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ビジネス書選びに大切な3つの実用性

ビジネス書選びには実用性が大切

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「ビジネス書には、実用性が大切」

花水(hanami)が去年から言っていることでもあります。

以前に実用書には、著者の方の信頼性が大切なお話をさせていただきました。

ビジネス書に大切なのは………それは、実用性。

仕事の役に立つかどうかです。

今回はビジネス書に大切な3つの実用性のお話をさせていただきますね。

ビジネス書に求められる3つの実用性

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まず、読みやすいこと

ビジネス書に求められる実用性、そのひとつに「読みやすさ」があります。

これは、ビジネス書を読まれる人と、読む環境を考えてみると理由がわかります。

ビジネス書を読まれる人は、自営業、経営者、従業員と働く形を問わなければ「仕事をしている人」です。

そして、今の時代ですから暇な仕事はなく、皆さん忙しく働かれています。

忙しく働いているとなると、読書の時間は仕事の合間や通勤時間、寝る前など限られた時間。

仕事が終わると家のソファーでゆっくり読書、そんなことは毎日できませんよね。

その時間を台所の片付けやお風呂やトイレの掃除に使ってほしいと思われてしまいます。

つまり、短い時間で1つのテーマでも理解できる読みやすが必要になります。


実績のあるテーマ

ビジネス書に求められる2つ目の実用性、それは「実績のあるテーマ」です。

情報がWeb上にあふれている最近では、情報の信頼性が重要になっています。

また何か新しいことを始める場合、個人の閃きや業界の風習よりも「社外の実績」は、より客観的に信頼性があると思われやすくもあります。

世界で競い合う大企業は別かもしれませんが、私も含め多くの方が務める中小企業では、「シリコンバレーでは当たり前の業務改革」よりも「ANAの業務改革」の方が身近で信頼性が高く思えませんか?

このように、多くの方々に知っている、また想像できる他社の取り組みは「実績のあるテーマ」として信頼できる情報でもあります。


仕事ですぐ使える

ビジネス書に求められる3つ目の実用性、それは「仕事ですぐ使える」ことです。

もちろん、ビジネス書で取り上げるテーマの全てに取り組むことは不可能でしょう。

小さなことでも、2〜3個のテーマに取り組むことができるのなら、その本は「仕事ですぐ使える」ビジネス書といっていいでしょう。




実用性のあるビジネス書の選び方

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理解しやすい構成

ビジネス書に求められる実用性に「読みやすいこと」があります。

「読みやすい」ビジネス書はどのような本なのでしょう。

読みやすさには、文章の書き方や表現の方法などがありますが読む方それぞれでもあります。

ここで、誰もが「読みやすい」と思える理由に「理解しやすい構成」であることがあります。

1つのテーマを文章のみで書いてある本よりも、「図解の多い本」。

長い文章よりも、細かく区切って見出しを書いてある「見やすい本」。

そして、構成が時系列か起承転結てわ書かれている「順序が適切な本」が「理解しやすい構成」のビジネス書といえます。

知名度のある企業で実績がある

「実績のあるテーマ」
多くの方が務める中小企業では、威厳のある海外企業の実績よりも、日本企業で試した取り組みの方が身近で信頼性が高く思われるのではないでしょうか。

会社の中心になっている方々が、常に最新のビジネスモデルを勉強しているわけではありません。

中にはビジネス書は数10年も読んではおらず、独自の経験で仕事を身につけられた方も多いでしょう。

例えば、同じ「報連相」の仕組みを改めるとしましょう。

活用する本が『Googleで実践されている●●●コミュニケーション』という本があり、職場で紹介するとしたら。

「●●●コミュニケーション?何ですそれは?」

「外国の大企業の話が日本の中小企業で役に立つかなあ」

と否定的になりそうです。

そこで、例えば『星野リゾートのコミュニケーション』ではどうでしょう。

「ああ、あの星野リゾートで取り組まれている方法ですか」

「合うかどうかわからないけど、一度取り入れてみましょうか?」

身近で少しでも知っているテーマの方が、全く知らないテーマの本より受け入れられやすくもあります。

さらに、著者が日本人である方が同じ日本人は信頼感が持てるでしょう。

ビジネス書の内容を実践する場合、すでに国内で知名度のある企業で実績のあるものをおすすめしますよ。

具体例が豊富

「仕事ですぐ使える」ビジネス書は、どのようなものでしょう。

答えは目次にあります。

内容を読み始める前に、目次を最初から最後まで見て下さい。

目次には、小さなタイトルがありますよね。

その中に、仕事で取り組みたいこと、悩んでいることが2〜3カ所見つかったビジネス書が「仕事ですぐ使える」本です。

なぜ、たった2〜3カ所で「仕事ですぐ使える」のでしょう?

取り組みたい内容と一致するタイトルが2〜3カ所あるということは、本の中にはさらに関連する内容があるはずです。

きっと目に留まった2〜3カ所以上に、取り組みやすい具体例があるはずですよ。



最近のビジネス書で実用性のある本は?

『シンプルだけど重要なリーダーの仕事』
星野リゾートの教科書』


ビジネス書と実用性のまとめ

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今回はビジネス書に大切な3つの実用性のお話をさせていただきました。

「読みやすいこと」

「実績のあるテーマ」

「仕事ですぐに使えるテーマ」

この3つの実用性があるビジネス書をどのように探すかですよね。

実用性のあるビジネス書を探すには、3つのポイントが大切です。

「理解しやすい構成」

知名度のある企業で実績がある」

「 具体例が豊富」

3つの中で、私が最も大切だと思う部分が「具体例が豊富」かどうかです。

具体例の中に仕事で取り組みたいこと、悩んでいることが2〜3カ所見つかったビジネス書が「仕事ですぐ使える」本ですよ。

今回は「本の紹介」でも取り上げた、2冊の本を紹介しました。

お仕事をされる方のお役に立てれば幸いです。


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