暁の意味は?
日の出が遅くなって見た朝日。
どこか弱々しくても、その先に希望を感じずにはいられない、橙色が霞む空。
こうした朝日の風景、暁(あかつき)と表現されるそうです。
暁は朝日のこと
花水(hanami)が夕焼けだと思っていた暁(英:dawn,daybreak)は、実は朝日のことでした。
語彙力が乏しいことが明らかになってしまいましたよ。
暁がよく使われる、暁の空(英:the sky at dawn)には他にも夜明け、明け方、有明け、曙という言葉が使われています。
詩や自作の物語で使っていたら、書き換えなければなりませんね。
夕焼けだと思っていた言葉
夕焼けだと思っていた暁は、実は朝日でした。
夕焼け(英:sunset)には、他に夕映え、落陽、落日、夕闇があり小説の風景の表現やタイトルでも使われています。
「○○の落日」というと、国や大企業の全盛期が終わりに向かう様子を表しています。
「夕闇の○○」は、朧げな風景に溶け込むミステリアスな雰囲気を醸し出していますよね。
朝日を表現する言葉は使いづらい?
夕焼けを表現する夕映え、落日、夕闇は現代でもよく使われています。
朝日の方はというと、有明けや曙は高校野球の校歌や和歌のように歴史を感じさせる文章表現で使われる場面を多く見かけます。
アニメや漫画では、「暁の○○」という地名や団体名を見かけますが、風景を表現する言葉としては馴染みが薄いのかもしれませんね。
今後はバスケットボール日本代表の愛称「AKATSUKI FIVE」の影響もあって、名前の由来になった「暁」の意味が広まってきそうな予感がしてならないです。