本当に本が読みたくなる読書のブログ

読書好きのための本当に読みたい本が見つかる書評ブログです。小説、実用書、ビジネス書ジャンルを問わず紹介。読書にまつわる豆知識のお話、文章の書き方のお話もありますよ。

読書の秋に不安な気持ちを安心させてくれる3冊の本 2021

読書の秋だから安心させてほしい思想・哲、考え方の本


本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧の皆さま、こんばんは花水由宇(hanami yuu)です。

季節の本を紹介させていただく、「読書の秋だから読みたくなる本特集」コーナーです。

今年の秋は「読書の秋だから○○」をテーマに「小説」、「エッセイ、ノンフィクション」「実用書」「ビジネス書、政治・経済の本」「思想・哲学、考え方の本」「読書の効果と読書術の本」「一般教養、サブカルと雑学の本」を紹介させていただきますね。

第6回は、「安心させてほしい」をテーマに温かい「思想・哲学、考え方の本」を取り上げてみましたよ。

先がわからないほど不安になる


ここ1年半ほどでしょうか、明るいイベントが過ぎてしまうと繰り返されるのは代わり映えのしない新型コロナのニュース。

新型コロナの感染者数にはじまり、ワクチンや治療薬の進み具合、飲食店や観光業への深刻な影響、働き方が変わることで起こる仕事の減少。

先がわからないことが多すぎて、不安になりますよね。



安心させてほしい思想・哲学、考え方の本

そこで、温かい言葉で綴られた、安心させてほしい3冊の本を選んでみましたよ。


『ないようである、かもしれない』星野概念

ないようである、かもしれない 発酵ラブな精神科医の妄言

1冊目は精神科のお医者さんでもあり、音楽活動と雑誌やWebの連載をされている星野概念さんの本です。

「マスクは感染予防に必要だから必ずつける」
「マスクは健康に悪く表情がわからないからいらない」

私たちは元々極端に傾きがちで、コロナ禍で尚更極端になるようになりましたね。

「ロックダウンなのか、それとも感染爆発なのか」
「ワクチンの副反応で命をなくすか、コロナで命をなくすか」

両極端な物事ほど、実は起こる確率は少く、「ちょうど中間」の物事が起こるようになっています。

『ないようである、かもしれない』は、「ちょうど中間」のような絶妙な出来事と、私たちの持つ曖昧さを認め、安心させてくれる1冊です。


『鎌田式「にもかかわらず」という生き方』鎌田實

鎌田式「にもかかわらず」という生き方

長野県を健康No.1の地域へ押し上げたお医者さんが考えついた思考の逆転法が、「○○にもかかわらず□□」。

「今年の秋も自粛だなぁ」
「自粛にもかかわらず秋はベランピング

間に「にもかかわらず」をはさむだけで、ネガティブな考え方が安心できる言葉に早変わり。

いい意味でたくさんポジティブな言葉を思いつきたいですね。


『だいじょうぶ、だいじょうぶよ~永遠に伝えたい服部家のレシピ』服部津貴子

だいじょうぶ、だいじょうぶよ―永遠に伝えたい服部家の心のレシピ

料理研究家 服部津貴子先生が手がけた、安心をくれる心のレシピ。

衣食住とあるように着るものと、食事と、住まいが落ち着いてはじめて人は安心できる。

現代なら、お金とネット環境と社会保障と…もっと多いのかもしれません。

せめて食事だけでも、安心させてほしいものですね。

そして、身近な人を安心させてあげることもできるはず。




安心させてくれるのは「だいじょうぶ」のひと言

服部流「味」の秘訣(コツ)うちあけ手帖―ほんものを「知って」「つくって」「食べる」本


お医者さんの作家さんの書かれた2冊は、安心させてくれることが間違いない本です。

本を読んで安心することから目線を変えて、本に書かれたことを実践して安心するのも1つの方法ではないでしょうか?

料理研究家の服部津貴子さんの書かれた『だいじょうぶ、だいじょうぶよ~永遠に伝えたい服部家のレシピ』は、お家時間で試したい料理が盛りだくさん。

ご家族全員で安心させてもらってはいかがでしょうか?




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