春の読書におすすめ、心に響くエッセイとノンフィクション
「実用書」「思想と哲学、考え方の本」「サブカルと雑学の本」「ビジネス書、政治と経済の本」「エッセイ、ノンフィクション」「読書の効果と読書術の本」「小説」の7つのジャンルでお届けする、「春におすすめの本」シリーズ！
第4回は、「エッセイ、ノンフィクション」を紹介しますね。
春の読書は生き方の「道しるべ」になるエッセイがおすすめ
お仕事や学校もそうですが、春は何かと暮らしが変化する季節。
暖かくなり、日差しも増えると何だかやりたいことも浮かびやすいですよね。
春におすすめのエッセイとノンフィクションには、生き方や暮らしの「道しるべ」になりそうな作品を選んでみました。
春に読みたいエッセイ、ノンフィクション4冊
春におすすめの4冊のエッセイとノンフィクションには、女優の樹木希林さん、フィギュアスケートの浅田真央さん、漫画家のヤマザキマリさん3人のエッセイと、「奇跡のパン屋」と呼ばれるパン屋さんの歩みが書かれたノンフィクション1冊を選んでみました。
仕事にしばられない生き方 ヤマザキマリ
著者 ヤマザキマリ
出版社 小学館
分類 エッセイ、ノンフィクション
出版日 2018/10/3
映画化もされた大人気漫画『テルマエ・ロマエ』の作者ヤマザキマリさんが語られる、「働き方」をテーマにしたエッセイ。
漫画家としての成功のエピソードだけではなく、ヤマザキマリさんが今まで経験された多くの仕事(絵描き、露天商、サラリーマン、リポーターなど)から、働くことの意味を問うお話が盛りだくさん。
「好きな仕事か、向いている仕事か」 といった、仕事選びのポイントはもちろん。
「お金にならない仕事をいつまで続けるべきか」 とリアルな仕事事情まで幅広いテーマを盛り込んでくれています。
金銭トラブルや海外で巻き込まれた仕事のトラブルなど、経験した方ならではのエピソードから、仕事というものを考えるキッカケになる本ですよ。
世界に一軒だけのパン屋 野地秩嘉
著者 野地秩嘉
出版社 小学館
分類 ノンフィクション
出版日 2018/11/26
北海道に実在する創業3代目のパン屋『満寿屋』。
人口の少ない地方都市で、毎日行列が絶えない「奇跡のパン屋」と言われる『満寿屋』。
国産小麦100%使用、地元産の食材を活かしながら常に新しい取り組みを欠かさない、成功までの道のりが詰まったノンフィクション作品です。
1冊に込められたメッセージの重さ〜『一切なりゆき 樹木希林のことば 』
「春におすすめの本」シリーズで取り上げた4冊、どれも素敵なエピソードがあります。
中でも、昨年他界された女優の樹木希林さんのエッセイはテレビの中から語りかけてくれるような優しいメッセージと、込められた思いの重さを感じます。
「春におすすめの本」シリーズ！2019↓
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