本当に本が読みたくなる読書のブログ

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子どもたちと若者に生きる幸せと辛さを問いかける、ハリー・ポッターと死の秘宝

ハリー・ポッターと死の秘宝

著者 J・K・ローリング(J・K・ローリングさんの紹介〜ハリーポッターを生んだお母さん - 本当に本が読みたくなる読書のブログ)
訳者 松岡佑子
出版社 株式会社静山社
分類 海外文学、児童文学
出版日 2008/7/23
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい

ハリー・ポッターシリーズの「大人の読み方、子どもへの勧め方」をテーマにお送りするハリー・ポッターシリーズの紹介も、いよいよ『ハリー・ポッターと死の秘宝
』になりました。

映画では、登場人物のハリーたちもたくましく成長しアクション映画のような作品でしたね。

物語のテーマ、ハリーやヴォルデモート卿の謎が解き明かされる『ハリー・ポッターと死の秘宝』をどうぞ。



ハリー・ポッターハリー・ポッターと死の秘宝

の大人の読み方、子どもへの勧め方



ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団〜子どもたちへ「生きる」ということ

18歳を迎えたハリー・ポッターロン・ウィーズリーハーマイオニー・グレンジャーたちおなじみの登場人物。

ハリー・ポッターと賢者の石』では、12歳だった彼らも恋を知り、人を愛する世代に。

大人の方は十分ご存知ですが、人を愛して「共に生きる」ということは………辛さや苦しさを伴うことでもあります。

苦しさの中でも、人と共に生きることを知ることができる作品なのかなぁと私は思いますよ。


大人の読み方は「死の秘宝」にまつわるミステリーと魔法界の思想

大人の方は、「死の秘宝」にまつわるミステリーを楽しんでほしいですね。

1つ1つの死の秘宝に、由来を辿る物語があり、その物語の先に死の秘宝の持ち主が………

そして、もう1つは魔法界の思想に深く触れることができる作品でもあります。

「平等主義」と「純血主義」、「優生主義」と「平等主義」、「支配」と「共生」。

この思想の違いが、ハリー・ポッターシリーズの始まりだったのかもしれません。



注目の登場人物


ハリー・ポッター

18歳になったハリー・ポッター

生まれる前から、ヴォルデモートへ立ち向かうことが予言され、予言通りに生まれて間もない頃に闇の帝王を退けた。

その真相は、ハリーを愛する母親リリー・ポッターの命をかけた古い呪文。

母親リリーの守りも今はなく、1人の魔法使いとして、蘇った闇の帝王と向き合うことに………

頼もしく成長したロン、ハーマイオニーとシリーズ最後の冒険に向かいます。


ロン・ウィーズリー

ハリーと出会ってから6年間を共に過ごしたロン。

出会って間もない1年生、2年生の頃の臆病さと慎重な少年から、感性豊かで行動力のある青年へと成長していた。

持ち前の直感力と勢いで、仲間たちの先頭を駆け抜ける頼もしさが魅力ですね。


ハーマイオニー・グレンジャー

魔法使いではないマグルの生活から、ホグワーツに飛び込んだ6年前。

ハリー、ロンと出会ってから知った魔法界に誰よりも詳しくなったハーマイオニー

勉強熱心な性格は変わらず、知性は磨かれ柔軟性を持つ女性に成長。

ときに論理的に仲間を導くリーダーシップも魅力的ですね。


ヴォルデモート卿、トム・リドル

幼い頃に母親の死を経験し、孤児院で育ったトム・リドル。

魔法使いになってからは、極端な純血主義、優生主義の思想に傾くことに…

そして、彼は魔法界を闇で覆う恐怖のカリスマ、ヴォルデモート卿となった。

ヴォルデモートとハリー・ポッター、対局の立ち位置で向き合う2人の生い立ちは、途中までは瓜二つ。

どこかで道が違うと、立ち位置が入れ替わることもあったのかもしれない…



伝説の魔法道具「死の秘宝」

透明マント

ハリーのイタズラ道具でお馴染みの透明マント。

ハリーの父親の遺品で、隠れる者の姿を消してしまう透明マントは、古くからある魔法道具でもあった。


ニワトコの杖

持つものに絶大な力を与えると言われているニワトコの杖。

魔法界に存在する中で最強の杖といわれる魔法道具は今どこに………


蘇りの石

死者を蘇らせる蘇りの石。

魔法でも叶わない今は亡き会いたい人に、合わせてくれる。

人の思いを揺らがせ、世の中の理を変えてしまう魔法道具。

手にする者は、誰に会いたいのだらうか?


ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で注目するキーワードは「生と死」「辛さと幸せ」


ハリー・ポッターと死の秘宝』のテーマは、「生と死」そして「辛さと幸せ」。

人の命に限りがあるのは、魔法使いでも変わりありません。

限りある命を受け入れられず、「不死」を求めるヴォルデモート卿。

ハリーたちが見つける命の答えは…

そして、生きることの辛さと幸せ。

辛さを感じることができるからこそ、わずかにある幸せを心いっぱいに感じることができるのかもしれません。

表と裏の関係にある「生と死」、そして「辛さと幸せ」。

表と裏であるからこそ、全くの別ものではなく元々は同じものなのではないでしょうか?


ハリー・ポッターシリーズ前半4部作のまとめはこちら↓
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大人も楽しめて子どもに読ませたいハリー・ポッターシリーズ↓
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ハリー・ポッターシリーズのコラムはこちら↓
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