寝て見る夢の物語の綴り方
今日は夢見がちで妄想家な花水由宇(hanami yuu)が、見た夢を綴った短い物語の書き方のお話をさせていただきますね。
夢が物語になる
夢が物語になる。
もしかしたら、作家さんの中でもご自身の見た夢のシーンを作品に取り入れている方もいらっしゃるかもしれません。
目が覚めてから夢を記録して、細かな設定やセリフを書き残し、構成をしてまとめると、1つの物語が完成します。
作家を夢見た10代の頃は、夢を綴っていくと1つの小説が仕上がるかも?と思っていました。
夢日記というもの
夢占いや心理学に興味のある方は、「夢日記」というものをご存知かと思います。
夢を記録して分析することで、普段気づかない心の中を理解したり、占いができる方法です。
私の書いている「夢から生まれた物語」とは目的が変わりますが、以前こちらでまとめさせていただきました。
夢を綴って物語にする4ステップ
スマホがケータイだった10代の頃から、夢を綴っていた花水(hanami)。
夢を記録し物語としてブログで発信させていただく中で見つけた、夢を綴って物語にする方法を4つのステップでまとめてみました。
○起きたらすぐにメモ〜ストーリーを箇条書き
物語のような夢を見てすぐにすることは、大まかなストーリーを箇条書きにすることです。
箇条書きなので、印象的だったシーンや名前がある登場人物だけで構いません。
ひとまず、前後のつながりや細かな設定は置いておき、頭の中に残る記憶をたくさん書き残すことが大切です。
登場人物と風景をイメージ
ひとまず書き終えると、次は印象的なシーンの風景、登場人物の会話や細かな様子をイメージして付け加えてみましょう。
「あのシーンはどんな風景だったかな」
「登場人物は誰だったんだろう」
思い出してみると、忘れていたシーンも現れてくるはず。
前後は気にせず、1つ1つのシーンを作り上げてみると楽しいですよ。
ここまでが夢のアウトプットです。
この後は、ひと休憩しても大丈夫。
書き残した内容で夢を思い出せるはずです。
断片をつなぎ合わせる
ここからは構成に入ります。
書き出したシーンは、小さな物語がたくさんあるはずです。
夢なので、突然全く違う場所に行ったり、設定がバラバラなことがほとんどでしょう。
ですが、1つ1つのシーンを見てみると、例えばシーン①とシーン③が繋がっていたり、②と④は順番が逆だったり、どこかに小さなつながりがあるはずです。
夢を正確に書き残す夢日記ではなく、小説風したいなら、面白くなるようにストーリーを入れ替えて1つの物語にするのが花水流です。
どうしてもつなぎ合わせが上手くいかないときは、都合のいいように付け加えても良いはずですよ。
タイトルをつける
花水(hanami)の場合、夢の中でテーマやメッセージが見つからなかったときは、構成を終えてからタイトルをつけています。
もし、印象的なセリフや場所があったなら、そのままタイトルにしてしまうと良いのではないでしょうか?
ストレスの多い方はやめた方が良い
人が見る夢は、科学的には寝ているときに「頭の中で起こっている記憶の整理」とされています。
夢を見ることで、大切な記憶をいつまでも覚えておけるようになったり、忘れたい辛いことや小さなストレスの積み重ねを忘れることができるようです。
夢日記を書くことも向いていない方もいらっしゃるとあり、普段からストレスを抱えている方は控えた方が良いようですね。
私は、まず楽しい夢から物語にしてみるといいのでは?と思います。
楽しい夢を記録することで、楽しい思い出を思い出す心のクセがつく。
そうなると夢だけではなく、普段から楽しい出来事で心の中を満たすことができるのかなと、そんな気がします。