読書の秋だから安心させてほしい思想・哲、考え方の本
本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧の皆さま、こんばんは花水由宇(hanami yuu)です。
季節の本を紹介させていただく、「読書の秋だから読みたくなる本特集」コーナーです。
今年の秋は「読書の秋だから○○」をテーマに「小説」、「エッセイ、ノンフィクション」「実用書」「ビジネス書、政治・経済の本」「思想・哲学、考え方の本」「読書の効果と読書術の本」「一般教養、サブカルと雑学の本」を紹介させていただきますね。
第6回は、「安心させてほしい」をテーマに温かい「思想・哲学、考え方の本」を取り上げてみましたよ。
先がわからないほど不安になる
ここ1年半ほどでしょうか、明るいイベントが過ぎてしまうと繰り返されるのは代わり映えのしない新型コロナのニュース。
新型コロナの感染者数にはじまり、ワクチンや治療薬の進み具合、飲食店や観光業への深刻な影響、働き方が変わることで起こる仕事の減少。
先がわからないことが多すぎて、不安になりますよね。
安心させてほしい思想・哲学、考え方の本
そこで、温かい言葉で綴られた、安心させてほしい3冊の本を選んでみましたよ。
『ないようである、かもしれない』星野概念
1冊目は精神科のお医者さんでもあり、音楽活動と雑誌やWebの連載をされている星野概念さんの本です。
「マスクは感染予防に必要だから必ずつける」
「マスクは健康に悪く表情がわからないからいらない」
私たちは元々極端に傾きがちで、コロナ禍で尚更極端になるようになりましたね。
「ロックダウンなのか、それとも感染爆発なのか」
「ワクチンの副反応で命をなくすか、コロナで命をなくすか」
両極端な物事ほど、実は起こる確率は少く、「ちょうど中間」の物事が起こるようになっています。
『ないようである、かもしれない』は、「ちょうど中間」のような絶妙な出来事と、私たちの持つ曖昧さを認め、安心させてくれる1冊です。
『鎌田式「にもかかわらず」という生き方』鎌田實
長野県を健康No.1の地域へ押し上げたお医者さんが考えついた思考の逆転法が、「○○にもかかわらず□□」。
「今年の秋も自粛だなぁ」
「自粛にもかかわらず秋はベランピング」
間に「にもかかわらず」をはさむだけで、ネガティブな考え方が安心できる言葉に早変わり。
いい意味でたくさんポジティブな言葉を思いつきたいですね。
安心させてくれるのは「だいじょうぶ」のひと言
お医者さんの作家さんの書かれた2冊は、安心させてくれることが間違いない本です。
本を読んで安心することから目線を変えて、本に書かれたことを実践して安心するのも1つの方法ではないでしょうか?
料理研究家の服部津貴子さんの書かれた『だいじょうぶ、だいじょうぶよ~永遠に伝えたい服部家のレシピ』は、お家時間で試したい料理が盛りだくさん。
ご家族全員で安心させてもらってはいかがでしょうか?