本当に本が読みたくなる読書のブログ

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仏教のお経の意味がわかるようになる方法

お経の意味がわかるようになる方法 まとめ


本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧のみなさま、お昼なのでこんにちは!花水由宇(hanami yuu)です。

3回にわたった「お経」シリーズは今回で最後になります。

そんな第4回の「お経」シリーズは、意味がわからないお経を理解しやすくする方法のまとめです。

それでは、どうぞ。


お経って?

お経の正式名称は経典(きょうてん)

お経の正式名称は経典と呼ばれています。

仏教を私たちに広められたのは、お釈迦様。

お経は、お釈迦様が実際に教えを説いていた当時から記録されていたわけではないようです。

お釈迦様が涅槃に入られた(人の体では亡くなられた)後に、弟子のお坊さんたちが会議を開いて徐々にまとめられたと多くの仏教関係の本には書かれています。


原始仏典と大乗経典

経典は、大きく分けて原始仏典(げんしぶってん)と大乗経典(だいじょうきょうてん)に分けられます。

原始仏典は名前の通り、経典がまとめられた当時の古いお経で日本ではあまり広まってはいないようです。

法事やお寺を訪れたときに聞くことができるお経は大乗経典と呼ばれ、日本にも伝わっている大乗仏教(だいじょうぶっきょう)ができた当時にまとめられたお経です。

大乗経典には『般若心経』の元になった『般若経』、「南無阿弥陀仏」の元になった『浄土三部教』、弘法大師空海さんで有名な真言宗のお経でもある『大日経』などがあります。

実際に、私たちが聞くお経のほとんどはこの大乗経典です。


お経の意味がわからない3つの理由

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元々は昔のインドの言葉

仏教が発症したのは古代のインド、お釈迦様の教えも当時のインドの言葉サンスクリット語で語り継がれていました。

このサンスクリット語は現代で実際に使われているのはほんのわずか。

お経の原文もこのサンスクリット語で書かれています。

もちろん、知らない人がそのまま理解できる言葉ではないですよね。


書かれているのは漢語

お経はインドで生まれた後、中国で中国語の漢語に訳されました。

翻訳者の1人には、西遊記で有名な三蔵法師(玄奘三蔵)がいます。

その漢字だけで書かれた漢語のお経が日本に伝わってくることになります。


音読みで読まれるから

日本では、漢字を意味を持つ訓読みと、そのままの音読みの読み方がありますよね。

中国から伝わった漢語のお経。

現代でも音読みで読まれ続けているため、歌のように聞こえても聞いただけでは意味がわからなくなっているんですね。



お経の意味がわかるようになる方法

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現代語訳の本を読む

最近ではお坊さんや、仏教の専門家の方がお経の「超訳」の本を多く出版されています。

中には難しい表現の本もありますが、私たちの使う話し言葉で書かれた現代語訳の本も多くありますよ。

現代語訳でお経を読んでみると、タメになるお話というのがわかります。

もし原文がお経と聞かなければ、「スタンフォード流〜」や「ハーバードではこう考える」など流行のテーマと変わらないほど今の生活に当てはまります。


私訳してみる

もし、現代語訳されたお経の内容を自分の暮らしに当てはめて考えたいときは私訳してみることをおすすめします。

勝手に私訳することを「おすすめ」するとお坊さんや仏教の専門家の方に怒られてしまいそうですが………。

私は自分の言葉で、自分の暮らしに当てはめてみることがお経の内容を生活に取り入れやすいと思いました。


お経は実用書だった

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もし、現代でお経が発表されたら

このテーマは、私訳することよりもさらにお坊さんや専門家の方に怒られてしまいそうなお話。

もし、仏教の開祖お釈迦様が現代で仏教の教えを広められるとしたら………。

きっと世界中でプレゼンをされているのだろうなぁと思い「般若心経のプレゼンテーション」を勝手に考えてしまいました。

『般若心経』をプレゼンテーション


お集まりの皆さん、暮らしに悩むことはありますか?

