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収入が多い地域ほど本をたくさん買うのか?

本の購入額と平均年収の関係

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「有名人の本棚」に続き、新連載コーナー「読書と県民性」を始めさせていただきます。

第1回は、本の購入額ランキングと平均年収に関係があるのかを調べてみましたよ。

本の購入額ランキング

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2018年の年間の本の購入額
1位 滋賀県 8055円
2位 福井県 5647円
3位 静岡県 5337円
4位 東京都 4836円
5位 茨城県 4551円
6位 千葉県 4513円
平均3393円
引用:本・書籍の購入額の都道府県ランキング(平成30年) | 地域の入れ物

2018年の本の購入額は、上位3位の都道府県が他を大きく引き離しています。

大手ランキングサイトでは、2018年の本の購入額の平均は3397円。

1位の滋賀県は8055円と平均を大きく上回り、10位から20位までが平均近くで、30位以下は平均を大きく下回っています。

反対に下位3都道府県では、1000円台の県もあり地域があることがわかります。



平均年収のランキング

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2018年の平均年収
1位 東京都 622万円
2位 愛知県 544万円
3位 神奈川県 553万円
4位 大阪府 532万円
5位 茨城県 498万円
6位 三重県 497万円
引用:【都道府県別年収ランキング】地域間格差が明確にわかる|年収ガイド

平均年収と聞くと東京都飛び抜けて高く、地方になるにつれ下がる傾向にあります。

2018年も変わらず東京都は622万円。

こちらも地域差は大きく、下位の6都道府県は365〜383万円です。

日本の場合、家賃や地価以外の物価は都会と地方で変わらないか、地方の方が高いことがほとんど。

300万円の差は、とても大きな格差ですね。

もしかすると、本の購入額に大きく影響があるかもしれません。



本の購入額上位6位中、4都道府県が平均年収10位以内

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そこで、いよいよ2018年の本の購入額と平均年収を都道府県別に比べてみます。


本の購入額1位 滋賀県(平均年収7位)
本の購入額2位 福井県(平均年収28位)
本の購入額3位 静岡県(平均年収14位)
本の購入額4位 東京都(平均年収1位)
本の購入額5位 茨城県(平均年収5位)
本の購入額6位 千葉都(平均年収10位)


結果は、本の購入額1位の滋賀県は平均年収で7位、4位の東京都は平均年収1位、5位の茨城県は平均年収5位、6位の千葉県は平均年収10位。

本の購入額上位6位中、4都道府県が平均年収10位以内に入っていました。

ただ、本の購入額2位の福井県は平均年収28位、3位の静岡県は平均年収14位と全て一致していたわけではありませんでした。

全ての順位を細かく見比べたわけではありませんが、本の購入額に平均年収が深く影響してはいなさそうです。




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