すぐ役に立つ!Webライティングに最適な6個の文章フォーマット
以前こちらの記事上手な文章の書き方を身につけられる10個のフォーマットの紹介 - 本当に本が読みたくなる読書のブログで10個の文章フォーマットを紹介し、その中から6個を実際に活用するお話をさせていただきました。
私のようにブログに取り組んでいたり、Webライティングをされる方のお役に立てればと思います。
そこで、私のブログで実際に6個の文章フォーマットを活用した結果をお話しますね。
今回は、テーマによって使い分けた6つの文章フォーマットの活用のポイントと、活用の例を紹介した「まとめ記事」になります。
- すぐ役に立つ!Webライティングに最適な6個の文章フォーマット
「本の紹介」「作家さん紹介」には「列挙型」のフォーマット
「列挙型」の文章は複数の情報を伝えるのに最適
上手な文章の書き方〜紹介記事に向いている「列挙型」のフォーマット - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
「本の紹介」「作家さん紹介」には、複数の情報を伝えて最後にまとめる「列挙型」のフォーマットが向いていると思えました。
小説の紹介では、「列挙型」のフォーマットがそのまま使えましたが、活用した結果の「タメになるお話」を紹介する実用書やビジネス書では「主張型」のフォーマットが向いているとも思えます。
他にも、旅行先や新商品の紹介など何かを紹介するWebページには、「列挙型」が向いているのではないでしょうか?
「列挙型」のポイントは冒頭のとまとめで情報を整理すること
ポイントはリード文章の「全体像」と、「まとめ」で情報を整理することです。
「列挙」で伝える情報はバラバラで、それぞれ関連のない内容でかまいません。
最後の「まとめ」で情報を「このような情報をお伝えしました」と整理することで、それぞれの情報から読む方が何が必要かを振り返ることができます。
活用の例~www.yu-hanami.com
私のブログでは、「本の紹介」の記事で活用しています。
本の紹介では、例えば小説では①本の概要、②作家さん紹介、③登場人物の紹介、④物語の始まり、⑤物語の世界観やキーワード、⑥感想と内容の異なる複数の情報をお伝えしています。
リード文章にあたる「全体像」で、ひと言で物語をお伝えし、「まとめ」で作品全体をまとめることで異なる情報から読む方の興味のある内容を選んでもらえるように心がけています。
「読書の豆知識/読書勉強法」には「主張型」
考え方を伝えるときに役立つ「主張型」
上手な文章の書き方~考え方を伝える記事や文章に向いている「主張型」のフォーマット - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
「読者の豆知識/読書勉強法」は読書で得られたことを暮らしで活用したり、著者の方の考えを紹介するコーナー。
「主張型」のフォーマットは、著者の方や自分の考えに対する反論も受け止めて書き進めるため難しくもあります。
ビジネス・暮らしに限らず、Webページ上で考え方を伝える場面は多いのではないでしょうか?
私はまだ少し練習が必要ですが、上手に活用することで「考えを伝える力」を身につけることができると思いますよ。
反論を受け止めた文章を入れることが「主張型」のポイント
「主張型」のフォーマットで考えを伝えるポイントは、「自分の意見や考えに反対する視点を持つこと」です。
意見や考えを伝えると反論があるのは、どの業界でも同じですよね。
特にブログやホームページなどのWeb上では、反応がなければ反対や反論があるのかはわかりません。
まとめにあたる「再び主張」をする前に1度、自分の意見や考えに反対する視点で一文を入れることで、反論も含めたまとめを書くことができると思いますよ。
活用の例~実用書と専門書の大きな違い - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
このブログでは「読書の豆知識、読書勉強法」という、読書で得られた考え方やノウハウをお伝えする記事を書いています。
考え方をノウハウは、もちろん人それぞれです。
読書から得られたことも人それぞれですよね。
そこで、1つの考え方にとらわれず、反論や反対意見も含めたまとめを書けるように活用していますよ。
「読書コラム」には「結論優先型」「序論・本論・結論型」の2つ
「読書コラム」は読書に関するお話の中でも、テーマの幅が広い記事になっています。
ブログに取り組まれている方は、テーマによって多くのコラムを書かれているのではないでしょうか?
