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地震で起きた停電、こんな時こそ人を大切に…

地震後、そして停電。慌てず、無理ない範囲で出来ることをする


2018年、平成最後の夏9月6日3時08分に起こった北海道胆振東部地震(ほっかいどう いぶり とうぶじしん)。

大きな地震と、はじめての大規模停電を経験した花水由宇(hanami yuu)は今回の経験を体験談として書き残すことにしました。

停電の復旧後から、6回に分けて連載している「文明の明かりが消えた夜」シリーズは今回でひとまず最終回です。

最終回のテーマは、地震や災害の後の行動。

自分も含めた、地域に暮らす方全員が被災者という中でどうしたらいいのか?

すごく難しいテーマですが、体験した限りで書かせていただきますね。





「自分」も「相手」も皆んな被災者


建物の倒壊など、大きな被害のなかった地域に暮らしている花水(hanami)。

停電はしており、余震も続く地震発生の初日。

ひとまず職場にと、信号の消えた住宅街を走ると多くの方が職場に向かっています。

1つだけ確かなことは、働いている人も「被災者」であるということ。

それなら、国が何かしてくれるまで待っていたらいいのでしょうか?

それもまた、違う気がします。

自分の周りに無理のない範囲で、「できること」をすることが正解なのかなぁと思いました。


自分に「できること」をする

災害直後、自分と周りの安全が確保できたら、「できること」をはじめてみるといいのでは。

この、「できること」は例えばボランティアや炊き出しのことではありません。

家庭のことで普段行わないことに取り組んでみる、無理のない距離なら友人の家の様子をみに行ってみる。

周りで、自分より困っている方がいたら手を貸してあげるのもいいと思います。

「できること」は、あくまで自分や周りが安全でいられる範囲。

辛い言い方になりますが、家族が必要としている食料や飲み物を知らない方に分けてあげる必要はないと思います。


できないことは「できない」

自分に「できること」をする一方で、できないことは「できない」と断ることも大切、もちろん理由を問わずにです。

例えば、私の企業は初期対応のために初日は通常の勤務に近い体制でした。

その後は、「小さな子どものいる家庭」「遠方からの通勤の方」「体調不良の方」の順に職場を離れましたが、最後まで残って働いていた方、とても「大丈夫」には見えません。

働いている方も、「被災者」の自覚を持ってもいいと思えます。

災害の時には、職場を離れる権利は理由を問わなくても良いのではと思います。

「小さな子どもがいる」ため職場を離れることも、「買い出しに行くため」職場を離れることも、結果は同じなのではないでしょうか?


感情的にならず落ち着く

そして、感情的にならず「落ち着く」ことが大切です。

前回の更新でお伝えした、怒りを周囲にぶつけていた方や他の方を脅していた方は結局何も得ていませんでした。

そして、大切な人を無くしたり、安否が分からない方をのぞいて悲観になり過ぎることもないでしょう。

「復興していない災害はない」のですから。


良いことには良い結果が起こる


何か「良いこと」が起こることを望んでした「良いこと」は、良い結果になることは少ないのでは?

何も望まず行った「良いこと」は、「良い結果」が起こることもあります。

それは、「善意」はどこかを巡って「自分に返って」くること。

そして、誰かからいただいた「善意」には、「感謝」を欠かさないことが大切だと改めて思い返す出来事でした。


無理して残った仕事の帰り

先ほど、地震と停電の起きた日の仕事のお話をしました。

花水(hanami)は、災害のあった日は全ての職場を休みにしてもいいのでは?と前々から考えていました。

それでも、いざ災害が起きると、その場で仕事につける人が働かなければいけないもの。

それぞれの事情で職場を離れる方がいる中、何とか取り繕って帰ることを考える間も無く、当日の勤務は終わり。

休憩時間では買い出しもままならず、何も手にすることのできないまま自宅を目指した帰り道。

ふと通りかかったコンビニに、数人の人集りが…

「何かある」

そう感じた直感に従い集団に加わると、お店が時間制限を設けて開店するということ。

電気のつかない店内で、店員さんに誘導されながら品薄の電池とパンを手にすることができました。

今日、他の方の代わりに働いた「お返し」を、見ていてくれた「誰か」がしてくれたのでしょう。


もらい物に感謝

もう1つ、「ついていたなぁ」と思える出来事がありました。

我が家は2人とも、よく「もらい物」をいただきます。

お菓子や野菜のこともあれば、日用品のときもあります。

地震と停電の後にはスーパーから、ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品も消えてしまいました。

当然、我が家もトイレットペーパー不足に………

ですが、ティッシュは10箱以上あります。

「こんなに買っていたっけ?」

2人で戸惑っていると、1つ思い出したことが…

それは、連れ合がもらってきてくれた余り物のティッシュ

「もらい物」が我が家の紙不足を救ってくれました。

善意でいただける「もらい物」、日頃から感謝しなければなりませんね。


困ったときこそ「できる範囲」で「できること」


今回の地震と停電では、北国に暮らす全ての方が被災者。

安否不明の方を捜索する自衛隊員の方にも、停電の中帰りを待つ家族があり。

電気の使えない中、何とか工夫して商品を売り出すスーパーの方も、自分で品物を買いたいほどでしょう。

報道では知られていない、それぞれの職場も、地域を支えるために多くの方が働いていたはず。

全員が被災者の中、どうしたらいいのか?

停電と交通以外に大きな被害がなかった私が言うと、大げさなのかもしれません。

もし解答欄があるなら、私は「自分の周りに無理のない範囲で、できることをする」と書きます。

その答えは、何らかの形で自分に戻ってくるのではないでしょうか?


北海道胆振東部地震「文明の明かりが消えた夜」シリーズ↓
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