ブログの「雑記」に最適な「エピソード×気づき型のフォーマット
上手な文章の書き方シリーズも後半です。
第5回は、私もそうですがブログを書いている人が書く機会の多い「雑記」「日記」の役に立つ「エピソード×気づき型」のフォーマットを紹介します。
ブログを書いていると、毎日の出来事で「これは!」と閃いたことを書き残しておきたくなるものですよね。
※この記事は「エピソード×気づき型」のフォーマットで書いています。
エピソード
実際に体験したエピソード
そんな日常の気づきを書き留めておくことに便利なのが、「エピソードかける気づき型」のフォーマット。
経験したことは、何も特別なことではなくてもいいはずです。
むしろ、日常のささいな出来事の方が誰にでも起こることで読む方も身近に感じることができますよね。
例「イラっとした瞬間」
例えば、最近の気づきでは仏教の考え方で知ったことで気づいたことがあります。
ふと、嫌なことってありますよね。
私ももちろんあります。
職場の年末の過ごし方の雑談で盛り上がっていたとき、子どものいるいないで「大変か」「楽しいか」が変わるというよくある話です。
ちょうど座っていた席もあってか(花水の職場はデスクが決まっていないので)、ある人が「このラインで過ごし方は変わりますよね」とジェスチャーで線を引いたんですね。
そこで、ふとイラっとしたのを覚えています。
気づき(学び、教訓)
得られた学びや教訓を書く「気づき」
「エピソード×気づき」型のフォーマットでは、身近に起こった「エピソード」で感じた「気づき」を書いていきます。
日常の中で起こったことから、自分が考えさせられた教訓を書き残しておくと、後々読み返すこともできますよね。
例「何を不快に思ったのか?」
先ほどの年末の雑談では、子どものいるいないで「大変か」「楽しいか」が分かれて、ある人の「このラインで過ごし方は変わりますよね」と言った発言とジェスチャーで線を引いたことにイラっとしたと書いていました。
後になって気づいたことは、「何に対してイラっとしたのだろう?」ということ。
話が年末の過ごし方のときには花水も少し参加はしていました。
イラっとした場面は、ある人の「このラインで過ごし方は変わりますよね」と言い切るような発言と、ジェスチャーできっぱり線を引いて区分けをしたこと。
この「こう決まっている」という決めつける態度、そして暮らし方を線引きするお堅い考え方を不快に感じたんだなぁと思えました。
後で思い返せば、不快になった瞬間は「何に対して不快になったのか?」すぐにはわからないもの、それは誰でもそうですよね。
以前紹介させていただいた、イライラや悩みの解決に仏教の考え方を応用できる1冊 第3回 - 本当に本が読みたくなる読書のブログで著者の鳥沢廣栄さんは「不快にさせる人」の対処についてこのように書かれていました。
勝手なことをと思うかもしれませんが、イライラしたり、怒ったりするよりは、相手を「かわいそうだなぁ、哀れだなぁ」と思って見たほうが、お互いのためになるでしょう。なぜならば、そのような目で見れば、苛立つことなどありませんから、感情的になることもケンカが始まることもありません。大変、平和的です。 『お坊さんが教える「イライラ」がスーッと消える方』 p31 第1章 お坊さんが教えるイライラを鎮める方法
花水が不快に思ったのは、ある人の「こう決まっている」という決めつける態度、そして暮らし方を線引きするお堅い考え方です。
これは、その人の考えで花水にはどうすることもできません。
結論(抱負、展開)
これからに活かせるまとめの「結論(抱負、展開)
「エピソード×気づき型」のフォーマットでは、身近に起こった「エピソード」、そして自分が気づいたり閃いた「気づき」の後にエピソードで得られた結果をまとめた「結論」で締めくくります。
例「不快にさせる相手を可哀想に思うこと」
先ほどの花水が不快に思ったことのエピソードでは、ある人の物事を決めつけた態度と暮らし方を線引きするお堅い考え方を不快に思っていたお話でした。
そして、イライラや悩みの解決に仏教の考え方を応用できる1冊 第3回 - 本当に本が読みたくなる読書のブログで著者の鳥沢廣栄さんは「イライラしたり、怒ったりするよりは、相手をかわいそうだなぁ、哀れだなぁと思って見たほうが、お互いのためになるでしょう」とも書かれていました。
今回登場したある人は、普段そこまで深く接する相手ではありませんし、誰かを不快にさせることはほとんどありません。
ですが、今回は「せっかく印象が良いのに、たまにある決めつけた態度はもったいないなぁ」「お堅い考え方で疲れそうで可哀想だなぁ」と思えることで、イラっとしたことも簡単に収まりましたよ。
それより、ささいな雑談でイラっとした感情のコントロールの下手さを見直さないとなりませんね。
今回は「エピソード×気づき型」のフォーマットの紹介と、例になるエピソードを同時に書いてみました。
記事そのものが「エピソード×気づき型」になるように書いてみましたが、いかがでしたか?
次回、最終回では「ブログ運営報告」などに役に立つ「提案・紹介型」のフォーマットのお話です。
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