2024年の春におすすめ、ノンフィクション・エッセイ
今回は実用書、考え方の本、一般教養・雑学の本、ビジネス書、ノンフィクション・エッセイ、読書の効果と読書術の本、小説の7つのジャンルから合計24冊の本を選ばせていただきました。
第5回は、「世の中であの時何があったのか」をテーマに、ノンフィクション・エッセイを紹介させていただきますね。
素適な読書ブログが集まるグループです↑
世の中であの時何があったのか?
歴史的な出来事は記録に残り、時代の節目に特集番組が放送され振り返る事ができます。
一方、歴史に残らず当事者の間で起こった出来事を知ることができるのは、ノンフィクションとエッセイならではの魅力ですよね。
世の中であの時何があったのかが書かれたノンフィクションとエッセイ
ノンフィクションとエッセイは、「世の中であの時何があったのか」をテーマにお届けします。
『虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡』小松成美
2023年の24時間テレビでドラマ化された、『虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡』です。
日本国内で学校に通われた方なら、黒板とチョークは身近なものですよね。
そのチョークを作っている企業で、国内有数のシェアを誇る日本理化学工業。
1960年代から障がい者雇用を続け、60年たった令和に働き方の仕組みが世界中に注目されている会社です。
タイトルの「働く幸せ」だけに限らず、関係者の努力と苦労の日々も綴られた実話です。
『久米宏です。ニュースステーションはザ・ベストテンだった』久米宏
最近有名なニュースキャスターで思い浮かぶ方は、『news zero』の有働由美子さん、『ラヴィット!』の田村真子さん、『news every.』藤井貴彦さん、世代やお仕事でいろいろな方に人気ですよね。
1980年代後半から2000年代前半にかけて、「ニュースといえばこの人」とほとんどの世代の方に知られる方がいました。
『ニュースステーション』で活躍された久米宏さんです。
視聴者の気持ちを語るような話し方から、深刻なニュースでの鬼気迫る伝え方。
大人気の当時は知ることができなかった新人時代、活躍された『ニュースステーション』時代、ご病気で引退されてからラジオ番組で活動されてから引退されるまで……。
久米宏さんを取り巻く「世の中で何があったのか」を知ることができる、ご自身で書かれた実話です。
1990年代から2000年代までの出来事がわかる『久米宏です。ニュースステーションはザ・ベストテンだった』
3冊のノンフィクションとエッセイ、読者の皆さまはどんな出来事を知りたくなりましたか?
私は、記憶が曖昧な幼い頃過ごした1990年代から2000年代の出来事を久米宏さんの本で知りたくなりましたよ。