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本の賞の種類って?推理小説(ミステリー)の3つの賞

本の賞には何がある?推理小説の3つの賞

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「小説の賞シリーズ」第3回は、推理小説、ミステリー作品の賞のお話です。

大衆文学やエンターテイメント小説の中でも、推理小説はまた別枠の位置にあるのではないでしょうか?

花水(hanami)は前からそう感じていたのですが、文学賞の数も多く、推理小説・ミステリー作品指定での募集を多く見かけました。

そこで、1つの小説のジャンルとして取り上げることにしました。

既に発表された作品

日本推理作家協会賞

対象:推理小説(長編及び連作短編集、短編、評論その他)
主催: 日本推理作家協会
選考:長編小説部門はあさのあつこ逢坂剛黒川博行長岡弘樹麻耶雄嵩 、短編小説部門は大沢在昌北方謙三真保裕一田中芳樹道尾秀介
賞金:腕時計、賞金50万円
公式サイト:[ ホーム|日本推理作家協会]


日本推理作家協会賞は、日本国内のミステリー作品の中で1番権威のある賞といわれています。

その理由は、1948年の江戸川乱歩が活躍していた時代から名前を変えて受け継がれてきているため。

その年、発表された推理小説の中で最も優れている作品に与えられています。

また、部門が「長編及び連作短編集部門」「短編部門」「評論その他の部門」の3つに分かれているのも特徴的です。

2012年の受賞作品『ジェノサイド』高野和明は、国や人種を超えて起きる大掛かりな謎解きを楽しめる1冊でふよ。


未発表の作品

江戸川乱歩賞

対象:未発表の長編小説
主催:株式会社 講談社
選考:池井戸 潤、今野 敏、辻村深月貫井徳郎湊かなえ
賞金:江戸川乱歩像、賞金1000万円、出版後の印税
公式サイト: 江戸川乱歩賞 | 小説現代

ミステリーの賞の中で最も知られているのは、江戸川乱歩賞ではないでしょうか?

業界では、推理作家の方の登竜門といわれているようですね。

選考委員の作家さん方は、本を読まない方でもどこかで目にしたことのある名前ばかりではないでしょうか?

なかでも池井戸 潤さんはビジネス上の謎を、辻村深月さんは人と人とのつながりの中の謎を解く作品が思い浮かびますね。

募集の締め切りは1月末日、その年の7月に「小説現代」で発表されます。

また、江戸川乱歩賞は他の文学賞に比べて賞金が1000万円と豪華なことで知られていて、これには理由があります。

それは、出版後の印税は支払われますが、その他にも細かな決まりがありるためです。

①出版権は3年間講談社にある

②映像化はフジテレビに3年間の独占利用権がある

二次利用も含めたすべてのフジテレビの独占 利用権の対価は受賞賞金に含まれる

つまり、対象が書籍化されて爆発的なヒットをして、後にドラマ化されたとしても、利用料は著者には入りませんよということになります。

3年間は印税を除いて、権利を講談社とフジテレビに渡す形になるため、賞金が他の文学賞に比べて高額なことになるんですね。


『このミステリーがすごい!』大賞

対象:未発表の中編ミステリー小説
主催: 宝島社、NECメモリーテック
選考:選考委員(2017年)、大森望香山二三郎吉野仁
賞金: 1200万円(大賞)
公式サイト: 『このミステリーがすごい!』大賞

宝島社が主催する『このミステリーがすごい!』大賞。

対象は「エンターテインメントを第一義の目的とした広義のミステリー」とあり、謎解きの要素があれば作品のジャンルは問わないとされています。

締め切りは5月末日、10月に発表がおこなわれます。

『このミステリーがすごい!』大賞も江戸川乱歩賞同じく賞金が高額です。

こちらも理由は同じで、出版権と二次利用権は宝島社にあるようです。

過去の受賞作品には、第7回大賞『臨床真理』柚月裕子さん、第11回大賞『生存者ゼロ』安生正さんが有名です。



推理小説・ミステリー小説で注目の賞は?


やはり、注目したいのは江戸川乱歩賞………と言いたいところなのですが、今年は『このミステリーがすごい!』大賞に注目してみます。

それは、受賞作を読んだことがあるからという単純な理由です。

ちょうど5月に締め切り、10月に発表ですね。

まだまだ時間もあるので、最終選考に残った作家さんの作品を読んで受賞予想をしてみたいです。

ちなみに花水(hanami)は、推理小説もかなり読みますよ。

本の紹介が少ないのは、ネタバレの可能性が高いからでしょうか?

過去の本の紹介を読み返してみて、推理小説をあまり取り上げていないことに今気がつきました。



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