本当に本が読みたくなる読書のブログ

読書好きのための本当に読みたい本が見つかる書評ブログです。小説、実用書、ビジネス書ジャンルを問わず紹介。読書にまつわる豆知識のお話、文章の書き方のお話もありますよ。

キーワード選びとブログのSEO対策記事の書き方

キーワードを決めてSEO対策記事を書く3つのポイント


連載の「キーワード選び」シリーズ。

第1回は「キーワード選びの流れ」をお伝えし、第2回は「キーワード探しの方法とキーワードツールの紹介」。

前回の第3回は、「Googleキーワードプランナーで検索需要を調べる方法」よお話。

今回の第4回は、いよいよキーワードを決めてSEO対策記事を書くお話です。


キーワードとSEO対策の関係、キーワードの選び方

キーワードとSEO対策の関係

「キーワード選びはSEO対策に大切」

ブログをされている方は、記事の書き方を扱ったテーマの記事でよく目にする言葉ですよね。

SEOとは、「検索エンジン最適化」という意味で、GoogleYahoo!など検索エンジンに表示されやすいページを書く作業です。

検索エンジンは、Webページに書かれている言葉を解析して順位を表示しており、その仕組みは「アルゴリズム」と呼ばれ、細かく公表はしていません。

検索エンジンが登場してから、長年をかけて多くの検証が行われてきました。

中でも、検索エンジンを利用するユーザーが検索をするキーワードがWebページに含まれていることが重要です。

タイトルや文章にユーザーが検索するキーワードが含まれていること、キーワードと関連する内容も記載されていることで、検索エンジンは「関連性の高いWebサイト」と判断し上位に表示してくれるためです。


関連キーワードは検索需要の高いものを選ぶ

キーワードを選ぶ方法と、必要な情報は前回の記事でお伝えした①関連キーワード②検索ボリューム③競合性の3つでした。

この3つの中で、②検索ボリュームが多いことは、ユーザーの方が多く検索需要が高いキーワードです。

多くの方が知りたい情報を、キーワードに含めることがSEOでは大切になります。

後半で詳しくまとめますね。



キーワードを入れたSEO対策記事を書く3つのポイント


キーワードを入れたSEO対策記事を書く際に、私は3つのポイントに気をつけています。

①キーワードはタイトルと文章両方に入れる

②見出しにもキーワードを入れる

③キーワードは文章の5%以下

こちらも、後半で詳しくまとめてみましたよ。



キーワードは検索需要の高いものを選ぶ

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Googleキーワードプランナーから得られる情報には、①関連キーワード②検索ボリューム③競合性の3つの情報があります。

この3つの情報を元に、キーワードを選ぶ際、どのような決め方がいいのでしょう?

Webを運営される多くの方が行なっていて、私も行なっている方法をお伝えしますね。


関連性の高いキーワード

まずは、「①関連キーワード」にどのキーワードを取り入れるかです。

Googleキーワードプランナーでは、入力したキーワードに関連性の高い順に①関連キーワードを並び替えることもできます。

例えば「読書」のキーワードには、「本 おすすめ」の2つが関連性の高いキーワードで表示されます。

関連性が高いキーワードは、「読書」をテーマに書かれたページには「本」の内部や紹介、「おすすめ」の本や読書の工夫が書かれていると「読書に関連の高いページ」とGoogleが判断して検索エンジンで表示しますよということになります。

関連キーワードは、できるだけテーマにしたキーワードと関連性の高いものを選ぶようにしています。


月間平均ボリュームの高いキーワード

次に、検索ボリュームです。

検索ボリュームは、例えば多くの方が検索されるiPhoneや選挙前の政党のキーワードでは「100万以上」と表示されることも珍しくはありません。

私のブログで取り上げる「読書」や「本」では、多くても1万〜10万。

取り組んでいるSEO対策記事では、キーワードの検索ボリュームを次の6つに分けて書くかどうかを決めています。

★10万以上=書けない
☆1万〜10万=最優先で書く
◉1000〜1万=優先して書く
○100〜1000=他になければ書く
△10〜100=書かない
*〜100=書かない

検索ボリューム★10万以上では、文学賞受賞作のタイトルや、芸能人の方の本のタイトルが多く、テーマにしづらい内容でした。

そこで、「本 おすすめ」「おすすめ 本」(☆1万〜10万)、「文庫本 おすすめ」(◉1000〜1万)のように、テーマにしやすいキーワードを検索ボリュームの高い順で優先して書くようにしています。


競合性は?“私は”低いキーワード

キーワードの競合性については、参考にさせていただいたWebページでも意見は分かれています。

「競合性が高い記事を書くべき」という意見では、Google広告で広告を出したい企業が多いキーワードを選ぶことで、「読者さんが、知りたいことにつながる広告が表示されやすい」というメリットがあるようです。

「競合性が低い記事を書くべき」という反対の意見では、同じキーワードのライバル記事が少ないテーマを選ぶことで、「読者さんに、今までと違った視点の情報を提供できる」メリットがあります。

私はあまり他の方が書かないことをテーマにしたいことまもあり、競合性が低いキーワードを選んでいます。



タイトルと文章両方にキーワードを入れる

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先ほどの3つの情報を元にキーワードを選んでみました。

①関連キーワード=高い順
②検索ボリューム=高い順★10万〜
③競合性=低い

この3つには、「読書」のキーワード、「本 おすすめ」の関連キーワードが当てはまります。

キーワードが決まると、タイトルと文章を書くだけになり、普段からブログを書かれている方には慣れた作業なのではないでしょうか?


