイオハザードが「今」起きている
そして、1番現実とピッタリ合う世界が「バイオハザード」ではないでしょうか?
私が幼い頃、ゾンビを退治するゲームが一斉に流行しました。
「バイオハザードをすると殺人犯になる」と言われ、親に禁止されていた同級生も少なくはありません(ゲーム好きのお父さんやお兄さんがこっそりやらせていたりしましたが…)。
バイオハザードは、人をゾンビのようにするウイルスが流行、ある街がゴーストタウンのようになってしまいます。
このウイルスは唾液や血液から感染、潜伏期間の後に感染力を持って周りに広まります。
その後、ある街から世界中にウイルスは広まって世界中がウイルスに支配されることになります。
不謹慎ではありますが、新型コロナの流行とよく似ています。
そして、バイオハザードの世界でも現実の世界でも、ワクチンを手にした人間がウイルスを克服します。
宇宙もそうのち行けるようになる
多くの空想が現実に起こっていますが、未だ先のことがあります。
それは、飛行機に乗るように気軽に宇宙に行くということ。
宇宙に住むのは、私の寿命では難しそうですが、生きているうちに1回行ってみたいものです。