春におすすめの小説
「実用書」「思想と哲学、考え方の本」「サブカルと雑学の本」「ビジネス書、政治と経済の本」「エッセイ、ノンフィクション」「読書の効果と読書術の本」「小説」の7つのジャンルでお届けする、「春におすすめの本」シリーズ！
第7回は、「小説」を紹介しますね。
春は小説の世界でリフレッシュ
元気も出るけど、気分も疲れやすい春から初夏。
気温も暖かくなると外出の機会も増えますよね、職場でも新しい同僚と新しい仕事に取り掛かる機会もあります。
したいことも増える春ですが、やる事も増える春でもあります。
気分が疲れてきたときには、小説の世界でリフレッシュするのもいいのと思いますよ。
春におすすめの小説
今回はミステリ小説、ファンタジー小説、私小説を入れた6作品を紹介させていただきます。
あなた 大城立裕
著者 大城立裕
出版社 新潮社
分類 小説、私小説
出版日 2018/8/31
50年以上執筆活動をされている沖縄の作家 大城立裕さん。
沖縄で生まれ、戦争を経験され、教団に立ち、定年後も文学に携わった側にはいつも妻がいた。
92歳になり、今は亡き妻との暖かな日々を綴られる作品。
がんこスーパー 山本甲士
著者 山本甲士
出版社 角川春樹事務所
分類 小説
出版日 2018/10/11
転職が失敗し、リストラ同然で今にも潰れそうなスーパーに副店長として移動させられてしまった青葉一成。
職場での立場も悪く、やる気のない社員に囲まれる中、近所のおばあさんのヒントでスーパーの再生にとりかかる。
ドッペルゲンガーの銃 倉地淳
著者 倉地淳
出版社 文藝春秋
分類 小説、ミステリ小説
出版日 2018/9/13
女子高生ミステリ作家の灯里、小説の取材で遭遇した怪事件。
2つの離れた場所で同時に起こった殺人事件。
謎を解くのは、ミステリ作家の灯里か、それとも敏腕刑事の兄か………
他にも密室殺人事件「文豪の蔵」 、足跡を残さず空へ逃走した犯人を追う「翼の生えた殺意」 の2作を含むミステリ作品です。
30センチの冒険 三崎亜記
著者 三崎亜記
出版社 文藝春秋
分類 小説、ファンタジー小説
出版日 2018/10/18
「となり町戦争」で有名な三崎亜記さん、新作『30センチの冒険』は、主人公ユーリが迷い込んだ不思議な世界のファンタジー。
遠くのものが近くに見え、生き物になった「物」たち。
タイトルにもなっている「30センチ」の物差しを持つ救世主。
訪れた世界の謎を解き明かしながら、ユーリは何を成し遂げるのか………
春のおすすめの小説は…山本甲士さんの『がんこスーパー』
「春におすすめの本」シリーズ！第7回は、6冊の小説を紹介させていただきました。
小説の中でおすすめを選ぶのは、とても難しいです。
取り上げた小説全てが、花水(hanami)のおすすめですので。
季節に合っているなぁと思う1冊は、山本甲士さんの『がんこスーパー』。
左遷のような人事異動で、潰れそうなスーパーの副店長になった主人公。
知恵袋になってくれる、近所のおばあさんとのやりとりが気持ちを和ませてくれますよ。
「春におすすめの本」シリーズ！2019↓
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