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2023年の第168芥川賞・直木賞ノミネート10作品の紹介

第168回芥川賞直木賞の候補作

読書コラム


第168回 芥川賞直木賞が2023年1月19日に発表されます。

小説好きの方には、ファンの作家さんの受賞が待ち遠しい方もいらっしゃるのでは?

今年の受賞予想をさせていただく前に、第168回芥川賞直木賞ノミネート作品を簡単に紹介させていただきますね。

※2023年第169回芥川賞直木賞ノミネート作品はこちらです↓
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第168回芥川龍之介賞候補の5作品


第168回芥川龍之介賞には、5つの小説がノミネートされました。

今回は直木賞の予想をさせていただくため、芥川賞ノミネート作品は、タイトルと作家さんのみ紹介させていただきますね。


『ジャクソンひとり』安堂ホ
ジャクソンひとり

『この世の喜びよ』井戸川射子
この世の喜びよ

『開墾地』グレゴリー・ケズナジャット
開墾地

『荒地の家族』佐藤厚
荒地の家族

『グレイスレス』鈴木涼美
グレイスレス




第168回直木三十五賞候補の5作品


第168回直木三十五賞には、5つの小説がノミネートされています。

凪良ゆうさんと小川哲さんは、2回目の直木賞ノミネートです。

『地図と拳』小川哲

地図と拳 (集英社文芸単行本)

『ゲームの王国』で2018年の第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞された小川哲さん。

翌年2019年には、『嘘と正典』が第162回直木三十五賞にノミネートされました。

第二次世界大戦の終わりまで、中国大陸に存在した満州国

地図上では白紙のある地域に、都市は生まれた、新しい地図になる。

そこに、史実が存在したかのように感じる壮大なストーリーが第168回直木三十五賞にノミネートしました。


『光のとこにいてね』一穂ミチ

光のとこにいてね (文春e-book)

前作『スモールワールズ』が、2022年の本屋大賞に選ばれた一穂ミチさん。

経済的に厳しいシングル家庭に生まれた果遠と、暮らしは豊かでも家族の愛に恵まれず育てられた結珠。

年齢を重ねた区切りの時期で出会いと別れ、そして再開を繰り返し、お互いの世界を築いてゆく物語が第168回直木賞にノミネートされました。


『しろがねの葉』千早茜

しろがねの葉

アメリカにゴールドラッシュが起こる遥か昔、日本にはシルバーラッシュがあった。

戦国時代の石見銀山、天才と呼ばれた山師・喜兵衛に拾われ鉱脈の知識を授けられた養女ウメ。

成長する彼女を待っていたのは、過酷で危険な新しい時代だった……。

女性の主人公の生き方を描く作風の千早茜さんの作品が初の直木賞ノミネートです。


『汝、星のごとく』凪良ゆう

汝、星のごとく

『流浪の月』で2020年本屋大賞を受賞し、翌年も『滅びの前のシャングリラ』で連続ノミネートされた凪良ゆうさん。

瀬戸内海の穏やかな島を舞台に、女子高校生の暁海と転校生の櫂の出会いと不器用な成長を描いた恋愛小説がノミネートしました。

凪良ゆうさんの第168回直木賞受賞、可能性が高いのではないでしょうか?


『クロコダイル・ティアーズ』雫井脩介

クロコダイル・ティアーズ (文春e-book)

老舗陶磁器店の跡継ぎ久野康平を襲った犯人は、妻 想代子の元交際相手だった。

幼い那由太を抱えた想代子は、磁器店を営む久野貞彦・暁美夫婦と暮らすことになる。

ほどなく起訴された想代子の元交際相手は、法定で衝撃の供述をはじめた……。

ベストセラー「犯人に告ぐシリーズ」の雫井脩介さんによる、スピード感の中に状況証拠が隠されたサスペンス小説が直木賞にノミネートされました。




今年の予想は第168回直木賞


今回の文学賞受賞予想は、第168回直木賞の予想をさせていただきます。

理由は、「面白そうな本があるから」です。

作家さんの受賞歴、ジャンル別の受賞傾向、レビューの採点方式、Twitterアンケート、花水由宇(hanami yu)の直感。

今までいくつかの方法で受賞予想をさせていただいており、全て外れてしまっています。

今回の方法は……ジャンル別の受賞傾向と花水由宇(hanami yu)の直感で決めさせていただきますね。

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