読書感想文には「政治と経済、歴史」もおすすめ
「冬の読書感想文シリーズ」、第3回は「政治と経済、歴史」の本を紹介。
「政治と経済、歴史」の本と聞くと、「いかにも勉強」と思ってしまいますよね。
もちろん社会科の勉強にもなりますが、選挙権も持つことになり、アルバイトもする高校生の方にとって知っておいてタメになることも多いジャンルの本でもあります。
- 読書感想文には「政治と経済、歴史」もおすすめ
高校生の読書感想文では社会科の勉強もできる「政治と経済、歴史」の本がおすすめ
今回の「読書感想文シリーズ」では、少し難しめの「政治と経済、歴史」を取り上げてみます。
年代的には、若手のビジネスマンの方が読むことの多い本ですが、高校生の方は社会科で勉強している内容もありますよね。
日本の今後に関わる政治のこと、経済のことを授業とは少し違う視点で勉強することができますよ。
1冊だけ、日本の戦後から今にかけての歴史の本も用意してみました。
読書感想文におすすめ、社会科の宿題にもなる「政治と経済、ビジネス書」+歴史の本4冊
『未来を読むーAIと格差は世界を滅ぼすか』大野和基
アメリカの経済を専門に活動するジャーナリストの大野和基さんが、世界の権威に今後の世界の発展についてインタビュー。
その答えは衝撃的。
限られた地球の資源の奪い合いから、現在の文明が崩壊すると予想するジャレド・ダイアモンド 氏。
シミュレーション仮説でも有名なニック・ボストロム 教授は、遺伝子工学と医学の発展で遺伝子を組み替えられた優秀な“選ばれた子ども”たちが生まれる未来を…
発展し過ぎた人間社会を救える、今からできる対策はあるのだろうか?
『スティーブ・ジョブズ 最強脳は不条理に働くーハングリーであれ、愚かであれ。』竹内一正
この人がいなかったら、私たちが今スマホを手にすることはなかったかもしれません。
アップルの創業者でiPhoneの生みの親、スティーブ・ジョブズ。
IT業界に大きな波を引き起こし、働くビジネスマンに勇気と、世の中の多くの人に便利さと楽しみをくれた今は亡き偉人。
スティーブ・ジョブズの残した業績は、多くのビジネス書で語られ、多くの人に知られています。
多くの言葉を残したスティーブ・ジョブズですが、公に向け最後に残された言葉は「ハングリーであれ、愚かであれ」。
これは、2005年にスタンフォード大学の卒業式で卒業生へ向けたメッセージ。
厳しい言葉が多いスティーブ・ジョブズからのメッセージの中でも、厳しさの中に優しさが込められた10代の方の心にも残るお話だと思います。
「政治と経済、歴史」の本の読書感想文の書き方
「政治と経済、歴史」の本は、読むことは難しくても、読書感想文が書きやすいジャンルの本ではないでしょうか?
読書感想文を書くときは、本の中で取り上げている問題への解決策を「自分の考え」で書いてみるのもいいと思いますよ。
政治の本の読書感想文に自分の政策を立ててみる
青山繁晴さんの『危機にこそぼくらは蘇る 新書版 ぼくらの真実』では、憲法9条、安全保障、女性宮家、国会議員の仕事といくつかの問題が取り上げられています。
中でも憲法9条のお話は、本の半分近くのページで取り上げられている大切なテーマ。
読書感想文で自分が思う、日本のためになる憲法9条を考えてみるのもいいのではないでしょうか?
経済の本の読書感想文は世界の問題を自分目線で解決してみては?
経済の本では、大野和基さんの『未来を読む』は発展を辿る世界経済とその裏側がリアルに描かれています。
資源の奪い合いで、現在の文明が崩壊するという説も紹介されています。
限られた資源、世界中で分け合って暮らせる世の中を作れるのか?
それとも、全く新しい技術で資源の問題を解決するのか?
もしかしたら、資源に頼らない静かな暮らしが良いのか?
本の中で紹介されている解決策だけではなく、自分の思ったことをまとめてみることで、読書感想文のテーマは広がると思えますよ。
「2018年 冬の読書感想文シリーズ」はこちら↓
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「2018年 夏の読書感想文シリーズ」のまとめはこちら↓
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