本当に本が読みたくなる読書のブログ

読書好きのための本当に読みたい本が見つかる書評ブログです。小説、実用書、ビジネス書ジャンルを問わず紹介。読書にまつわる豆知識のお話、文章の書き方のお話もありますよ。

春におすすめのこれからの読書術の本2021

新しい生活で変わるこれからの読書


恒例の「春におすすめの本」コーナー。

「新しい生活」が始まり、新型コロナと向き合いながらの「これから」の暮らしに不安もあります。

そこで、春からはじまる新しい生活とこれからに役立つ、実用書、思想と哲学・考え方の本、一般教養・サブカルと雑学の本、ビジネス書・政治と経済の本、読書の効果と読書術の本、ノンフィクション・エッセイ、小説の7つのジャンルを紹介させていただきますね。

これからの読書は…?

第5回は、「これからの読書」をテーマに読書の効果と読書術の本を選んでみました。

外出制限でお家時間が増える中、空き時間で読書をはじめた方も多いでしょう。

読書には、小説やエッセイを楽しむことも、実用書やビジネス書で新しい知識や技術を身につけることもできる、昔からある方法です。




「これからの読書」の効果と読書術


「これからの読書」にとても近いと思ったのは、新しい読書術の本、令和に合わせてリメイクされた10数年前から人気の読書術の本、そして書き手目線の読書術の本の3冊です。


『自己肯定感を上げる OUTPUT読書術』アバタロー

書評YouTuberのアバタローさんは、趣味で始めた書評YouTubeチャンネルが第ブレイクした人気ユーチューバーの方です。

読書の情報発信をさせていただいている花水(hanami)も、「ユーチューブで読書を紹介できるんだ」ととても驚きました。

『自己肯定感を上げる OUTPUT読書術』は、読書をアスリートの「体の鍛え方」に例えて、食事選び(本選び)、筋力トレーニング(アウトプット)、実践を繰り返すことで読んだ内容を身につける方法が書かれています。

5W1Hを意識した疑問や付箋の貼り方など、具体的で実践しやすい方法も紹介されている1冊です。


『新版 人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。 20代で身につけたい本の読み方88』千田琢哉

教養と、働き方に関する実用書を多く執筆されている千田琢哉さんの人気作品がリニューアルしました。

私は、リニューアル前の本を今でも手元に残していますよ。

『新版 人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。 20代で身につけたい本の読み方88』では、前作と構成は大きく変わらないのですが、電子書籍、ネットでの情報収集が加えられ、さらに心強くなった1冊です。


『書きたい人のためのミステリ入門』新井久幸

こちらは始め、実用書として取り上げてみようと考えていました。

新井久幸さんは、ミステリ業界で若手作家さんを育てられている編集者の方です。

出版社の目線で「ルールに乗っていても面白い作品」を書き上げるヒントを、何と13章でまとめられています。

『書きたい人のためのミステリ入門』の冒頭で「読むと書くとは表裏一体」とあります。

初めは、「読者目線で物語を書くノウハウ」としか思っていませんでした。

実はその反対、「作家目線で物語を楽しめる」ことも同じだと思えてなりません。

ミステリ好きの方は、分かりづらい花水(hanami)の説明よりもぜひ本を読んでみてくださいね。




「これからの読書」は『自己肯定感を上げる OUTPUT読書術』


アバタローさんの『自己肯定感を上げる OUTPUT読書術』を読んでみると、「なるほど〜」ととても納得できます。

なぜなら、本当の本好きの方の実践することだからです。

似たような方法は、読書術について発信している多くの方が自分に合わせて取り入れています。

まだ、ご自身の読書術を身につけていない方は、1度マネしてみてはいかがでしょうか。



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