本当に本が読みたくなる読書のブログ

読書好きのための本当に読みたい本が見つかる書評ブログです。小説、実用書、ビジネス書ジャンルを問わず紹介。読書にまつわる豆知識のお話、文章の書き方のお話もありますよ。

春におすすめ、今とこれからを生きる人の3冊の本2021

新しい生活と今とこれからを生きる人の実話


恒例の「春におすすめの本」コーナー。

「新しい生活」が始まり、新型コロナと向き合いながらの「これから」の暮らしに不安もあります。

そこで、春からはじまる新しい生活とこれからに役立つ、実用書、思想と哲学・考え方の本、一般教養・サブカルと雑学の本、ビジネス書・政治と経済の本、読書の効果と読書術の本、ノンフィクション・エッセイ、小説の7つのジャンルを紹介させていただきますね。

これからを生きる人の本

第6回は、エッセイとノンフィクションのジャンルの本の紹介です。

今回は、「今とこれからを生きる人」をテーマにしてみました。




エッセイとノンフィクション


今とこれからを生きる方の実話は、登山家 石丸謙二郎さん、発明家 小泉武夫さん、人気お笑い芸人サンドウィッチマンのお2人のお話です。

『山へようこそ-山小屋に爪楊枝はない』石丸謙二郎

石丸謙二郎さんをご存知ない方でも、のどかな風景を走る列車にまつわる番組『世界の車窓から』の落ち着いた声は多くの方に知られています。

その声の主が、「達人」と呼ばれる登山家 石丸謙二郎さんです。

3年ほど前から、朝のNHKラジオで『石丸謙二郎の山カフェ』という番組のMCをされ「カフェマスター」と呼ばれ親しまれています。

そんな達人の、山登りへの思いと知識が込められた『山へようこそ-山小屋に爪楊枝はない』。

登山をされたことがない方でも、キャンプやハイキングで石丸流を楽しむことができる1冊です。


『食いしん坊発明家』小泉武夫

小泉武夫さんという食いしん坊がいなかったら、私たちはインスタント味噌汁を食べていなかった。

『食いしん坊発明家』は、「1%のひらめきと99%の食欲」をモットーに発酵食品界で大発明を成し遂げた発明家 小泉武夫の実話です。


サンドウィッチマンの東北魂、あの日、そしてこれから』サンドウィッチマン

3冊目は、私たちのよく知る人気お笑い芸人サンドウィッチマンのお2人が関わる本を選ばせていただきました。

2011年3月11日、東北にいたサンドウィッチマンのお2人は、東日本大地震の被害に遭われました。

災害の当事者として、また東北出身者として始められたラジオ番組
サンドウィッチマンの東北魂」は多くの人に寄り添い、勇気をくれたました。

サンドウィッチマンのお2人と、何かできないかと出演した共演者の方の記録が待望の書籍化。

ラジオでは語りつくせなかった思いが込められた1冊です。



本だからわかる本音


最近の話題ではありますが、SNSのメッセージが流出して大問題になったり、内輪の話題が世の中に広まってしまい、有名人の間ではなかなか本音を言いにくい世の中になってきました。

もちろん、極端な考え方や他の人を傷つける話題で問題になった人は自業自得だと思います。

そういった人が起こす問題で、素敵な考え方を持った方の考えも聞けなくなってきているのも事実でしょう。

サンドウィッチマンの東北魂、あの日、そしてこれから』では、サンドウィッチマンのお2人をはじめ、出演者の方がラジオだけでは語られなかった素敵なお話が書かれた素敵な1冊ですよ。


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