ミャンマーで日本人が拘束、厳しい対抗措置
2021年2月に軍事クーデターが起こり、軍事政権が国民への暴力を続けているミャンマーから、心配なニュースが入りました。
ミャンマーで日本人が拘束される
ミャンマー政府に拘束されたのは、ジャーナリストの北角裕樹(きたずみゆうき)さん。
日本経済新聞の記者をされ、独立後はフリーのジャーナリストとして海外で活動されている方です。
ミャンマー政府に拘束された容疑は、「フェイクニュースを配信した」容疑とのことです。
ミャンマーで拘束の邦人記者、望月衣塑子さんら解放要求:朝日新聞デジタル
フェイクニュースというのは、「嘘の情報」という意味ではなく、「ミャンマー政府に都合の悪い情報」のことをいいます。
【ミャンマー】拘束されたジャーナリスト、累計70人に[社会] | NNAアジア経済ニュース
ミャンマーでは、北角裕樹さんの他にも70人の記者が拘束され、情報を発信したり、受信する権利が制限されています。
軍事政権のトップ
今回、クーデターを起こして国民への暴力を続けているのは、ミン・アウン・フライン総司令官という人物です。
ミャンマー軍事政権トップ、ASEAN会議に出席へ 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
ミャンマーの国内では、軍事政権を認めない民主派団体が設立した「統一政府」からは、国際刑事警察機構(ICOO、インターポール)に逮を求めているなど、犯罪者として取り扱われています。
ミャンマー軍トップの逮捕要請 民主派、インターポールに:時事ドットコム
国民へ向けて武器を使った暴力を続けるミャンマー政府に対して、ヨーロッパやアメリカは経済的な制裁を始めています。
厳しい報復措置を望みます
日本もミャンマーの軍事政権をちゃんとした政権と認めず、犯罪組織として対象してはいかがでしょう。
日本にも意思があることを…
過去の戦争の反省から、海外で起こることにはあまり関わりたがらない日本。
海外で働いたこともなく、海外に連絡を取り合える知り合いもいない花水(hanami)ですが、海外は「思っていたより近い存在」なのかなと感じます。
他所の国でも、ダメなことはダメ。
はっきりと意見を伝え、日本人の拘束のように、日本に何かをきようようするなら「本当に反対しますよ」という意思を伝えることも必要なのではないでしょうか。