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第164回直木賞ノミネート作品のレビュー数

第164回の直木賞予想〜レビュー数


第164回直木賞の受賞予想、当てるためにはどんな取り組みが必要なのでしょう。

以前、本屋大賞の受賞予想で2位と3位が当たった際のやり方を取り入れてみることにします。

まずは、作品の人気を通販サイトのレビュー数で順位付けしてみますね。

直木賞候補作のAmazonレビュー数


オンラインの電子書籍や通販サイトの書籍販売の需要が増えている2021年。

文学賞にも、少なからずオンラインの声が影響していると花水(hanami)は考えます。

そこで、第164回直木賞候補作を2021年1月4日時点のAmazonレビュー数順に並び替えてみました。

『オルタネート』加藤シゲアキ

レビュー数:69
評価:☆☆☆☆☆

レビュー数1位は、やっぱり『オルタネート』。

2012年1月に『ピンクとグレー』でデビューされ、執筆数は10作品を超えた加藤シゲアキさんの作品が大人気です。


『汚れた手をそこで拭かない』芹沢央

レビュー数:28
評価:☆☆☆☆

レビュー数2位は、『悪いものが来ませんように』『火のないところに煙は』などミステリの話題作を残している芹沢央さんの作品でした。

他にも『許されようとは思いません』で第38回吉川英治文学新人賞を受賞されている芹沢央さん、今回の有力候補と花水(hanami)は見ています。


『アンダードッグス』長浦京

レビュー数:26
評価:☆☆☆☆ ☆/★

レビュー数3位は長浦京さんの『アンダードッグス』。

2019年に、『マーダーズ』が日本推理作家協会賞候補、このミステリが読みたい!大賞6位に選ばれた実力のあるミステリ作家さんです。

知名度というより、作品の面白さでレビューを獲得している印象を受けます。



インビジブル坂上

レビュー数:13
評価:☆☆☆☆

レビュー数4位は、『インビジブル』でノミネートしている坂上泉さん。

執筆数が2作品と少ない中で、1作品の世界観が評価されている作家さんです。


『八月の銀の雪』伊与原新

レビュー数:8
評価:☆☆☆☆☆/★

レビュー数同列5位は、伊与原新さん。

科学的な裏付けがされたリアルな世界観を描かれている、現役の地球惑星学者さんでもある作家さんです。


『心淋し川』西條奈加

レビュー数:8
評価:☆☆☆☆☆/★

同じく、レビュー数同列5位は西條奈加さん。

第36回吉川英治文学新人賞の他、いくつもの文学賞受賞経験のあるベテラン作家さんです。



レビュー数上位3作品でTwitterアンケートを開催


第164回直木賞候補作をレビュー数順に並べてみたのですが、作品と作家さんの人気と話題性がそのまま直木賞の順位になるとは思いません。

そこで、『オルタネート』加藤シゲアキさん、『汚れた手をそこで拭かない』芹沢央さん、『アンダードッグス』長浦京さんの3作品でTwitterアンケートを開催。

得票率(%)をそのまま得点に当てはめて、花水(hanami)の予想順位に追加点を加えて受賞予想をさせていただきますね。

受賞予想1位 30点
受賞予想2位 20点
受賞予想3位 10点




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