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大人も楽しめて、子どもに読ませてあげたいハリー・ポッターシリーズ ハリー・ポッターと賢者の石

大人も楽しめて、子どもに読ませてあげたいハリー・ポッターシリーズ ハリー・ポッターと賢者の石

著者 J・K・ローリング(J・K・ローリングさんの紹介〜ハリーポッターを生んだお母さん - 本当に本が読みたくなる読書のブログ)
訳者 松岡佑子
出版社 株式会社静山社
分類 海外文学、児童文学
出版日 1999/12/8
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい


とうとう始めてしまいました、ハリー・ポッターシリーズの紹介です。

自主規制のため、1カ月に1〜2記事で取り上げていこうと思います。

ハリー・ポッターの物語を扱うブログは本当に多く検索しきれないほどです。

ハリー・ポッター好きの私も考察記事から、二次作品に派生した記事まで読んだことがありますから。

そこで、今さら普通の本の紹介をしてもあまり面白くはないと思い、テーマを決めてみようと思いました。

それは、「大人も楽しめて、子どもに読ませてあげたい」ハリー・ポッターシリーズの紹介です。

自分へのお題でもあります。

ハリー・ポッターには2つの読み方がある

ハリー・ポッターたち魔法学校の生徒目線のファンタジー


ハリー・ポッターシリーズの見どころは何と言っても魔法の世界で繰り広げられる物語でしょう。

今回の『ハリー・ポッターと賢者の石』でハリー・ポッターホグワーツ魔法学校に12歳で入学してから、最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝』で卒業するまでの学園ドラマのような感覚です。

小学生から読み始めて、ハリー・ポッターロン・ウィーズリーハーマイオニー・グレンジャーたち主人公目線で魔法の学園生活に入り込んでほしいものです。

魔法が使えても学生は学生、自由にならないこともあれば友だちとの関係で悩むシーンもあります。
イジメもあれば、ケンカもあります。

自由にならない青春をどう生きていくかを知り、非現実的な物語の世界で想像力を膨らませてほしいと思いますよ。


大人の登場人物目線のミステリー


そして親御さん世代は学校の先生や生徒たちの親目線で物語を読むと楽しめますよ。

ハリー・ポッターシリーズは最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝』まで解けない謎があり、そのヒントは『ハリー・ポッターと賢者の石』から気づかないほど細く積み上げられていきます。

長編ミステリーを解く感覚で楽しむことができ、謎解きの鍵は周りの大人たちが握っています。



注目の登場人物

ハリー・ポッター


主人公ハリー・ポッターは叔父のバーノン・ダーズリー、叔母のペチュニア・ダーズリー、従兄弟のダドリー・ダーズリーのダーズリー一家と暮らす12歳の少年。

両親は幼い頃に交通事故で亡くなったと伝えられ、階段下の物置で虐待のような暮らしを強いられていました。

そんなハリー・ポッターの12歳の誕生日にホグワーツ魔法学校の入学案内が届きく場面から物語は始まります。


ルビウス・ハグリッド


ハグリッドは魔法使いの暮らす魔法界で暮らす超大柄な毛むくじゃらの男性です。

年齢はハリー・ポッターの両親より年上にあたりますが、純粋でどこか少年のような心を持つ大男。

これからの物語でもハリーを支えていってくれる存在ですよ。


ペチュニア・ダーズリー


ダーズリー一家でハリー・ポッターの叔母のペチュニア・ダーズリー、今作や前半の作品では目立った活躍はありませんが、シリーズ後半で話題に上がる人物でもあります。


セブルス・スネイプ


映画ではダイハードにも出演した アラン・リックマンさんが演じたスネイプ先生が印象的ですね。

冷たくて厳しい印象の多いスネイプ先生、学生時代には出会いたくない先生に入りますよね。

そのスネイプ先生はハリー・ポッターシリーズでは最も重要な役割をする大人の1人でもあります。

シリーズ後半につながる伏線が『ハリー・ポッターと賢者の石』から始まっているので、スネイプ先生の動向は見逃せません。


アルバス・ダンブルドア


いかにも魔法使いの格好でおなじみのダンブルドア先生です。

映画では『ハリー・ポッターと秘密の部屋』までをリチャード・ハリスさんが、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』以降をマイケル・ガンボンさんが演じていました。

ハリー・ポッターシリーズでは中心になる人物でもあります。



ハリー・ポッターの世界観


大人のハリー・ポッターの楽しみ方はその世界観にあります。

完全に魔法使いだけの世界ではなく、現実のイギリス国内の各地で魔法使いたちは暮らしています。

そう、現実の世界で魔法使いが暮らしているのです。

その設定がまず楽しめませんか?

もちろん魔法使いも人間社会ですから、政府があり、企業があり、教育機関医療機関、違法な組織もあります。

第1作の『ハリー・ポッターと賢者の石』では、ホグワーツ魔法学校の話題が中心になりますが、第2作『ハリー・ポッターと秘密の部屋」からは徐々に魔法の世界がどのように存在しているのかを知ることができますよ。


注目するキーワードと『ハリー・ポッターと賢者の石』のテーマ

タイトルの通り今作は「賢者の石」と呼ばれる魔法の石にまつわる物語です。

子どもたちにはハリー・ポッターの姿から、辛い時もあれば楽しい時もある学校生活を自分の生活と照らし合わせて、少年少女のうちには希望があること、どんな友達が本当の友達と言えるのかに触れてもらいたいですね。

そして、ミステリーとして読む親御さんたち大人の方は物語に登場する「ある鏡」とダンブルドア先生の言動に注目してみて下さい。

そして、ダンブルドア先生とスネイプ先生の関係がシリーズの謎を解く手掛かりになっていきますよ。


ハリー・ポッターシリーズ前半4部作のまとめはこちら↓
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大人も楽しめて子どもに読ませたいハリー・ポッターシリーズ↓
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ハリー・ポッターシリーズのコラムはこちら↓
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