メルカリで本を購入すると、1冊の本を2人で購入しているのと同じでは?
メルカリと読書のお話です。
本の購入量が多い自称読書家の花水(hanami)は、読みたい本全てを新刊で購入するととても大きな出費になってしまう…
かつては、古本屋さんを巡りお得に中古の本を購入していましたが、「今読みたい本」が見つかるとは限りません。
花水(hanami)が昨年から始めたメルカリは、本をお得に購入でき、読書量の多い方におすすめできるサービスですよ。
- メルカリで本を購入すると、1冊の本を2人で購入しているのと同じでは?
メルカリで本をお得に購入
最近メルカリで購入した本を合わせると、文庫本を除いて新刊を定価で購入する場合より−3594円もお得に購入できています。
4冊で−3594円ですので、1冊あたり−898円、ほとんど半額以下で購入できていることになります。
『アンと青春』 坂木司
坂木司さんの『和菓子のアン』の続編、2016年春の出版後文庫化されるまで待って、待ちきれなかった1冊です。
新品の価格は定価1600円+税、今回はお得に600円で購入できました。
ほとんど新品と変わらない綺麗な本でしたよ。
『スタンフォード式 最高の睡眠』 西野精治
こちらは、睡眠に関する実用書です。
2017年の秋ごろに「世界一受けたい授業」で紹介されて有名になった本でもあります。
定価は1500円+税、人気の本ですので1000円程度の出品が多かったのですが、900円で出品されている方から購入することができました。
メルカリでお得に本を購入するメリット
新しく綺麗な本をお得に購入
メルカリでは、販売する方から直接品物を購入することができます。
「フリマアプリ」と言われているので、手から手へ商品が移動するんですね。
本の購入量が多い花水(hanami)は、AmazonやBOOKOFFなどでも中古の本を購入する機会が多い方です。
Amazonでは、新しい本ほど販売価格も新品に近い価格です。
BOOKOFFも利用していますが、中古本の専門業者ですのであまり安く売っているものはありません。
メルカリでは、売る方の「売りたい値段」で出品しているため、AmazonやBOOKOFFに比べて価格が安いものが多くあります。
もちろん、店舗の運営経費がかからないため当然かもしれませんね。
メルカリで1冊の本を半額ずつ負担して読めること
そして、利用してみると「1冊の本を半額ずつ負担して読める」メリットがあると思えてきました。
1冊の本を2人のメルカリユーザーで負担して読める
新品でハードカバーの本を購入すると、そこそこの出費になりますよね。
今回購入した『アンと青春』は税込1728円を600円、『スタンフォード式 最高の睡眠』は税込1620円を800円で購入しました。
おおよそ、半額です。
メルカリで本を譲って下さった方も、購入金額から利益を引くと負担はおおよそ半分。
2人の読者が半分ずつ負担して、1冊の本を読めることになります。
税込1620円の本をメルカリで800円で買った場合
作家さん、出版社、本屋さんの収益
印税や、出版と販売に関する経費は別として、作家さんと出版社、そして本屋さんは新品の『スタンフォード式 最高の睡眠』が売れた金額1620円が収益になります。
メルカリで本を売った人の収益
新品で買った『スタンフォード式 最高の睡眠』をメルカリで900円で売った人は、800円の中からメルカリの手数料80円と配送料175円を引いた545円が利益になります。
新品を購入した545円から、新品の金額1620円を引いた−1075円が売った人の収益になります。
メルカリで売った人は、1075円で新品の『スタンフォード式 最高の睡眠』を読むことができたんですね。
メルカリの収益
メルカリは売った人のから、金額の10%を手数料としてもらっています。
販売価格800円では、80円の収益になりますね。
配送業者の収益
配送業者は、配送料175円で商品を配送しています。
ここも、そのまま175円の収益になりますね。
メルカリで本を買った花水の収益
メルカリで買った人は、売った人に545円、メルカリに80円、配送業者に175円の合計800円を支払ったことになります。
−800円の収益になりますが、新品で購入すると1620円の『スタンフォード式 最高の睡眠』を800円で読むことができました。
もし、花水が読み終わった後に400円で売ったとしたら、−800円が−400円の収益になり、メルカリには40円、配送業者は175円の収益が生まれます。
1冊の本を半額ずつの負担で読める
私たち本を読む側の視点では、1冊の本をおおよそ半額でシェアして読んでいることになりますね。
メルカリは、本を売る側の利益を減らしている?
作家さんと出版社、本屋さんの収益を減らしているのでは?
以前「図書館論争」を取り上げたお話図書館戦争ではなく図書館論争〜図書館と出版社の対立構図 - 本当に本が読みたくなる読書のブログで、出版社の売り上げが減少していることをお話しました。
出版社は、もちろん新品の本が売れたときに利益が出ます。
作家さんも、本屋さんも同じですよね。
たしかに、中古本を購入することで出版社の利益にはつながらないとも思います。
2人で半額ずつでも1冊の本を買っているとしたら?
私は価格と相談して「買うかどうか迷った本」は、文庫化されるまで待ってしまいます。
新品の本を買わないことも多いですね。
もし、同じように考える人が2人いるとしたら、2冊の本が売れないことになります。
不況が続いていますから、新品を月に何冊も購入できる人は多くはないですよね。
もし、2人の人が半額ずつ負担して1冊の本を買ったとしたら・・・・・・
売れなかった2冊の本が、1冊売れたことになります。
0.5冊買った分、出版社の利益にも貢献できているのかなとも思えますよ。
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