本当に本が読みたくなる読書のブログ

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第163回からは芥川賞受賞予想に挑戦します

直木賞受賞予想の打ち切りと芥川賞受賞予想

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直木三十五賞の発表に合わせて、長らくご愛好いただいておりました直木賞受賞予想。

今回の162回直木賞予想をもって、一度打ち切りとさせていただきます。

次回163回からは、芥川賞受賞予想に挑戦しますね。

当たらない直木賞受賞予想

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直木賞受賞予想企画を打ち切る理由は、全く当たらないためです。

当たらなくても、花水(hanami)自身は予想をして楽しむこともできます。

一応、読書ブログとして本の情報をお届けさせていただく目的もあるので、読者さんの本選びのお役には立てていなさそうです。



直木賞予想は視点が違うのかもしれない…

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直木賞予想が当たらない、何度も予想を外していて理由はいくつかあると感じました。

それは、最近の直木賞受賞の傾向と審査員の視点です。

前回のノミネートから作品がどんな進化をしたか

2000年を過ぎた頃から、直木賞の受賞作品の傾向は変わったといわれています。

2回目・3回目のノミネートから受賞される作品が増えたことから、審査の内容に作品の進化が加えられたことを伺うことができます。


ベテラン作家さんの執筆活動の功績

また、直木賞ノミネート作品1つではなく、作家さんの他の作品の執筆活動活動の功績も大きく関係しているのではと考えることもできます。


作品1つに注目する予想は当たりづらい

そのため、直木賞ノミネート作品の面白さや登場人物の活躍に注目した花水(hanami)の予想は当たらないのでしょう。

直木賞創設の目的は、小説のストーリーの展開と世界観の面白さを評価することでした。

物事の価値観は、時代によって変わります。

多くの文学賞本屋大賞のように読者側が選ぶ本の賞が増えた現代では、直木賞が作家さんの執筆活動を讃える役割を持ったのでしょう。



芥川賞受賞予想に挑戦

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直木賞予想企画の打ち切りとともに、新しい取り組みを始めます。

それは、芥川賞受賞予想。

「当たらないから諦めたんだ」と思われれば、その通りでもあります。

それよりも、芥川賞受賞予想なら“たまに”当たったり外れたりすることで、ブログの読者さんを楽しませることができるかなぁと思ったからです。

受賞作品を紹介させていただくこともできます。

ここ数年の芥川賞は、作品の形式にこだわらない傾向になってきました。

2003年、綿矢りささんが『蹴りたい背中』で最年少記録を残してからは、2015年の又吉直樹さんの(『火花』 )、2016年の村田沙耶香さん(『コンビニ人間』)のように今までにない世界が描かれた作品も珍しくなくなりました。

小説の内容で予想が立てやすいのかなぁと感じます。

こんなことを言っておきながら、また6回連続で外してしまうかもしれません。

その際は、平にご容赦願いますね。



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