第32回山本周五郎賞ノミネート作品
5月に受賞作品が発表される第32回山本周五郎賞のノミネート作品を紹介させていただきます。
今回、最終選考まで残った5つの作品は、恋愛小説から時代小説までさまざまなジャンルから選ばれていますよ。
第32回 山本周五郎賞の概要
山本周五郎賞は、明治から昭和にかけての文豪 山本周五郎の功績にちなんで新潮文芸振興会が主催する大衆文学の小説を対象とした文学賞。
小説のストーリーと登場人物の構成を評価する特徴があります。
第32回山本周五郎賞の選考委員は石井衣良さん、荻原浩さん、角田光代さん、佐々木譲さん、唯川恵さんと有名な小説家の方が占めています。
第32回山本周五郎賞ノミネート作品
毎年5月に発表される山本周五郎賞は、現在最終選考が行われており、今年は4つの小説がノミネートしています。
『火のないところに煙は』芦沢央
芦沢央さんの『火のないところに煙は』は、2019年の本屋大賞にもノミネートされた作品です。
悲惨な事件を経験したミステリ作家の主人公「私」。
ある日、事件を小説にすることを提案され、トラウマにもなった過去に向き合うことに…
『平場の月』朝倉かすみ
中学生時代の同級生が再開した場所は、地域の病院。
元男子の女性に元女子の男性、中年になるまでの経験と家族を持ちながら、揺れ動く大人の青春を描く朝倉かすみさんの恋愛小説がノミネート。
第32回山本周五郎賞ノミネート作品のまとめ
発表が間近に迫った、第32回山本周五郎賞のノミネート作品を取り上げてみました。
ミステリから恋愛小説、時代小説まで幅広いジャンルから選ばれた5つのノミネート作品。
今回は受賞予想はしていません。
私は、木皿泉さんの『カゲロボ』が受賞してほしいなぁと思います。
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