本当に本が読みたくなる読書のブログ

読書好きのための本当に読みたい本が見つかる書評ブログです。小説、実用書、ビジネス書ジャンルを問わず紹介。読書にまつわる豆知識のお話、文章の書き方のお話もありますよ。

夏におすすめ!変化の中で生きることを振り返るエッセイとノンフィクション 2021

夏におすすめ、ベランダや風が気持ちいい場所で読みたい本特集


本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧の皆さま、こんばんは花水由宇(hanami yuu)です。

季節の本を紹介させていただく、「夏におすすめ、ベランダや風が気持ちいい場所で読みたい本特集」コーナーです。

今年の夏は、全8回で2つのテーマの「小説」、「エッセイ、ノンフィクション」「実用書」「ビジネス書、政治・経済の本」「思想・哲学、考え方の本」「読書の効果と読書術の本」「一般教養、サブカルと雑学の本」を紹介させていただきますね。

第7回は、「生きることを振り返りたい」をテーマに3冊のエッセイとノンフィクションを選ばせていただきました。

生きることを振り返りたいエッセイ、ノンフィクション


「生きることを振り返りたい」というと、考え方の本の分野に思えます。

今回内容が重ならないように、「暮らし」「仕事」と関連した「生きること」が書かれている本を選んでみました。

『はたらかないで、たらふく食べたい増補版』栗原康

はたらかないで、たらふく食べたい 増補版 ――「生の負債」からの解放宣言 (ちくま文庫)


著者の栗原康は、東北芸術工科大学アナキズムと呼ばれる政治学を研究され、いける本大賞、紀伊国屋じぶん大賞を受賞された方です。

アナキズムというのは、国の仕組みが国民に与える負担を研究する分野で、極端な目線で見ると現代の国の仕組みは不要とも取れる考え方。

確かに税金や社会保障の面では、国は国民から集めた税金で「本当に国民のために働いているのか?」と思うこともあります。

現代の私たちが、国のお世話にならずに生きる方法はあるのでしょうか?


『生き方革命 未知なる新時代の攻略法』堀江貴文橋下徹

生き方革命 未知なる新時代の攻略法

働き方に関する本や発言で話題になることが多い、堀江貴文さんと橋下徹さんの貴重な対談集が『生き方革命 未知なる新時代の攻略法』。

お2人の専門でもある経済と政治の目線から、「対面主義からの脱却」「情報収集と学ぶ力」「成功と失敗の価値の変化」とこれか起こる変化への対策が語られています。

アフターコロナの時代を見据えた、今後の生き方のヒントが見つかる1冊です。


『生贄探し 暴走する脳』中野信子ヤマザキマリ

生贄探し 暴走する脳 (講談社+α新書)

「マスク警察」「自粛警察」「無言の同調圧力」、新型コロナの感染拡大で見えたのは、私たち人間の生贄探しという醜い一面。

脳科学者としてテレビの解説をされる中野信子さん、作家のヤマザキマリさんが人間の心の本質に迫る1冊。

私たちの心が、豊かに生きるヒント書かれていますよ。




暮らしと仕事はどう変わるのか?


3冊とも、「政治」「経済と働き方」「社会の中の人の心」暮らし・仕事と関連した「生きること」をテーマにされていて、これからの生き方に欠かせない本です。

1冊選ばせていただくとすると、堀江貴文さんと橋下徹さんの『生き方革命 未知なる新時代の攻略法』は、私たちの暮らしに差し迫った変化との向き合い方を教えてくれる1冊になるはずですよ。




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