積ん読了(つんどくりょう)とは?
積ん読と読了は、読書好きの方のSNSで見かける言葉ですが……積ん読了という言葉を見かけたことはありますか?
今回の読書の豆知識は、積ん読了(つんどくりょう)の意味と積ん読と読了との違いを解説させていただきますね。
積ん読了(つんどくりょう)とは?
積ん読了(つんどくりょう)は、読み終えた本が多く積まれている状態の意味のある、積ん読(つんどく)と読了(どくりょう)を合わせた読書用語です。
読了(どくりょう)の意味
読了の意味と使い方、完読と通読の違いを読書好きが解説 - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
読了(どくりょう)は、「本を読み終えた」ことを意味する言葉です。
似た単語では、「本を読み終え内容を理解した」意味の完読(かんどく)、「最初から最後まで読み終えた」意味の通読(つうどく)があります。
Twitterで「#読了報告」と投稿されることも多く、インターネットを利用する読書好きの方にとって1冊の本を読み終えたことは「読了」というのが現代的なのでしょう。
積ん読(つんどく)とは?
積ん読の意味と使い方、実は世界に広まる国際的な読書用語? - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
積ん読(つんどく)は、積読とも呼ばれている「買った本を読まずに積んだままにしている状態」の意味があります。
読書ブログやTwitterで「#積ん読」と投稿されているため最近の言葉のようですが、明治時代に使われ始められた歴史のある言葉です。
さらに、2014年には英語で「tsundoku」と使われ始めるなど「sushi」「tsunami」のように日本発祥の国際語として広まっています。
参照)"Tsundoku," the Japanese Word for the New Books That Pile Up on Our Shelves, Should Enter the English Language | Open Culture