冬におすすめのエッセイとノンフィクション2020
本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧の皆さま、冬におすすめの本の紹介コーナーをお送りいたしますね。
「おうち時間を楽しむ」
「アフターコロナに向けたこれから」
2020年の冬はこの2つをテーマに、6つのジャンルから本を選んでいます。
第4回は、「身近な世の中」と「身近になる世の中」をテーマに3冊のエッセイとノンフィクションを選んでみましたよ。
身近な世界と身近になる世界
元々、私たちの暮らしにあった「身近な世界」。
これから私たちの暮らしに関わってくる「身近になる世界」。
身近な「もの」は変わっていても、身近な「こと」は変わらず、新しい「こと」が加わって、それが暮らしに根付いてくる。
そんな気がします。
身近な世界と身近になる世界のエッセイ、ノンフィクション
そこで、2つの「身近」をテーマにしたエッセイとノンフィクションを3冊選んでみましたよ。
『何がおかしい』佐藤愛子
身近な世界からは、97歳を過ぎてもまだまだお元気な毒舌で世の中を気持ちよく捌いてくれる佐藤愛子さんのエッセイです。
最近は終活に関する著書が多い佐藤愛子さんですが、新しい生活様式が始まった世の中の風潮と政治に鋭い目線でツッコんでくれる1冊です。
暖かいメッセージが伝わってくる『416個の弁当は、親父と息子の男の約束。』
父親の姿というのは、時代によって変わるのかもしれません。
ですが、父親の存在というのは、子どもにとっては変わらないはず。
今回は、父親と息子の暖かいエピソードが描かれた『416個の弁当は、親父と息子の男の約束。』をおすすめさせていただきますね。