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今村翔吾さん、呉 勝浩さんが第41回吉川英治文学新人賞を受賞

第41回 吉川英治文学新人賞が発表されました


2020年3月2日、第41回吉川英治文学新人賞が発表されました。

今回の受賞者は、今村翔吾さん、呉 勝浩さんのと2人の作家さんが受賞されています。

そして、読書家 花水由宇(hanami yuu)の予想は、やっぱり外れてしまいました。


第41回吉川英治文学新人賞受賞『八本目の槍』今村翔吾

2018年、『童の神』が直木三十五賞にノミネートしたことで知られるようになった今村翔吾さん。

受賞作の『八本目の槍』は、戦の表舞台に立たず、歴史認識で評価に差が出る石田三成を「八本目の槍」として描く時代小説。

八本目の槍とは、戦国時代に羽柴秀吉柴田勝家が争った賤ヶ岳の戦いで活躍した石田三成の同期生7人。

競争もあり、確執もあり、どこか現代にも通じる仕事の価値観に共感された方もいらっしゃるのではないでしょうか?



第41回吉川英治文学新人賞受賞『スワン』 呉 勝浩

もう1人の受賞者は、『スワン』を書かれた呉勝浩さん。

数十人の死者を出した銃撃事件を生き延びた、女子高校生の主人公の物語。

第162回直木賞候補作らしいストーリーの展開の速さと、ハラハラ感が興味を揺さぶる物語です。

事件の後、集められた被害者に起こる出来事と事件の真相に迫るミステリは、直木賞を受賞してもおかしくなかった作品といってもいいでしょう。



更新も遅れて、予想も外してしまいました………


今回、1カ月前から準備していた吉川英治文学新人賞予想。

発表日を3月9日と勘違いしていた花水(hanami)は、ちょうど発表される日に受賞予想を更新してしまいました。

そして、『medium 霊媒探偵城塚翡翠』を書かれた相沢沙呼さんを予想していた花水(hanami)。

見事に予想も外してしまいました。

2020年本屋大賞では、更新を間違えないようにしますね。



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