本当に本が読みたくなる読書のブログ

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カフェで読書をすると良い3つの理由

カフェで読書をするといい理由1〜適度な雑音のする環境で集中力が高まる

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カフェで読書をするといい理由、1つは音にありました。

集中力がいる読書にとって、音はとても深い関係があります。


無音よりも雑音のほうが読書に良い


静かな環境の方が一見集中できそうに思えますよね。

実は人は「適度な雑音」があった方が、集中力が増すことがわかっています。

静かな自分の部屋で持ち帰りの仕事や勉強に取り組んでも、さっぱり集中できないのは本当だったんですね。



適度な雑音で集中力が高くなる3つの理由


この「適度な雑音」には幾つかの条件があるようです。

主な条件を3つにまとめてみました。

自分に関係のない音

適度な雑音は自分に関係のない音である必要があります。

自分の職場や学校の話題を話している声がすると気になって仕方がありません。

音楽も自分の好きなアーティストの音楽では、楽しくて集中できないですよね。

70dB(デシベル)程度

もう1つは音の大きさ、それは70dB。

この70dBがどの程度の音かというと、静かな郊外と同じ程度の音のようです。

雑音であること

そして3つ目は雑音であることが重要。

雑音は人の話し声、BGM、店員さんが歩く音、食事の音が入り混じったカフェの中は雑音に包まれているわけですね。


カフェの中は「適度な雑音」に包まれている


カフェの中は全く知らない他人の会話や、興味のないBGMなど「自分に関係のない音」が聞こえてきます。

そして、音量もうるさ過ぎず静か過ぎず、適度な「70dB(デシベル)程度」。

様々な音が入り混じった「雑音」に包まれて、まさに集中力を高めるにはうってつけの環境です。



カフェで読書をするといい理由2〜コーヒー、ココア、紅茶、カフェインで脳を目覚めさせる

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カフェで読書をするといい理由、2つ目はコーヒーや紅茶に含まれるカフェインにあります。


カフェイン


コーヒーや紅茶で身近なカフェインですが、一応精神刺激薬と呼ばれる薬物に当てはまるようです。

同じ分類の薬物には、覚せい剤、コカイン、ニコチンと危険な薬物が当てはまります。

法律で規制されていない理由は致死量が普通の飲用では超えないことと、依存性が低いためです。

カフェイン中毒になる量は3時間で17mg/体重1kg、体重50kgの人では450mgになります。

コーヒー1缶が150mlくらいで、おおよそ75ml前後のカフェインを含んでいます。

3時間で6杯以上飲むと危険なので注意して下さいね。



カフェインの効果


飲みすぎると危険なカフェイン飲料ですが、良い効果の方がたくさんです。

覚醒作用はカフェインが中枢神経の脳を興奮させることで、眠気を覚ましすことです。

強心作用は心拍数と血圧を上げる作用。

鎮痛作用は知られているように痛みを和らげる作用、そのため風邪薬や鎮痛剤にも含まれています。

そして、尿を出やすくする利尿作用です。

他にも嬉しい効果では、皮下脂肪の燃焼効果もあるようですよ。


読書に良いカフェインの効果


カフェインの効果の中で読書に良い影響があるのは、覚醒作用と鎮痛作用、そして利尿作用でしょう。

本の情報をインプットするためには、頭が冴えている方が良いですよね。

脳を興奮させて目覚めさせるコーヒーや紅茶は読書のお供にぴったりです。

鎮痛作用は、読書の邪魔になる頭痛や肩こりを和らげる効果があります。

そして利尿作用です。

私はよく寝転んで本を読んでいますが、多くの方は座って読んでいるのではないでしょうか?

動かずに座っていると体の水分は足に溜まってしまい、むくみにつながります。

利尿作用で余分な水分を外に出すことで、むくみを防ぐこともでき、トイレに行くのが休憩にもなります。


コーヒー、紅茶、ココアは読書の共に最適な飲み物。

ちなみに私はコーヒー派です。



カフェで読書をするといい理由3〜疲れた脳にスイーツで糖質補給

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カフェで読書をするといい理由、最後の1つはスイーツが鍵を握っていました。


糖質


糖質と言われると、砂糖を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

もちろん正解ですよ。

糖質には1番小さな単糖類と、単糖類が集まった多糖類があります。

単糖類

単糖類には炭水化物を人や動物が分解したグルコース(ブドウ糖)、果物に含まれるフルクトース(果糖)などがあります。

二糖類

単糖類が2つくっついたものが二糖類。

二糖類には砂糖のスクロース(ショ糖)、乳製品に含まれるラクトース(乳糖)があります。


この糖質の中で砂糖のスクロース(ショ糖)は、グルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)が1つずつくっついた糖質。

2つだけなので短時間で消化されて、すぐにエネルギーに変わります。



糖質が脳にもたらす効果


人の脳は1日で120〜150gの糖質を消費します。

これは1日に消費するエネルギーの25%程度と言われています。

人の体は糖質の元になる炭水化物、たんぱく質、脂肪をエネルギーとして使っています。

脳は少し特殊で、普通の生活では糖質しかエネルギーとして使うことができません。

頭を使うだけでも、大量のエネルギーが消費されているんですね。


読書に良い糖質の効果


頭を使うためには糖質が必要ですね。

よく、勉強後に甘い物が食べたくなるのも同じことです。

読書はもちろん脳をフル回転させる活動でもあります。

カフェにはスイーツの誘惑が多く、女性だけではなく男性も甘いものを食べたくなりますよね。

カフェで読書をしているときには、むしろ甘い物を食べたほうが、脳を活発に使うことができますよ。



カフェで読書をする贅沢


カフェでのゆったりした読書は、集中力い環境で、脳を目覚めさせることができ、読書で疲れた脳にもすぐにエネルギー補給が行える3つの効果があります。

もう1つの効果、それは「自分へのご褒美」と「気分転換」ではないでしょうか?

いつもとは違う環境で、読書をすることで何だか贅沢を感じることができるのは私だけではないはず。

休日の気分転換にカフェでの読書は最高の楽しみ。

お金の少ない花水(hanami)は、毎週は行けませんが。



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