消費税10%に思うこと
通勤時間が長くなるこの時期、渋滞中の運転を楽しませてくれるのがラジオ。
朝にNHKラジオ「すっぴん」を聞いているので、そのまま夕方もNHKラジオを聞いていたり、たまに音楽を聞いていたり。
時間帯なのか、番組なのかはわかりませんが、最近は消費税増税と社会保障の問題が取り上げられていますね。
ちょうど先日、書籍や本は軽減税率の対象外という話題を取り上げさせていただいたので、改めて消費税10%増税の話題に触れてみます。
税収を増やすのではなく支出を減らすしかないのでは?
ご存知の通り、2019年10月から消費税は10%に増税となります。
昨年の選挙のときには、「幼児教育無償化の財源を確保するため」とマニュフェストに掲げていた政府ですが、国の借金返済と社会保障費に充てられることになるとか………
それも、そのはずです。
税収を上回って社会保障費は増え、国の借金は増えている事実がありますから。
必要なサービスのために税収を増やすことは、もちろん大切なこと。
ですが、支出を減らす取り組みはどうなのでしょう?
税収が少ないので今年の行政サービスはこれくらいで、と言えないもの?
年始の総理大臣の演説で、「昨年の税収は○○兆円でした。今年は救急車は1回2万円になります。来年こそは無料に戻しますので、どうかご理解ください」と発表があったら………
選挙で政権与党が大敗しそうな出来事ですね。
ですが、そう冗談でもない話なのではないでしょうか?
家計で「これだけ必要だから、これだけ給与をもらわないと」と考えない
例えば、お子さんが進学し家計の教育費が増えるからといって「来年の給与は○○万円増やそう!」とはならないでしょう。
収入を増やすことは、多くの家庭で難しいはずです。
多くは、何かしらの節約をすることを考えるのではないでしょうか?
2019年に予定している対策に付け加えるなら
2019年の予算対策で検討されている節約で、私が知っているのは「薬代の引き下げ」「75歳以上の医療費の2割負担」「妊婦さんの医療費の自己負担増加」、65歳以上の方に支給される年金は増額されるようですね。
これらの節約に付け加えるなら、次の3つの対策を考えてみました。
救急車は有料化して、病院の証明書があれば支払いを免除される
先日ラジオで救急車の出動1回で4万円の費用がかかっていることを知りました。
命を救うため、救急車の出動はなくてはならないものですね。
ですが、中には酔っ払いの救急搬送、定期的な通院のために具合が悪くなったと救急車を呼ぶ方も多いようです。
そこで、救急車で病院に搬送されると自宅に請求書が届くようにしてはどうでしょう?
もちろん、救急車は必要なものです。
そこで、病院で救急車が必要だったという証明書がもらえらば支払いを免除されるというのはどうでしょう。
保育料は無償化、収入に応じて税負担の追加
また、保育料の無償化は家庭の収入をどのくらいにするかで長引いているようです。
そこで、1度保育料は全ての家庭で無償化にします。
その後、お子さんのいる家庭の収入に応じて税負担を追加するのはいかがでしょう?
健康保険は利用額に応じた負担
3つ目は健康保険の負担額です。
今の制度では、風邪で病院に行って3000円支払うと、7000円分健康保険を利用したことになります。
よく身体を壊す方や、持病のある方が年間30000円病院に支払うと70000円の利用額。
健康な方や、風邪を引いても病院に行かない方は利用額は0円です。
この仕組みに疑問を持たれる方が多くいると聞きます。
私も利用額は、ほとんど0円、数年に2〜3回虫歯を治療する年があるかないかです。
健康か病気になりやすいかは、線引きが難しいものですね。
そこで、負担額に上限を設けて利用額に応じた保険料を納める制度にすると多くの方が納得できる制度になるのではないでしょうか?
消費税増税、その前に…
消費税10%への増税は、政府の延期や選挙での与党交代がない限りは2019年の10月からと決まっています。
決まってしまえば、支払うしかないのが私たち。
その前に、国の支出で節約できること、制度を見直すこともあるのではないでしょうか?
政治家の方が花水(hanami)のブログを見ていたら、どうかご検討くださいね。
最近のマイエッセイはこちら↓
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com