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ひと昔前の恋愛小説の大特集 桜井亜美さんの作品2

R.I.P.

著者 桜井亜美
出版社 幻冬舎文庫
分類 小説


「ごめんください」、昔祖父母の家にいたとき年配のお客さん方が言っていました。

今日から少しの間、ブログの更新をお昼から夕方くらいにしてみようかな?と思います。

なぜかというと?仕事や学校の休憩中や帰りに読む方が多いのかなと思ったからです。

『ひと昔前の恋愛小説の紹介シリーズ』の第2回です。

桜井亜美さんはデビュー当時は高校生の作家か?とも言われていましたが、そうではありませんでした。

今ほどネットが発達していなかったため、なかなか正体が謎だったんですよね。

今では、映画や芸術関係の仕事につかれているそうですよ。

それでは、桜井亜美さんの作品の最終回は『R.I.P.』を取り上げますね。
↑すみません、2回目でした、笑。

登場人物

天海刹那


天界刹那は26歳の音響解析の専門家の女性です。

社内のエリートでもあり、音響解析装置「OWL」の技術担当として警察に出向、物語の中で起こる爆破事件の捜査に関わっていきます。


神塢絆


幼児期に交通事故で唯一の肉親の母親を失った後、天涯孤独の生活を送る青年。

マンションの1室をで魚とともに暮らす、人との関わりのほとんどない生活を送っている20〜23歳の男性です。


物語の始まり


場面設定は東京でしょう、特定の建物はありませんが交通機関の内容から推測できますよ。

主人公の天海刹那が出向している警察は連続爆破事件の犯行グループを調査していました。

警察は音響解析装置「OWL」を使って、建物の外からエコー検査のように中の人物を調査する方法をとっています。

天海刹那は音響解析装置「OWL」の担当者として捜査に加わり、あるクラブの調査で神塢絆と出会うことになります。

奇妙な出会い方の2人の現実的とは程遠い共同生活が始まっていく………。

ここまでにしますね。

キーワード、テーマは?


この作品でも惹かれ合う2人には共通点があります。

「人以外との関係」と「距離間」です。

2人とも人への信頼を持てない者同士、天海刹那はフクロウ、神塢絆は魚と触れ合うことで自分以外の存在と関係を持つことができます。

人以外との関係は現実でもありますよね、ペットだったり植物だったり、楽器だったり乗り物だったりします。

2人は人への信頼が持てず、人以外への信頼が高いんですね。

人以外の存在を通して、人として信頼できるお互いの距離が縮まっていく、興味は信頼へ、そして愛情へと変化する気持ち。

今まで知りえなかった相手を知ることで、触れたくはない自分の内面に触れることができる。

物語の中盤の楽しみでもありますよ。


www.yu-hanami.com

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