2020年3月の振り返り
2020年3月は、日本だけではなく世界中の人々が苦労された1カ月でした。
新型コロナウイルスが世界に広まる
昨年12月、中国の武漢で感染が始まった新型コロナウイルスは翌年1月末には日本や韓国に広がりました。
2月には、クルーズ船ダイアモンド・プリンセス号での感染が起こり、日本の対策が問題にされたこともありましたね。
その後は、世界中に広まり、今はヨーロッパやアメリカで多くの方が感染され、苦しい日々が続いています。
日本国内では、東京で感染が広まり、いつ緊急事態宣言が出されるのか心配される方も多いでしょう。
我慢しているのは若者では?
今、日本国内では外出自粛が求められています。
感染を広めないためにも大切なことです。
ここで1つ疑問があります。
なぜか、「若者の皆さんは」とか「無自覚な若者が…」といった形で若者の行動が問題にされています。
花水(hanami)は、どちらかというと中年側の年代ですが、臨時休校や内定取消しなどで我慢と苦労をされているのは若者の方では?と思うのです。
私の暮らしている地域では、休日のスーパーに集まったり、マスクや消毒薬を買うために開店間もなくドラッグストアに駆け込むのは中高年の世代の方を多く見かけます。
テレビのインタビューに答えているの方も、50代とか60代の方を多く見かけます。
新型コロナ、若者ばかりが責められて「中高年」の問題行動が責められないのはなぜか | 六辻彰二 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイトでも、外出している方に年代の差はないと書かれていました。
メディアの方には、特定の年代を名指しで批判するのはお控えいただきたく思います。
東京オリンピック・パラリンピックの延期
そして東京オリンピック・パラリンピックは、1年間延期されることが決まりましたね。
2021年7月23日に開幕を予定していると、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長が明らかにしたとあります。
オリンピックが延期になったことは、もちろん残念です。
年齢制限のある競技では、参加資格がなくなってしまう選手の方もおられるでしょう。
それでも、こうして世界中の方の命が危険になる中では仕方のないことなのでしょう。
オリンピックの開催は延期になっても、参加資格は変わらないなど選手の方にとっても公平な対応を考えてほしいものですね。
季節は穏やかに進んでいる
暗い話題ばかりの3月でしたが、それでも季節は進みます。
東京では桜が咲いて、北国でも小さな緑が顔を出していますよ。
変わっていくこともあれば、変わらないこともあるんだなぁと感じる2020年の3月でした。