夢日記の効果とちょっと不快な夢のお話
本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧のみなさま、こんばんは花水由宇(hanami yuu)です。
最近やっていなかったので、久しぶりにカウントダウンTV風の語り出しをしてみたくなった花水由宇でした。
最近の連載、夢シリーズ第4回は、「夢日記」というお話。
夢日記という言葉は、前回の「明晰夢」を調べていたときに見つけた言葉。
昔々、妄想豊かな花水(hanami)の青春時代に書いていた気がします。
そこで、先日見た「ちょっと不快な夢」を書いてみました。
たまに書いている『夢日記』
本題の前にまず、「夢日記」という言葉のお話をさせてくださいね。
夢日記は、名前の通り、夢から覚めたら夢の内容を書き綴るものです。
夢日記をつける目的は、人によって変わりますが「明晰夢」を見たり夢占いをすことを目的に書く方がいるようですね。
私が書いていた頃は、夢日記を繋げていけば何か物語が生まれたりして?という興味本位でした。
妄想豊かな年齢の時ですので、「実は本当の世界とつながっていたり」と妄想したこともあります。
ですが、中には危険だといわれている情報もあります。
こちらには、夢日記を続けるうちに現実世界での生活に影響が出てしまいそうと感じてやめた方、夢と現実世界を混同してしまった方のお話が紹介されています。
こちらには、多くの方で危険な体験はなかったといわれています。
夢の出来事にとらわれてしまう人は避けた方がいいのかもしれませんね。
花水(hanami)は子どもの頃から、起きていても頭の中に夢の世界が広がっているような人間なので大丈夫そうです。
それでは、先日の夢のお話。
実際に見た夢のシーンをそのまま書き下ろして、少しだけ物語のように書いてみました。
夢日記〜『怒りの象徴』
救急隊員になっていた私、大きなバックを肩からかけ、通報のあったとある建物に向かっていた。
郊外のゲームセンターのような建物、複雑な螺旋階段の入り口を駆け上がる。
螺旋階段を登りきると、建物の運営会社だろうか、職員らしき5〜6人の朝礼に出くわした。
救助者は?
とても、救助者がいるようには思えない雰囲気の数名。
無関係と判断し、数名の朝礼の輪を超えた建物の先、中は中学校のような作りになっていた。
ふと、かつて卒業した母校の匂いを感じる。
懐かしさに思いを寄せた時間は僅か数秒だった。
今は消防隊員として第一線で活躍している幼稚園の時の友人と、長い廊下を走り切った先の救助者の元へ駆け寄る。
「大丈夫ですか!?」
いや、大丈夫ではないから救助を待っているのに、この声かけが自然になっているのも不思議に思える。
意外にも救助者は、「大丈夫」のように見える。
がっしりとした肩幅、半袖のシャツから見える二の腕はハッキリと鍛えている証があった。
「ええ、何とか」
スポーツ選手風の女性、特に怪我はしていなく声にも張りがある。
ここで、場面は帰宅途中の人のさざ波の中に変わる。
人の緩やかな波に乗りながら、右手に持っていた古い携帯電話。
電話の先には、高校生の頃の親友Nの元恋人。
この手の話は、懐かしい挨拶に始まり、近況報告、その後の「あまり良くない話」につながるのが1つの流れ。
予想通りの「あまり良くない話」、Nとの再会、いや「再開」を望んでいるNの元恋人との話に前向きな返事をした私は最寄りの駅を通って帰宅した。
もちろん、再会させてあげる予定はない。
Nは暖かい家庭、元気な2人の子どもに囲まれている。
過去の記憶が、邪魔していいはずはないんだ……そう思い聞かせて、また人のさざ波に乗ることにした。
昔通学に使っていた駅を通るのに、なぜか電車には乗っていない。
不思議に思いつつも、昔住んでいた祖父母宅へ帰宅。
なぜか、テラスにもなっていない玄関先に敷いてある絨毯の上でくつろぐ祖父と祖母。
なれ親しんだ吹き抜けの古い階段を登り、昔寝室にしていた3階の小部屋には学生時代の友人が………
疑問が止まらない、友人の自然な振る舞いが逆に不自然。
シェアをしているのだろうか?
そして、タバコが無いことに気づいた私は、近所のコンビニへ向かう。
空腹でもないのになぜか、店内で売ってあるパック入りの白米を食べてしまい、かすかな罪悪感を持った私、あまり見慣れないおにぎりと缶チューハイのセットを手に取りレジへ向かう。
レジはどうやら、緩やかな坂のようになっていて、バックヤードがむき出しに………
このコンビニの造りなのだろうか?
