夏におすすめ、ベランダや風が気持ちいい場所で読みたい本特集
本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧の皆さま、こんばんは花水由宇(hanami yuu)です。
季節の本を紹介させていただく、「夏におすすめ、ベランダや風が気持ちいい場所で読みたい本特集」コーナーです。
今年の夏は、全8回で2つのテーマの「小説」、「エッセイ、ノンフィクション」「実用書」「ビジネス書、政治・経済の本」「思想・哲学、考え方の本」「読書の効果と読書術の本」「一般教養、サブカルと雑学の本」を紹介させていただきますね。
第7回は、「生きることを振り返りたい」をテーマに3冊のエッセイとノンフィクションを選ばせていただきました。
生きることを振り返りたいエッセイ、ノンフィクション
「生きることを振り返りたい」というと、考え方の本の分野に思えます。
今回内容が重ならないように、「暮らし」「仕事」と関連した「生きること」が書かれている本を選んでみました。
『はたらかないで、たらふく食べたい増補版』栗原康
著者の栗原康は、東北芸術工科大学でアナキズムと呼ばれる政治学を研究され、いける本大賞、紀伊国屋じぶん大賞を受賞された方です。
アナキズムというのは、国の仕組みが国民に与える負担を研究する分野で、極端な目線で見ると現代の国の仕組みは不要とも取れる考え方。
確かに税金や社会保障の面では、国は国民から集めた税金で「本当に国民のために働いているのか?」と思うこともあります。
現代の私たちが、国のお世話にならずに生きる方法はあるのでしょうか?