人もウイルスもお互いを滅ぼしたことはない

人間が感染症や病気を滅ぼしたことはない

GO TOキャンペーンの影響なのか、多くの企業が「元の働き方」にしてしまったからなのか、新型コロナの感染が全国に広がっています。

ウイルスとの付き合いは、もう少し続きそうですね………。

生きてる限り感染症や病気がないことはない

仏教の本に書かれている四苦八苦の生老病死の教え。

私たちが暮らしている中で、避けられない4つの苦しみの中に病気があります。

www.yu-hanami.com

もちろん、感染症もその中に含まれています。

過去に病気を滅ぼしたことはない

感染症も、私たちが避けられない病気の1つ。

人間は、40年前にウイルスの1つ天然痘を滅ぼしています。

公益社団法人日本獣医学会｜人獣共通感染症 連続講座

インフルエンザ、コロナ、エボラとたくさんのウイルスの中でたった1つだけです。

ウイルスを全て滅ぼしたことは、もちろんありません。

人間が病気に滅ぼされたこともない

そして、過去に感染症が大流行したことは歴史に残っています。

14世紀にヨーロッパではペストが大流行し、第一次大戦のあった1900年代にはスペイン風邪と呼ばれたインフルエンザが大流行、そして現代の新型コロナの世界的な流行です。

ペストはヨーロッパの1/3の3000万人を死に追いやり、スペイン風邪の死者は1億人ともいわれています。

当時とは医療の進歩が比較にならない現代、新型コロナの死者は69万人(2020/8/4)からさらに増え続けています。

ですが、私たちが今こうして暮らしているように人間が病気に滅ぼされたことはありません。

上手く付き合うしかない？

生老病死の考え方のように、感染症や病気ら私たちが避けられない苦しみでもあり、お互いに滅ぼしたこともありません。

人間が生きている限り身近にあって、いくら対策をしても滅ぼしたことがない感染症や病気。

もしかすると人間も含めた生き物の命の一部なのかもしれません。

世界中に広まる新型コロナは、ワクチンが開発され流行が押さえ込まれるはずです。

それまでは、不自由な暮らしが続いてもお互いに上手く付き合うしかないのかもしれませんね。