真夏におすすめの3冊の実用書
「真夏におすすめの本2020」
第2回は、「向き合う」をテーマに3冊の本を選んでみましたよ。
幸せ、他の命、暮らしと「向き合う」こと
「向き合う」こと
向き合うというと、何か厳しいイメージがあるかもしれません。
向き合い続けて、結局答えが出ないこともあるでしょう。
そんなときに、手がかりになる考え方が書かれた本があると心強いと思います。
3冊の中で1番最初に選んだ本は、「幸せ」と向き合う水木しげるさんの本を選んでみました。
真夏におすすめの思想と哲学・考え方の本
思想と哲学・考え方の本は、このジャンルらしい作品を選んでみましたよ。
幸せと向き合うこと、他の命と向き合うこと、暮らしと向き合うことの3つをテーマにそれぞれ3冊を選んでみました。
『水木さんの幸福論』水木しげる
幸せと向き合うことがテーマの本は、『水木さんの幸福論』です。
ゲゲゲの鬼太郎の作者 水木しげるさんがご存命の2007年に書かれた人生論。
戦争体験から戦後の仕事の苦労、奥さまと歩んだ80年で気付かれた「幸せに生きる」方法が込められています。
水木しげるさんが実践していた、幸せに生きる7か条が私たちのお手本になってくれるはずです。
『「奴隷」になった犬、そして猫』太田匡彦
他の命と向き合うことの本は、私たちに身近なペットの命を考えさせられる『「奴隷」になった犬、そして猫』です。
1年間で殺処分される5万匹の命、その中の半分が「ペット産業」の中で起きている。
生まれて間もない子犬や子猫、公になっていない分も含めるとさらに多いかもしれない。
『犬を殺すのは誰か ペット流通の闇』が話題になった太田匡彦さんが、ペット産業で起こっている闇に迫ります。
ペットを飼う人も飼わない人も、私たちに寄り添う命に向き合わなければならないのでしょう。
『あなたは酢ダコが好きか嫌いか』佐藤愛子、小島慶子
暮らしと向き合うことの本は、佐藤愛子さん 小島慶子さんのエッセイ『あなたは酢ダコが好きか嫌いか』。
『九十歳。何がめでたい』で有名な佐藤愛子さん、純文学作品や女性の働き方のエッセイを執筆されている小島慶子さんの対談エッセイが『あなたは酢ダコが好きか嫌いか』。
2人の作家さんが夫婦のこと、文学のこと、今の時代のこととテーマごとに手紙をやりとりしています。
所々に、小島慶子さんの悩みに毒舌コメントで答える佐藤愛子さんの「佐藤節」があるのが嬉しいですね。
真夏におすすめの本2020
www.yu-hanami.com
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