本当に本が読みたくなる読書のブログ

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寒い季節を乗り越える仏教の教え

季節を乗り越える仏教の教え

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冬だから愚痴のような記事を書かないようにしよう、そう思いながら書いてしまいました。

そこで、何か冬の季節を乗り越えられる良い考えはないのかなぁと思い、愛読書の楽に良いことが続く方法は?〜『超訳 仏教の言葉』から選んだ6つの言葉 - 本当に本が読みたくなる読書のブログを読んでいて見つけた3つの仏教の教えを紹介させていただきますね。

※この記事は「エピソード×気づき型」のフォーマット上手な文章の書き方シリーズ〜「雑記」に最適な「エピソード×気づき型」のフォーマット - 本当に本が読みたくなる読書のブログで書いています。

冬はやっぱり嫌い

まず寒さが苦手

スリムな花水(hanami)は寒さが苦手、文学的な表現で「骨身に染みる」とはこのことですね。

スポーツをしていた中高生の頃は平気でしたが、年齢を重ねるにつれて耐えられなくなります。


太陽が見えないと気分が冴えない

そして、曇りの日々が続き、白い悪魔「雪」が降ります。

今年は関東関西に加えて、九州でも積もっているようですね。

温暖化対策もほどほどにと思うほどです。


休みの日は引きこもりがちに

そして、寒くて雪が降る冬の季節は引きこもりがちに……。

意外とアウトドアな花水(hanami)にとって、冬は「ほとんどすることがない季節」。

自宅でエアコンの設定は最大、たまにストーブも炊いいているので冬の光熱費は高くなりますね。

移動も自転車が使えないので近場でも車です。

道路が混んでいるのは日常茶飯事で、燃費は半分に……。

毎年思う愚痴ですが、「冬って損しているなぁ」と思います。



仏教の教えにヒントはないかな?

我慢しないこと

現代の私たちは多くの我慢を強いられています。
また、幼い頃から「我慢しなさい」といわれ続けて育っています。
まるで我慢することが美徳であるかのように。
しかし、本当に我慢はいいことなのでしょうか。
「我慢しなさい」という言葉の奥には、自分の都合が優先されてはいないでしょうか。
「私たちも我慢してきたのだからあなたたちも我慢するのは当然」という、驕り高ぶった気持ちはないでしょうか。
あるいは、「我慢している自分」に自己満足してはいないでしょうか。
鳥澤廣栄 『超訳仏教の言葉』 第1章 心が軽くなる仏教の言葉 p34〜35

この「我慢しないこと」、そのまま受け取れば冬の寒さを我慢せず暖房をたくさん使って温まろう!と受け取ることもできます。

ですが、本当の受け取り方では「誰かに我慢をさせないこと」とも受け取れます。

会社に勤める方は、もう3ヶ月後には新入職員が勤めはじめになりますよね。

「若いから苦労は当然」「時間がかかるのは当然、終わるまでやり通そう!」と、新入職員時代にした苦労を同じように今の世代にさせて良いものなのか?

ふと、思ってしまいました。


執着しすぎないこと

何事も気にしない、周囲に気配りができない人のことを「無頓着な人間」といいます。
「無頓着だね」といわれれば、決して褒め言葉ではありません。
ところが、本来は褒め言葉だったのです。
中略)
無頓着な人は、ひょっとしたら覚りに近いのかもしれません。
執着心が少ないといってもいいのかもしれません。
ですから、無頓着な人に出会っても、それは責めることではなく、感心したほうがいいのでしょう。
鳥澤廣栄 『超訳仏教の言葉』 第1章 心が軽くなる仏教の言葉 p52〜53


この執着、「こだわり」ですよね。

かつては、花水(hanami)も色々なことにこだわっていました。

物にこだわって、物を溜め込んでしまい。

技術を身につけることにこだわって、多くの自己投資と時間を使ってしまい、今になってどうにかなることではありませんが、「こだわり」は周りからは少々「めんどう」と思われることでもあります。

こだわり過ぎないよう、適度に生きていきたいものですね。


今を退屈に過ごさないこと

仏教の修行者にとっても退屈は大きな敵です。
修行者は決して退屈してはいけません。
なぜなら、退屈とは「覚りを求める心が退き、屈してしまうこと」だからです。
中略)
修行だけではありません。
世の中、退屈との戦いであるとも言えます。
仕事にしても、勉強にしても、結婚生活も・・・・・・すべてにおいて、途中で気持ちが萎えたり、目標を見失ったり、嫌になったり、逃げ出したくなったり、夢や希望を簡単にあきらめたりしないようにしたいものです。
人生に退屈しないようにしてください。
鳥澤廣栄 『超訳仏教の言葉』 第3章 人生が豊かになる仏教の言葉 p184〜185


「人生に退屈しないように」、すごく重たい言葉に思えます。

今のこの時間、変わらない日常、平凡な暮らしがあることは逆に珍しいことで、有り難いことでもありますよね。

「冬は何もすることがない」と引きこもって温まってばかりいないで、私も「今できること」を、暮らしのために役に立つことをしていかなければならないんですね。



他にすることがない今だからできること


始めの2つは、冬の季節とは関係のないことにつながってしまいました。

最後の1つ、「人生に退屈しないように」、そして「今できること」を、暮らしのために役に立つことを今のうちにやっておいて、暖かい春を気持ちよく迎えられるように備えていきたいです。

仏教の教えは、本当に暮らしに結び付けられる考え方が多いんだなぁと改めて思いましたよ。

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