読書でアウトプットをする効果
今回は、話題のアウトプットがテーマです。
私のブログは読書と本がテーマ。
そこで、本を読んだ後のアウトプットの方法と読書の効果をまとめてみました。
- 読書でアウトプットをする効果
アウトプットの3通りの意味
アウトプット、よく目にていていつの間にか使っている用語ですよね。
アウトプットの辞書的な意味は、3通りあるようですよ。
コンピュータ用語のアウトプット
1つはコンピューター用語、英語の表記はoutput(アウトプット)、意味は「データを表示したり印刷すること」です。
似た言葉でエクスポート(export)がありますが、こちらはデータをコンピューターの外に移動させることのようです。
ビジネス用語のアウトプット
アウトプットのもう1つの意味はビジネス用語です。
「ビジネスパーソンが経験、学習したことを元に、収めることのできた実績や成功、成果」として使われています。
具体的には報告書や資料などの書類、プレゼンテーションでの報告でしょう。
脳の働きでのアウトプット
そして最後の3つ目は、脳の働きよるもの。
読書に関係するのは、この脳の働きによる本を読んだ後のアウトプットではないでしょうか?
脳科学の専門家の方の用語の使い方で共通しているのは、「覚えたことを頭の外に出すこと」です。
本を読んで読書のアウトプットをする3つの方法
読んだ本のアウトプットをする方法を紹介しますね。
簡単な順に、3つのアウトプットに分けてみました。
本のメモを書く、Twitterに投稿してアウトプット
本の内容を図解にしてアウトプット
読んだ本をノートにまとめる、ブログに書いてアウトプット
本のメモを書く、Twitterに投稿してアウトプット
本のアウトプットで1番時間がかからず、手軽にできる方法は「メモを書く」ことですよね。
読んだ本によって違いはありますが、小説ならあらすじや、登場人物の考え方をメモに書いておく。
ビジネス書や実用書なら、暮らしや仕事で使えそうな内容をメモしておくと良いですね。
私の場合は紙とペンでアナログにメモを取っていますが、ブログを書くようになってからはTwitterもメモ代わりに役立つと思いますよ。
本の内容を図解にしてアウトプット
メモより少しだけ手間のかかるのは、読んだ本を図解にしてアウトプットの方法です。
私はよく、本の内容を図解にしてアウトプットしていますよ。
理由は、自分が覚えやすいからでもあります。
例えば、コミュニケーションの方法の実用書を読んだとき、文章だけでは方法を覚えられないこともあります。
そのときには、人の形をした図解を書いて覚えるようにしていますよ。
ですが、本を図解にしたアウトプットは好みが分かれるところですよね。
読んだ本をノートにまとめる、ブログに書いてアウトプット
読書のアウトプットの中でも1番時間と手間のかかるのは、ノートにまとめることと、ブログの記事を書くことではないでしょうか?
時間と手間はかかり、「そこまでするる?」と思われてしまう方法ですが、本の内容をくまなく身につけたいときには役に立つアウトプットの方法ですよ。
読書ノートを作る方もいますが、私は教科書になる本に他の本の内容を次々と書き込みノートにしてしまう、読書勉強法というやり方をしています。
最近では、本の紹介の記事でフォーマットにそって内容をまとめることもしていますよ。
本に書き込みをする方法は
本を実用的な教科書兼ノートにする書き込みの3つのポイント - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
を、フォーマットにそって内容をまとめる方法は
書評の書き方〜本の紹介に合わせた3つのフォーマット - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
に詳しく書いておきました。
本の内容をアウトプットをすると頭の中で何が起こってる?
先ほどの3つの方法や、好みの方法で本の内容をアウトプットすると、どんな効果があるのでしょう?
参考にさせていただいた本に書かれていた、アウトプットと脳の働きを元にまとめてみます。
本を読むときに使う脳の働き
私たちが読書をすると目から入った文字は、頭の中で組み立てられて内容を理解しています。
大雑把に分けると①「文字を見る」→②「文章を組み立てる」→③「内容を理解する」→④「必要なことを覚えておく」、ここまでが読書のインプットになります。
本をアウトプットするときの脳の働き
アウトプットのときには、さらに必要なことが増えます。
例えばメモを書くことや、Twitterに書き残すことにしましょう。
すると、インプットの①「文字を見る」→②「文章を組み立てる」→③「内容を理解する」→④「必要なことを覚えておく」までは同じです。
❺「必要なことを思い出す」→❻「書く内容を考える」→❼「(メモの)文章を組み立てる」→❽「文字に書く、スマホで入力する」、インプットの4段階に比べアウトプットもすると8段階のことが必要です。
本をアウトプットをすると脳はフル回転
単純な作業だけで4段階のインプットが、アウトプットでは8段階になりました。
さらに読書の内容を自分の経験と照らし合わせたり、別のことと比べたり、ペンやスマホを操作することを加えると脳はフル回転していることになりますね。
本の内容をアウトプットすると読書の質が高まるの?
読書のインプットからアウトプットまでの流れは次の通りでした。
①「文字を見る」→②「文章を組み立てる」→③「内容を理解する」→④「必要なことを覚えておく」→❺「必要なことを思い出す」→❻「書く内容を考える」→❼「(メモの)文章を組み立てる」→❽「文字に書く、スマホで入力する」
読んだ本の内容を覚えておける
本を読んだだけで、読書の内容を覚えることもできます。
ですが、覚えているかを確認することはできるでしょうか?
アウトプットも行うと、④「必要なことを覚えておく」→❺「必要なことを思い出す」の作業が必要になります。
ここで、読書の内容を覚えているかの確認ができますよ。
アウトプットで自分の考えと結びつけることができる
そして、❺「必要なことを思い出す」→❻「書く内容を考える」の作業では、自分の考えや経験と結びつけることにもつながります。
誰かに説明するとアウトプットがさらに高まる
さらに❻「書く内容を考える」→❼「(メモの)文章を組み立てる」ことで、読書の内容を頭の中でまとめることができ、誰かに説明できることにつながります。
インプットだけではなく、アウトプットまで行うことで読書の質を「誰かに説明できる」までに高めることができますよ。
読書術の参考になる本とお話はこちらです
参考にした本
https://www.yu-hanami.com/entry/2017/04/30/085226www.yu-hanami.com
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読書の効果のお話は
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