私は本や読書に関するエピソードを紹介することも多く、2つの文章のフォーマットを使い分けることにしています。
最速の伝わりやすさ「結論優先型」の文章
上手な文章の書き方〜ブログのコラム記事に向いている「結論優先型」のフォーマット - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
そこで、読書にまつわるニュースなど読み飛ばしても伝わる文章の「結論優先型」のフォーマットを活用しています。
Webページでは、速く読めることも、読みやすいと思われることの1つですよね。
「結論優先型」では理由と具体的をが重要なポイント
「結論優先型」のフォーマットで大切な文章は、冒頭の「結論」に続く「理由と根拠」、さらに続く「具体例」です。
結論を先に書くことで、伝わる早さが他に比べて早い「結論優先型」のフォーマット。
はじめに伝えた結論で、読者の方は「それは何で?」「どういう理由があるの?」と疑問に思います。
その疑問に答えるように、説得力のある「理由と根拠」、そして活用できる「具体例」を伝えることで結論に説得力が増していきます。
活用の例~www.yu-hanami.com
こちらの「読書コラム」では、「実用書は一般の方の暮らしに役立ち、専門書は専門分野の勉強に役立つ」という結論から始まります。
大切な「理由と根拠」では、著者の方に大きな違いはありませんが、「内容が暮らしに役立つか、それとも専門的な知識を学ぶのに役立つかの違いがある」とお伝えしました。
そして、「具体例」で実際の本を紹介しています。
Webページの分野を問わずコラム記事では、「疑問の持つ」何かのテーマについて書くことがほとんどでしょう。
そのときに、説得力を積み上げてい「結論優先型」のフォーマットがお役に立つはずですよ。
使える幅が広い「序論・本論・結論型」の文章
上手な文章の書き方シリーズ〜柔軟性の高い「序論・本論・結論」型のフォーマット - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
読書や本のエピソードの紹介では、「序論・本論・結論型」のフォーマットが向いています。
理由はテーマに合わせて文章の構成を変えられるためです。
「序論・本論・結論型」では結論での締めくくり方がポイント
「序論・本論・結論型」のフォーマットで大切な文章は、「結論」の部分です。
大まかな流れしか決まっていない「序論・本論・結論型」のフォーマット、流れのままに書いてしまうと「何となくまとまりのない文章」になってしまいがちです。
そこで、最後の締めくくり「結論」で「こういう物事にはこういう理由があって(序論)」、「それは、こういうことになります(本論)」、「その結果こうなりました」とまとめの形で締めくくる、または次に起こることへの問題を指し示す形でまとめることが大切です。
活用の例~難しい本は完読しなければならないの? - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
こちらの読書コラムでは、難しい本を「完読するか?」「途中であきらめるか?」を書いた読書論です。
ただの本好きが読書論を語るのも、少し上から発言のように思えますので、丹波宇一朗さんの雑誌のコラム欄から意見をもらって書いてみました。
結論は、「いったん本を閉じて読みたくなったら読む」とまとめてみましたが、少しまとまりきらなかったのかなぁとも思えます。
「雑記」には「エピソード×気づき型」
「エピソード×気づき型」の文章で雑誌がお得記事に早変わり
上手な文章の書き方シリーズ〜「雑記」に最適な「エピソード×気づき型」のフォーマット - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
ついつい増えてしまいがちな記事が「雑記」です。
以前は雑記が増えることを「怠けている」と思ってしまっていました。
ですが、「エピソード×気づき型」を活用することで毎日の出来事で思いついたことを「日常での気づき」としてお伝えすることもできるのかなぁと思えてきます。