タイトルの書き方

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キーワードと関連キーワードは、「順番と語彙を変えずにタイトルにする」必要があります。

理由は、順番を変えてしまうとキーワードと関連キーワードの関連性が変わってしまうこと。

語彙を変えると、全く別のキーワードになってしまうためです。

順番と語彙を変えずに決めたタイトルがこちらです。

読書の秋、気分を暖めるおすすめ〜小説編」

きっと、見た方は疑問に思うと思います。


スペースの空いた関連キーワードは別の言葉を入れても良い

読書の秋、気分を暖めるおすすめ〜小説編」では、キーワードの間に別の言葉が入ってしまっています。

実は、キーワードの書き方のポイントに「スペースの部分に別の言葉が入ってもいい」といわれています。

「読書の秋、気分を暖める本をおすすめ〜小説編」では、3つの「読者 本 おすすめ」は順番と語彙が変わっていないため、間に「秋 気分 暖める」と別の言葉が入っても大丈夫なんですよ。


見出しにもキーワードを入れる

タイトルが決まると、次は記事の本文に取りかかります。

もう1つ大切なポイントがあります。

それは、記事の最初の「見出し」。

私が読ませていただく、ほとんど方のページでは綺麗に見出しを組まれていますよね。

実は、記事の最初の「見出し」にキーワードを入れておくことで、検索エンジンが「タイトルとテーマが合っている」と判断しやすいといわれています。

最初の「見出し」にキーワードを入れて文章を書くためには、以前紹介させていただいた「結論優先型」の文章のフォーマットが役に立ちますよ。

上手な文章の書き方〜ブログのコラム記事に向いている「結論優先型」のフォーマット - 本当に本が読みたくなる読書のブログ


本文のキーワードは5%以下?

タイトルと見出しが決まると、内容を書く段階になりますよね。

SEO対策記事では、キーワードを含めたタイトルと見出し、そして記事の内容に当たる本文にもキーワードを「自然になるように」含ませる必要があります。

この「自然になるように」は、読者さんが「読んでいて不自然に感じない」程度という意味ですが、少し曖昧な表現でもあります。

そこで、私がブログの勉強に読んでいる染谷昌利さんの本にはこのように書かれていました。

「総文量に対して5%以下」
ブログ初心者の方におすすめ!染谷昌利さんの『世界一やさしいブログの教科書1年生』の紹介 - 本当に本が読みたくなる読書のブログ


本格的にSEOに取り組んでいる方は、文章チェックのツールを活用しているようですが、私は「見た目でおおよそ」判断しています。

今回のように長くなるページでは、Wordの機能を活用したりもしていますよ。




キーワード選びとSEO対策記事のまとめ


「キーワード選び」シリーズ、第4回ではキーワード選びの方法とSEO対策記事の書き方をお話しさせていただきました。

他の方のサイトや本を参考に、私は3つの情報を元にキーワードを選んでいます。

①関連キーワード=高い順
②検索ボリューム=高い順
③競合性=低い

関連キーワードの関連性が高く、検索ボリュームが多いキーワードは、「情報を知りたい読者さんが多い」内容でもあります。

競合性が高いキーワードの方が、読者さんが知りたい情報に関係した広告が表示されやすいメリットがあります。

逆に、競合性が低いキーワードはテーマに上げている方が少ないキーワード。

私は、他の方があまり書いていない視点で読者さんにお伝えしたくもあり、競合性の低いキーワードを選んでいます。


また、キーワードを決めた後、SEO対策記事を書く際に意識している3つのポイントもあります。

①キーワードはタイトルと文章両方に入れる
②見出しにもキーワードを入れる
③キーワードは文章の5%以下

中でも、記事の文章に含まれるキーワードの量は「不自然にならない程度」と曖昧な表現にも思えます。

そこで、ブログを長年運営されている染谷昌利さんの本に書かれている「キーワードは文章の5%以下」を1つの目安にしていますよ。

4回にわたりお送りさせていただいきました「キーワード選び」シリーズ、今回で最終回です。

ブログを始めて半年以上経った頃、「もっと多くの方に読んでほしいな」と思い、ブログを大きくするためにSEOというものを調べ始めました。

まだまだ月に2〜3記事、SEO対策記事を書く程度で本格的に取り組んでいるわけではありません。

私は調べてから、今の方法を実践できるまでに半年以上、ブログを始めてから1年以上かかりました。

ブログに取り組まれる理由はそれぞれだと思いますが、中には「すぐにブログを大きくしたい」と思われる方もいると思います。

今回まとめた情報が、ブログの取り組みに役に立っていただければ幸いと思います。


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