コロナのメリット、オンライン授業
新型コロナのメリットというと、不謹慎な内容に思われるかもしれません。
新型コロナが広まったことは、私たちにとって悲劇でしかありません。
ですが、元々「問題があった」「時代遅れだった」仕組みが働かないことが明らかになりました。
オンライン授業が普及したことで、不登校のお子さんが授業に参加できるようになったこともその1つでしょう。
オンライン授業で不登校がなくなる
学校という集団生活に馴染めなかったり、いじめが理由で小中学校に通えない子どもたちは6年続けて増加しています。
子どもの数は毎年減っているのに、不登校の子どもたちは増え続けている…。
もう、大人と同じように週5日毎日学校に通学するという仕組みが合わなくなってきているのかもしれません。
そこで起きた新型コロナの流行と緊急事態宣言。
多くの学校でオンライン授業が取り入れられ、その期間だけは不登校が解消されました。
参照:「リアルより集中できる」オンライン授業で不登校児も勉強できた。一方で「追い詰める可能性も」 | Business Insider Japan
【不登校 居場所を探して】(1)同じ授業受けられた オンライン拡大、不登校に転機(1/3ページ) - 産経ニュース
成りすましの問題
普段は授業を受けられない子どもたちが、オンライン授業で授業に参加できる一方、問題も起こっていました。
東京都内の有名進学校で、別の人物が学校に通う「成りすまし登校」が起きた問題です。
参照:進学校の開成高で「なりすまし登校」生徒を除籍処分 - 社会 : 日刊スポーツ
いじめと不登校が減る?
子どもたちが不登校になってしまう大きな理由に、いじめがあります。
私が小中学校に通っていた頃でさえ、子ども社会は人間関係が複雑でした。
会社の上下関係や地域の古株と新参者のように境界が明らかではない分、大人社会よりも複雑で変わりやすいのかもしれません。
いじめは、大人に見つかりにくくするいくつもの仕組みがあり、いじめの内容や主犯格を見つけ出すのは難しいといわれています。
参照:先生にいじめ相談できない「ばれたら...」信頼関係築けず | 岐阜新聞Web
オンラインでも、LINEのグループ外しやSNSの裏アカウントなどでいじめが起こっています。
オンライン授業が普及すると、子どもたちが直接会うことで起こるいじめは防げるかなと思います。
義務教育のオンライン案
自治体によっては、オンライン授業を受けるためのタブレット端末を用意し始めたとあります。
ただ、オンライン授業を提供するだけではお昼ご飯や防犯上の問題もあります。
給食は宅配サービス
自宅でオンライン授業を受けるなら、給食の問題もあります。
いつも、家で食事を用意してくれる大人がいる家庭は限られているでしょう。
そこで、給食の宅配サービスを利用して料金は学校で食べる給食費と同じにします。
部活動はクラブチームに補助
新型コロナの影響で、学校の部活動が禁止になった時期もありました。
今でも、多くの大会が中止になっています。
そこで、学校とスポーツ・芸術を切り離し、思い切ってクラブチームに切り替えてしまう。
もちろん、地域にとらわれる必要はありません。
教育担当の政治家の方、いかがでしょうか?