レジは3つ、まるでスーパーのように混んでいる列に並ぶと、奥から店長らしき人物が対応のために慌てて飛び出してくる。
「こちらへどうぞ!」
緩やかな坂の1番下のレジでおにぎりと缶チューハイのセットを置くと、店長は私に商品を入れる袋としてトートバッグのような古びた袋を勧める。
「それ、客に渡すってのかい?」
大声に振り向くと、後ろには作業着姿の無精髭の男性。
「いえ、そういうわけではありません」
平謝りの店長、取引先のクレームなのだろうか?
「いや〜勘弁なんねぇなぁ、ちょっと来い!」
クレームをつける作業着姿の男性に連れられ、とあるビルの屋上に向かう店長。
陽が落ちて、黒い空に飲まれそうな屋上で激しい暴行を受ける店長。
「(止めないと!)」
そう思っても、体はない………遠くから傍観しているような映像だけがただ過ぎて行く。
「あんたぁ、わかってねーんだよなぁ、それを開発するのにだなぁ…」
「待って下さい!私に責任がありますから、どうか私を」
身代わりを買って出たのは、夕方に電話で話した親友Nの元恋人。
店長の代わりに殴る蹴るの暴行が始まる。
上着の薄手のシャツを破り、角材を振り下ろす作業着姿の男、丸くなり苦痛の顔で耐える親友Nの元恋人。
「(なんで!このままじゃ殺されてしまう、銃は…)」
もちろん体のない、映像しか見ることのできない私に銃はない。
暴行は休む間も無く続いていた…。
翌朝、雲で朝日が見えず雨の降る屋上。
変わり果てた姿のNの元恋人、全身に生々しい擦り傷と内出血の後、ボルトのような金属が刺さった手足。
命を取り留め、うなだれる店長。
現場には制服、私服の警察官が行き来し、見慣れた姿…顔を合わせることもできない相手が膝をついて顔を覆う。
「N………、私がいながら……必ず犯人を………」
言いかけるところで、右の腰に何かが触れる。
無機質で冷たい金属の作り物、暴力の役目しかない人が作った物………銃がある。
私が犯人を、どうしたいのだろうか?
目の前に炎を形取った鮮やかな赤い壁紙が浮かび、そして大きくなる。
「(あっ!大きくなっちゃいけない、落ち着いて、私は警察官なんだよ)」
怒りの象徴でもある、炎の壁紙が少しずつ小さく………
そこで、目が覚めた。
「おかしい」と気づけたポイント
バッドエンドの物語でした。
起きたときには、寒さからなのか両手を胸の前に回して腕組みをしながら寝ていた私。
もしかしたら、衝撃的な夢に思われるかもしれませんが、激しい悪夢にうなされることもある花水にとっては「たまに見るちょっと不快な夢」です。
それでも、その日1日は気分が冴えない1日でしたね。
夢日記で改めて夢を思い出してみると、明らかに現実離れしたシーンがあります。
テラスにもなっていない玄関先に敷いてある絨毯の上でくつろぐ祖父と祖母
日本国内で、テラスにもなっていない玄関に絨毯を敷いてくつろぐ家庭はないですよね。
夢の中には、明らかに「見た目」がおかしいシーンがあります。
レジはどうやら、緩やかな坂のようになっていて、バックヤードがむき出しに
こちらも、「見た目」がおかしいシーンです。
坂のように下がった形のレジは、国内外探しても珍しいでしょう。
店長は私に商品を入れる袋としてトートバッグのような古びた袋を勧める
こちらも「状況がおかしい」シーンですよね。
コンビニの、それも店長が使い古しのトートバッグを買い物袋に勧めることはないでしょう。
もしこのシーンで夢だと気づけていたら、「夢なのに勝手にしないでね」と暴行シーンを犯人の逮捕のシーンに書き換えてしまえたと、ちょっとだけ後悔。
後半ほどストーリーがメチャクチャに
読んでくださった方も、お気づきかと思いますが、後半ほどストーリーがメチャクチャになっています。
「おかしい」シーンも増えていますし、花水のキャラクターがなぜか救急隊員から警察官になっていますね。
登場人物の行動も明らかに現実離れしてきています。
これは、夢のほとんどにいえることではないのでしょうか?
私の見ている夢では、コロコロと場面が切り替わったり、登場人物が入れ替わったり、「おかしい」シーンが増えてくると夢はクライマックスを迎えます。
夢日記のまとめ
今回は夢シリーズの第4回、夢日記のお話でした。
夢日記は、夢から覚めたら夢の内容を書き綴るもので、夢占いや明晰夢を見るために取り組まれている方もいます。
花水の見ている、ちょっと不快な夢はいかがでしたか?
私の場合は、以前夢日記をつけて夢を物語風に表現できないかなぁ?と思いつき取り組んでいた時期があります。
一方で、夢日記には生活に支障をきたしてしまう方もいらっしゃるようですね。
特に大きな悩み事を抱えていたり、気持ちの落ち込んでいるときには控えたほうがいいのかもしれませんね。
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