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自転車免許制と自動車免許制定年制にしてみては?

増えつづける自転車の事故、そして自動車事故

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先日のニュースで、「神奈川ながらスマホの自転車死亡事故」で加害者の当時19歳の女性に有罪判決が出たとありました。

禁錮2年執行猶予4年という刑罰は、「賠償が保障されている」ことで執行猶予になり、「速度が遅かった」ことで危険運転致死に当たらないとされたためといわれています。

亡くなられた70代の女性の旦那さんは80代と高齢。

インタビューでは、高齢者にとって危険なながらスマホスマホの機能制限を設けて再発を防止してほしいと訴えていました。

もう1つ思うことがあります。

それは、交通事故の加害者として有罪になり刑務所に行くことになった高齢者の方。

年代を問わず、被害者にも加害者にもなる交通事故。

そこで、自転車と自動車の交通事故問題をテーマにしてみした。


被害者も加害者も重い傷を負っている


自転車は、10代の方も加害者になることもあります。

「誰かに怪我をさせてやろう」と思わなくても、小学生の方も交通事故の加害者になり、処分を受けなければならないでしょう。

また、最近問題になっている高齢者の方の交通事故。

もし、90代の方が交通事故で誰かを死なせてしまい刑務所で「懲役何年」という判決になると………。

刑務所内で亡くなってしまうこともあるのではないか?と思います。

それでも、もし花水の大切な人が交通事故に遭い、加害者が90代のお年寄りの方だとしても…

きっと「厳罰にしてほしい」と裁判所にお願いするでしょう。

自転車や自動車の交通事故は、幼い加害者に一生の心の傷を、高齢の加害者に一生を終えるかもしれない罪を負い、被害者の方は大切な人を失った悲しみに加えて加害者を罰する気持ちの負担を背負わなければならない。

殺人や強盗など、加害者に全ての落ち度がある犯罪と違い、被害者も加害者もどちらも背負うものが多すぎると感じます。

なかなか減らない、自転車や自動車の死亡事故。

今回は真面目なお話で、「自転車免許制」や「自動車免許定年制」を考えてみました。


自転車免許制

免許の取得

自転車に補助や保護者の見守りなしで乗れる年齢は5〜6歳でしょうか?

自転車免許は5〜6歳になると、自動的に交付されることにしましょう。


処分は道路交通法

自転車の交通違反に対する処分は、現在の道路交通法と同じ処分にします。

飲酒運転や、「ながらスマホ」の運転は厳しく取り締まらなければなりませんね。


免許停止と免許取り消し

現在、悪質な自転車の取り締まりで効果がイマイチと思われるのは「運転してはいけない」処分がないためではないでしょうか?

自動車と同じ累積の点数、免許の停止と取り消しを取り入れると効果があるのでは?と思いました。



自動車免許定年制

免許の定年制

自動車を安全に運転できる年齢は、何歳までなのでしょう?

現在、75歳以上の方を「お年寄り」はお年寄りと呼ばれていますが、元気で働かれている方も体を不自由にされている方もいます。

ここ数年の「高齢者講習」の結果から、具体的な目安を決めて「定年」とします。


定年以降は限定免許

一定の年齢でひとくくりに「定年」として、自動車を運転できなくなると困る方も大勢いらっしゃいます。

そこで、安全が保障された車やスピードが遅く交通事故や違反になりにくい車の「限定免許」としてはどうでしょう?


自動運転車限定免許

先日、東京都内で自動運転のタクシーの試験運用が始まったとニュースで知りました。

完全な自動運転は、実用化されて安全が保障されるまでには期間がかかりそうですね。

もし、実用化されたなら、定年後も「自動運転の車」に限り運転できる「自動運転車限定免許」とします。


農作業車両限界免許

自動車が全て運転できなくなると困る仕事、タクシードライバーの方や運送会社のドライバーさんなど、「運転そのもの」が仕事の方以外では農業の方かなぁと思いました。

花水の暮らす北国では、郊外に出ると畑を行き来するトラクターやコンバインを多く見かけます。

農作業用の車両を運転できなくなると、人手に悩まれている農業の方にとって死活問題。

実際に走っているトラクターやコンバインを見ていると、スピードも遅く交通事故にはつながらないように思えます。

そのまま、子どもの通学路を走ることもなさそうですし。

そこで、農作業車両限界免許を設けて届け出をすると農作業用のトラクターやコンバインは定年の制限なく運転できるようにしてはいかがでしょう。


権利を制限することも時には必要


今回の法改正のお話は、いつもは突拍子もない法案を思いつく花水のお話の中では真面目なお話でした。

自転車や自動車は、拳銃や刃物と同じ「人を傷つけてしまう凶器」になり得るもの。

大きな力には、ときには制限も必要になると思ったお話でした。


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