もちろん、ありますよね。

日々の仕事、家族のあり方、個人の生き方、悩みは次々と湧いてきて、なかなか減らないものです。

そこで、今日は悩みを解決する方法、「空」という考え方のお話をさせていただきます。

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それは、観自在菩薩が世の中への考えを深める修行をしていたある時のこと。

菩薩は「この世で起こることは全て“空”なのだ」と閃いたのです。

菩薩は、この「空」という考えを得たおかげで、この世の全ての苦しみから離れることができたのですよ。

今回はこの「空」という考えを皆さんに知ってもらえたら幸いですね。

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お集まりの皆さんも考えてみましょう。

私たちが暮らすこの世の中「現実世界」、ここは「空」なのです。

そして「空」には、現実世界も入っているのですね。

そう、現実世界は「空」で、「空」には現実世界が含まれていることになるのです。

「空」とは、そこになにもないことです。

もっと細かくみてみましょう。

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私たちの持つ五感の「五蘊」、気持ちや考えの「想」、普段の行いの「行」、あとは意識の「識」ですね。

これらも「空」になるのです。

なぜなら、全て頭の中で起こったことだからです。

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例えばこの2つのリンゴを見てください。

きっと赤い方を食べたいでしょう。

それでは、こちらは?

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どちらでもいいのではありませんか?

リンゴは形を見てわかりますね、色がついていたら、そちらの方が美味しく見えますね。

この色と形、私たちが目で見たことが神経を伝わり、脳で「おいしそう」「食べたい」と判断しています。

ですから色があるときは赤い方を選ぶわけですね。

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ここに集まった皆さん、このように全ての現象は世の中にはありません、私たちの頭の中で起こっているだけのこと、「空」なのです。

ですから、生まれることも死ぬことも、綺麗や汚いも、増えたり減ったりすることもないのです。

現象がそこにはない「空」なのですから、気持ちいい気持ち悪いといった感覚もありません。

行動の良い悪い、認識の正しい間違いも、良い想い悪い考えもないことになります。

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悩みや苦しみが生まれる原因。

それは、この世の中の真実を多くの方々が知らないことにあります。

この真実を知らないことを無智と言いますが、この世の中は「空」。

つまり自分たちが感じたり思ったり、行動した結果出来上がっていると理解することで、悩みや苦しみから解放されることができます。

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世の中で起こる全ての出来事、それらにとらわれない状態になったと言うべきでしょう。

とらわれない状態になることで、年をとったと嘆くことや、死ぬことを恐れることも、自分の思っているだけのことなんだと知ることができます。


菩薩は、覚りを得ることを目的としています。

世の中で起こる全ての出来事にとらわれない状態になっているのです。

そのため、世の中に疑いやこだわりを持ってはいません。

世の中に疑いやこだわりを持っていないことは、迷いや欲望が起こらない状態になっていますね。

それは、心静かに正しく物事を見ることができているといえます。


さらに過去から現在、そして未来の如来の方々は、さらに世の中の真実を見ることができているのです。

ここに集まった全ての人々も、そうありたいものですよね。


そこで、世の中で起こる全ての出来事にとらわれない状態を目指すために知っておいてほしい言葉があります。

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この言葉は大いなる神の言葉、大いなる素晴らしい言葉、この上なく貴重な言葉なのです。

この言葉と同じ効果のあるものは無いほどの、真実の言葉なのです。

この言葉を言うことで、一切の苦しみを取り除いてくれるでしょう。

その言葉は、こう唱えるのですよ。


羯諦羯諦(ぎゃーてぃ) 
波羅羯諦(ぎゃーてぃ) 
波羅僧羯諦(はらぎゃーてぃ) 
菩提薩婆訶(ボーディソワカー)

これはそのまま唱えるといいのですが、意味はこうです。

「覚りを得た!得たのだ!とうとう覚りを得ることができたのだ!真実を知ることは何と素晴らしいことなのだろう!」


お経は暮らしに役立つ実用書

こうしてまとめてみると、お経には人の悩みを解決する方法が書かれていることがわかります。

2000年前のインドで広まった仏教ではありますが、ネットで世界中の考えを知ることができる現代にもなぜか当てはまることが多くあります。

もしかすると、情報化社会でいろいろな考え方に触れることができる21世紀の私たちに向いているのかなぁと思うこともあります。



お経の意味がわかる方法 まとめ


仏教の考え方が生活に生かせることを知り、もっと知りたいとお経の現代語訳の本を読んでみたりもしました。

お経の現代語訳を読んでみると、「なるほど、こう考えてみるといいのかぁ」と始めて新しいことを学んだ気分にもなります。

21世紀の現代では、お経の本が多く出版され、お寺のホームページではお経の現代語訳を簡単に読むことができます。

そして、人の感じるストレスや悩みは2000年前と大きく変わっていないのかもしれません。

流行の新しい考え方だけではなく、古くから伝わる考え方が悩みの解決に役立つことも多いでしょう。

もしかするとお経に書かれた仏教の教えは、現代のネットで広まることも想定して伝えられた教えなのかもしれませんね。


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