本当に本が読みたくなる読書のブログ

読書好きのための本当に読みたい本が見つかる書評ブログです。小説、実用書、ビジネス書ジャンルを問わず紹介。読書にまつわる豆知識のお話、文章の書き方のお話もありますよ。

読むべき本より、おすすめの本と紹介した方がいい理由

読むべき本と言われても…

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読書ブログで本を紹介している花水(hanami )が言うと、誤解があるかもしれません。

「読むべき本はコレ」「この本を読むべき」というフレーズは、あまり好きではありません。

好きでもないですし、意味がないことも多いのかなぁと思えます。

読むべき本よりも、おすすめの本と言われた方がいい

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「●●の読むべき本はこの1冊」

こう言われた本を読んだことはありますか?

私はネットの紹介記事で見かけた本を読むことも多く、「たしかにそうかも」と思えたことも、「そうかなぁ」と思ったこともあります。

「読むべき本」と言われると、なんだか強制されているようで不快に思う方もいるでしょう。

本の紹介で、「読むべき」という勧め方はあまり向いていないと私は思います。



読むべき本という勧め方でおすすめできる本は少ない


読むべき本、この勧め方が向いていない理由を考えてみました。

それは、「読むべき本」として強く勧められる本のジャンルは多くはないということです。


ノウハウの書かれた実用書には向いている

「読むべき本はコレ」と勧めることが向いている場合も、もちろんあります。

それは、具体的なノウハウの方法が書かれた実用書の場合です。

職場でプレゼン資料の構成を統一するとき、目標にしているプレゼン資料の作成方法が書かれた本を担当者が読んでおくことは必要なことです。

また、最新の技術を同業の知り合いに紹介するときにも「読むべき本はコレ」と強く勧めるといいですね。

その方法を活用するしないは、相手の人の判断によりますが、最新の技術を早く知っておくことはいいことでしょう。


小説、エッセイの感じ方は個人差がある

逆に、「読むべき本はコレ」と勧めるのが向いていないのは小説とエッセイだと思います。

以前
おすすめの「本の紹介」は役に立ってる? - 本当に本が読みたくなる読書のブログでは、『すべてがFになる』の著者、森博嗣さんの見解を元に紹介する人の「面白いと思う本」は、誰かの「面白く思わない本」なのかもしれないというお話をさせていただきました。

小説やエッセイのように人の「気持ち」に訴えかける本や、思想や哲学の本のように「考え方」を取り入れる本は人それぞれ違いがあります。

読むべき本という勧め方は向いていないジャンルといっていいでしょう。



本は「おすすめ」するもの

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私のブログは、「ジャンルを問わず」本を紹介するブログ。

ノウハウが書かれた実用書も、「こういう仕事の方にはいいかもしれません7という紹介の仕方をしています。

悩みごとや困っていることが、私に近い方でも、同じ本に解決の方法が書かれいるとは限りません。

本はあくまで「おすすめ」するものと思います。

そこで、私が本を読んだ「感想」だけではなく、本に書かれている「事実」を書くことで、「感想」と「事実」が伝わる「本の紹介」ができるように書いていますよ。



「読むべき本」よりも「おすすめの本」

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「読むべき本」と言われると、反対に読みたくなくなる方もいるかもしれません。

本を誰かに勧めるときに、「読むべき本」と勧められる本のジャンルは多くはありません。

仕事のやり方や技術的なノウハウが書かれた実用書は、「読むべき本」という勧め方が向いています。

その他の多くの本、小説、エッセイ、ノンフィクション、思想と哲学の本などは「読むべき本」という勧め方が向いていないジャンル。

その理由は、人によって本から受け取る「気持ち」や「考え方」に違いがあるから。

こうして読書ブログで本の紹介をしている花水(hanami )も、多くの本を読者さんに勧めています。

本の紹介はあくまで「おすすめ」するものと考え、「感想」と「事実」を分けて書くことで、本選びの参考になりやすい紹介を心がけていますよ。

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