明智光秀と読書
「あの人なら令和の時代何を読む?」
生きていた時代の違う偉人の「あの人」が、もし令和の現代にタイムスリップしたなら「どんな本を読む」のかをテーマにしたシリーズを始めます。
シリーズ1回目は、大河ドラマで話題の明智光秀に登場していただきますね。
明智光秀の現代での立場
明智光秀の立場は、年代によって変わります。
現代風に経歴をまとめると、地元の中堅企業に就職した若者が跡継ぎ争いに巻き込まれて失業、なかなか仕事が見つからない中ベンチャー企業にヘッドハンティングされて大出世を果たしたといったところでしょうか。
10代後半から20代〜地元の新興中堅企業の親族
現在の岐阜県(美濃)に生まれた明智光秀は、10代後半から20代にかけて美濃の国主 斎藤道三に仕えたとあります。
斎藤家は、元々美濃を治めていた土岐家を乗っ取っていたことから、1つの都道府県で活躍する新興中堅企業といった規模でしょう。
光秀は、道三の元で仕事に励んでいましたが、息子の利政(義龍)のクーデターで美濃を追われることになります。
中堅企業の跡継ぎ争いに巻き込まれ、リストラにあった社員の立場が当てはまりますね。
20代後半から30代〜ベンチャー企業にヘッドハンティング
光秀は美濃を追われた後、現在の福井県(越前)から石川県(加賀)を治める朝倉家に身を寄せ30歳前後で将軍 足利義昭に出会います。
京都府の敵対勢力を追い払い、足利義昭を後押しする勢力はなかなか見つかりませんでした。
そこへ、尾張と美濃、さらに三重県(伊勢)の一部まで勢力を伸ばしていたベンチャー企業の織田家が現れます。
織田家の勢いもあり、足利義昭は京都府で将軍の座につくことができました。
この頃、足利義昭と織田家の連絡を取り持っていたのが光秀といわれます。
そして、光秀が30代にさしかかった頃、活躍できる人材を求めていたベンチャー企業織田家の社長 織田信長にヘッドハンティングされることになります。
明智光秀の仕事と性格
①【仕事】伝統と実用性
②【性格】愛妻家で下の立場の人に優しい
③【趣味】和歌や茶道を愛した文化人
①伝統と実用性
明智光秀は、新しいもの好きの革命家 織田信長と対比されるように保守的に描かれることもありますが、そうとも限らないようです。
最近の本では、伝統的な仕組みを大切にしながら、「実用的」かどうかで新しい考えを取り入れていたというのが新しい光秀像のようです。
何から何まで新しくする信長と違い、実用性があるかどうかで物事を決めていたようですね。
こうした光秀の姿勢は、長年愛用した兜にも現れています。
https://www.ii-museum.jp/blank-27
②下の立場の人に優しい
また、部下や国民にとても慕われていた資料も残っています。
例えば、戦死した部下への見舞金(当時はお米)を部下の中で一番下の立場にある非常勤の人にまで支払ったとあります。
明智光秀の性格は優しくて誠実?どんな人かをエピソードつきで解説 | 歴史専門サイト「レキシル」
明智光秀なら今何を読むか?
①【仕事】伝統と実用性
②【性格】愛妻家で下の立場の人に優しい
③【趣味】和歌や茶道を愛した文化人
いよいよ本題です。
明智光秀の3つの性格に照らし合わせて、「もし現代に明智光秀がタイムスリップしてきて暮らすなら何を読むか」を考えてみますね。
ストレス対策の本
令和の現代に来てからも、ストレス対策は欠かさないことでしょう。
光秀は、仏教の考え方を元にストレス対策をするのかなぁと思いました。
『ブッダが死ぬ前に繰り返し説いた 悩みに強くなる考え方』鳥沢廣栄
www.yu-hanami.com
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