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言葉(ピース)を紡ぐ たまには詩を更新

漫画の旧約聖書で思い出したお話

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漫画を読んでいて、旧約聖書のお話が出てきたときに浮かんだ詩。

内容は詳しくは覚えていませんが、たしか遥か昔、神さまの世界に続くバベルの塔を建設しようとした人々。

遥か彼方の空の上から様子を見ていた神さまは、人の人数だけ言葉をバラバラにしたお話がありました。

言葉をパズルのピースに例えた詩をお送りしますね。


言葉(ピース)を紡ぐ


人の言葉は 昔ひとつだったらしい

人の言葉は 昔ひとつだったから

相手をわかり 自分をわかってもらえた


人の言葉は あるときバラバラになった

人の言葉は バラバラにされてしまった

良いこともできて 悪いこともできたから


良いことをする分 悪いこともする

良い人の数だけ 悪い人もいる

だから人の言葉は バラバラになった方がいいのかもしれない


誰かと 言葉を交換して

誰かと 言葉を合わせて

バラバラの言葉(ピース)を紡ぐこと

それは人だからできること


花水由宇



言葉は再び1つになろうとしている


神話のお話が生まれてから数千年。

Google翻訳iPhoneの翻訳アプリが生まれ、今話したことがすぐに翻訳される現代。

バラバラになった言葉は、再び1つになろうとしていました。

神話の元になった人間の悪さは何だったのでしょう?

再び1つになった言葉は、もう悪いことは企まないことを願います。

少し詩的なお話でした。


花水由宇の詩はこちら↓
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