本当に本が読みたくなる読書のブログ

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休むことがテーマの冬におすすめの3冊の本 2020

冬におすすめの思想と哲学・考え方の本2020


本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧の皆さま、冬におすすめの本の紹介コーナーをお送りいたしますね。

「おうち時間を楽しむ」
「アフターコロナに向けたこれから」

2020年の冬はこの2つをテーマに、6つのジャンルから本を選んでいます。

第3回は、「休む」ことをテーマに思想と哲学・考え方の本から3冊選んでみました。

休むということ


2020年になってから、私たちの暮らしには大きな変化がいくつもありました。

「風邪をひいてでも無理をして働く」から、「体調を崩したらとにかく休む」という暮らしの変化は正しい方向だったと思います。

「体を休める」風習が広まった次には、疲れきった「心を休める」ことも大切なはずです。



休むことがテーマの思想・哲学、考え方の本


そこで、「休む」をテーマに3冊の考え方の本を選んでみましたよ。


『他人のことが気にならなくなる「いい人」のやめ方』名取芳彦

1つめの休むは、作り上げた「いい人」の自分を休むこと。

地域で、企業で、仲間内でトラブルなく暮らしていくには、どうしても上っ面だけ取り繕った自分が必要なことが多くあります。

トラブルは防いでくれる代わりに、疲れていくのは私たちの心。

お坊さん作家さんの著者 名取芳彦さんは、いい人を止めて本音の自分でいましょうと言ってはいません。

ただ、ちょっとした考え方のコツが必要なんです。


『「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方』川野泰周

著者の信頼性で選ぶ休み方の教科書は、『「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方』です。

タイトルに書かれているように、お坊さん作家さんの川野泰周さんは、臨済宗建長寺派林香寺住職でもあり、現役の精神科専門医でもあります。

専門は、「禅やマインドフルネスの実践による心理療法」とのことで、うつ病や不安障害、依存症に対してお薬の治療と合わせて仏教が培ってきた心のくせの見直し方を取り入れているとあります。

ビジネスマン、医療従事者、学校教員、子育て世代と働く世代を大切にしてくださっているのが嬉しい1冊です。


『人の好き嫌いなんていい加減なものよ。 他人に振り回されないためのTomy流処世術』精神科医Tomy

最後の休むことは、世の中の目と耳から休むことです。

目というのは、社会や地域での評価、耳は周りの人が私たちを調べるために張っているアンテナです。

個性的な言葉と経歴で、Twitterでは有名な精神科医Tomy先生が変わろうとしている世の中で波に飲まれそうな私たちへ、周りの評価から休むことを勧めてくれる1冊です。



専門家の休み方講座『「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方』


3冊とも、お坊さん作家さんと精神科医の先生という心の専門家が書かれた信頼できる本です。

その中で信頼性抜群なのは、お坊さんでもあり精神科医の先生でもある川野泰周さんの『「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方』ではないでしょうか?



読書の秋におすすめの本2020

www.yu-hanami.com
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