ブログやSNSで、毎日の出来事を報告するときに向いている文章ですね。
身近なエピソードを取り上げることが「エピソード×気づき型」のポイント
「エピソード×気づき型」のフォーマットで大切な文章は、冒頭のエピソードにあります。
有名エッセイストさんのような、稀な出来事のほうが興味を引かれると思いますよね。
ブログなどのWebページでは、毎日の日常で誰もが経験する出来事からの気づきの方が、読む方にも伝わりやすいといわれています。
活用の例~
寒い季節を乗り越える仏教の教え - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
ついつい増えがちな雑記の中でも、冬の嫌いな花水がつい書いてしまう冬の愚痴雑記。
今回は、冬の寒さと空模様、することがなく引きこもりになりがちなエピソードを取り上げてみました。
そして、鳥澤廣栄さんの『超訳 仏教の言葉』に書いてあった言葉から何か良いヒントは得られないか読み返してみます。
すると、仏教の考えでは「退屈すること」は夢や目標を諦めてしまうことと、戒められているようです。
「寒いから」と暖房の効いた南国の室内でウトウトするだけではなく、「これからの暮らしの中で役に立つこと」に取り組んでみようと前向きに暮らしていかなければと気づくキッカケになりましたよ。
「ブログ運営」には「提案・紹介型」
ビジネスでも大活躍の「提案・紹介型」の文章
上手な文章の書き方〜Webサイトの「運営報告」記事に最適な「提案・紹介型」のフォーマット - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
「ブログ運営」は、私がブログで実践している取り組みの紹介。
生活のための収益ではありませんが、「ブログ」という目的のあるものを運営しているものと思っています。
お仕事の「企画書」「提案書」で使っている人も多い「提案・紹介型」のフォーマットが向いていましたよ。
「提案・紹介型」では明らかな実績、信頼性のある情報が重要
「提案・紹介型」のフォーマットの持つ、「背景」→「提案・紹介」→「提案・紹介の理由」→「方法論」→「まとめ」の流れは企画書や提案書を書くビジネスマンの方には慣れ親しんだ形式なのではないでしょうか?
この流れの中で大切な文章は、「提案・紹介の理由」です。
効果のあった実績、信頼性のある情報を参考にした確かな理由づけが大切になります。
活用の例~https://www.yu-hanami.com/entry/2018/01/28/112200
こちらは花水由宇のブログ紹介2018年1月編 - 本当に本が読みたくなる読書のブログで毎月恒例のシリーズになっていた「ブログ紹介」を変更する提案をさせていただいた記事です。
「背景」で「ブログ紹介」が、書くためのネタ探しになっていないか疑問に思っていることに触れました。
次の「提案・紹介」では、シリーズのテーマと更新頻度の変更を提案。
「提案・紹介の理由」では、いただいたコメントの中に「他の方のブログを知るきっかけになった」ことを実績として考えて、継続することとしました。
そして「方法論」で、テーマを「関わりのキッカケ」に、更新頻度を月に1回に変更することをお伝えして最後の「まとめ」に続きます。
新しい「ブログ紹介コーナー」を、スタートさせていただく報告につなげることができたのかなぁと思えますよ。
6個の文章フォーマットのまとめ
今回は6つの文章のフォーマットの締めくくりとして、紹介した方法、結果をまとめてみましたよ。
活用してみた6つの文章は、どれもテーマにぴったりの書き方でした。
私はWebライティングの勉強もかねて、「本の紹介」には「列挙型」のフォーマットと決めて使っています。
書き方に慣れるまでは、この方法で取り組んでみる予定です。
ですが、同じ「本の紹介」でも、本から得られたエピソードを取り上げる場合には「エピソード×気づき型」の文章が向いていることもありますよ。
今回の紹介が、ブログで記事を書かれる方のお役に立てれば幸いです。
参考図書はこちら↓
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