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キャンプで迷惑系キャンパーにならないための考え方、安全な対処方法

迷惑系キャンパーになってしまうのは?煩悩のせい?


前回は、迷惑行為別に迷惑系キャンパーの種類を紹介させていただきました。

今回は、なぜ迷惑系キャンパーになってしまうのか?を考え方の本を元に考えてみました。

迷惑系キャンパーに遭遇したとき、心構えに役立つ本も取り上げさせていただきますね。

迷惑系キャンパーの影響

迷惑系キャンパー


「迷惑行為によって周りの人を不愉快にさせ、自然に悪い影響を与えるキャンパー」を迷惑系キャンパーとして解説させていただきました。

迷惑系キャンパーには、大騒ぎをして周りを不愉快にさせてしまうパリピ系キャンパー、キャンプ場でハラスメントをしてしまうモラハラ系キャンパー、誰もが陥りがちなマナー違反系キャンパー、行き過ぎた撮影で周りに迷惑をかける撮影系キャンパー、何気ないひと言でトラブルを起こしてしまうマウント系キャンパーの5つに分けられます。

迷惑系キャンパーは、キャンプを楽しむ方の時間と楽しみを奪うだけではなく、自然破壊につながったり、キャンプ場の運営を危うくすることもあります。




迷惑系キャンパーになってしまう原因は?「知らない(癡 ち)」「こだわり(瞋 しん)」「慢心(過慢 かまん)」3つのの煩悩のせい


迷惑系キャンパーになってしまうのは、どんな原因があるのでしょう?

読書ブログらしく、お坊さん作家さん本から私たちの心の癖に注目して考えてみます。

知らない(癡 ち)


正しい物事を知らないことを、仏教の考え方では「癡 ち」といいます。

キャンプでは、多くのキャンパーが「自然の中で非日常を楽しんでいる」こと、「キャンプ場ならではのルール」があることを知らないか盛り上がって忘れてしまっているかでしょう。

パリピ系キャンパーの方が騒いで多くの方に迷惑をかけるのは、周りのキャンパーにも楽しみがあることを忘れてしまっているため。
マナー違反系キャンパーの方が、他の人のサイトに入ってしまったりするのはキャンプ場のルールを知らないことが原因でしょう。


こだわり(瞋 しん)


私たちには、好き嫌いややり方の得手不得手があり、行き過ぎてしまうと「こうしたい」「こうするべき」という「こだわり」になってしまいます。

こうした「こだわり」の中で、関わる人に嫌な思いをさせたり、自分自身が暮らしづらくなるほど行き過ぎたものは「瞋 しん」と呼ばれ戒められています。

映えや再生回数を求め過ぎ、周りが見えなくなっている撮影系キャンパーの方は「こだわり」が行き過ぎていないか、自然の音が聞こえたら振り返りたいですよね。


慢心(過慢 かまん)

キャンプの知識は豊富でも、深刻なのはモラハラ系キャンパーやマウント系キャンパーの方ではないでしょうか?

「同等のものに対してはすぐれていて、すぐれた者には同等であるとする心(の勘違い)」があると、お坊さん作家さんよ名取芳彦さんの本には書かれています。

企業や地域でも同じことがいえると思いますが、企業での地位が高かったり、地域での影響力が高いと、「周りより優れている」「自分は偉い」と思い込んでしまう方は少なくはないでしょう。

地位や影響力は、あくまで「その場だけ」のものです。

モラハラやマウントの心は、ほんの少しの気持ちだけでも態度や言葉に現れ相手に伝わってしまうものです。

自分の心に慢心の「過慢 かまん」がないか、注意深く探っていきたいですよね。




迷惑系キャンパーと出くわしたら?「恨み(恨 か)」「無理しない(我慢 かまん)」の煩悩に注意


迷惑系キャンパーに遭遇したとき、どういった心構えが役立つのでしょうか?

こちらも、お坊さん作家さんの本の内容から2つの心構えを選んでみましたよ。

恨み(恨 か)を持たず哀れみの目で

迷惑系キャンパーに出くわすと、「何でこんな不愉快なんだ」と怒りが湧き出てしまうのは当然です。

怒りや苛立ちなどの恨みは、「恨 か」と呼ばれ心に無理がかかるほどのエネルギーを使うとされています。

心のエネルギーを使う量が同じなら、自分で決められて後味も悪くない許す方がいいというのが仏教の考え方です。

騒ぎ過ぎたパリピ系キャンパーの方には、「周りに嫌われて可哀想に」。

マナー違反系キャンパーの方には、「こんなルールも知らなくて恥ずかしいだろうに」と哀れみの目線で見つめてあげると、穏やかな気持ちを保つことができそうです。


無理しない(我慢 かまん)で避けること

ただ、マナー違反系キャンパーに自分の借りているサイトが汚されたり、モラハラ系キャンパーがしつこく声をかけてくるなど、やり過ごせないこともあります。

仏教の考え方では、心が壊れるほどの我慢のし過ぎは「我慢 かまん」と呼ばれ控えるようにとすすめられています。

キャンプには、「どうにもならないけど、どうにかできることもある」ものです。

それは、避けること。

時間や場所が空いているなら、迷惑系キャンパーから距離を取ることも良い選択に思えます。




迷惑系キャンパーの対処方法


迷惑系キャンパーの中には、周りに迷惑をかけてもご自身で気が付かないほど人柄に問題がある人もいるようです。

関わること自体がトラブルの元になるため、避ける対応方法が安全でしょう。

移動する

迷惑系キャンパーと遭遇したときの1番の対処方法は、他のサイトやキャンプ場へ移動することです。

もちろん、時間と場所に余裕があるときに限られますが、どの迷惑系キャンパーにも有効な対処方法です。


管理棟に通報する

パリピ系キャンパーの騒音や、マナー違反系キャンパーの目に余る迷惑行動は管理棟に通報することも効果があります。

特に管理人の見回りが行き届いたキャンプ場では、管理人から注意をされたり、要注意人物として出入り禁止にしてもらえることもあります。


警察に通報する

モラハラ系キャンパーの性的な声かけ、マナー違反系キャンパーが勝手に物を借りていってしまうのは犯罪でもあります。

こうした迷惑行為は、警察に通報して法的な対応を取ってもらう必要があります。


注意や説得はトラブルの元

迷惑系キャンパーに遭遇したとき、直接注意をするのはかえってトラブルの元になります。

モラハラ系キャンパーやマウント系キャンパーの中には元々性格に問題があり話し合いができない方、マナー違反系キャンパーの中にも犯罪意識がなく一般常識が通用しない方もいるようです。

そしてキャンプでは、使い方次第では凶器になる道具も持参しています。

注意をしても効果がなく、説得はできないとはじめから諦めて移動したり通報する対処方法が安全です。




迷惑系キャンパーにならないため、備えるために読んでおきたい本

www.yu-hanami.com

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